観た、『忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッとTHE MOVIE』 | Joon's blog

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『忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッとTHE MOVIE』を観ました。



シュリケンジャーの乗る天空神が何者かにより撃墜された。
墜落した山地に向かった忍風戦隊ハリケンジャーは、アストラム第4惑星の姫であるライーナという少女に出会う。宇宙忍猿のヒザールとブリザールに捕らわれていたライーナは、天空神との交戦中に隙を見計らって逃げ出したのだという。
永遠の命をもたらす妙薬を得られる玉喰いの儀式を行おうとする宇宙忍猿たちは宇宙忍群ジャカンジャを騙し、再びライーナを捕らえる。
ハリケンジャーは、無事だったシュリケンジャーや電光石火ゴウライジャーと共にライーナの救出に向かう……といったお話。

遠い世界からやって来た女子を守るという、スーパー戦隊シリーズ劇場版の定番、かつ王道たるお話ですね。
本作のヒロインであるライーナはお姫様ですが、これがとんでもないジャジャ馬で、ハリケンジャー(主に鷹介)を家来のごとく見下すような横柄な態度を取る、ま~根性の腐った小娘です。演じているのが吉野紗香さんでなければハヤテ丸の錆にしていたものを…(笑)。

劇中では可愛らしい吉野さんですが、舞台挨拶等ではギャルギャルしてるギャップもまた一興……かな?

そんな小生意気ながらも、衣装も含めて可愛らしいライーナ姫ですが、実は過酷な運命を背負っています。悪の連中=宇宙忍猿に利用されそうになるのがお話の端緒にもなっているわけですが、その理由がなかなかハードで…。
宇宙忍猿は求める永遠の命を求めますが、それとライーナに何の関係があるのかというと、儀式の中で焼かれたライーナの体は永遠の命の妙薬となるとの事。つまり、焼死体の灰が薬になるんですよ?
怪物への生贄なんてシチュエーションはありきたりだし、そうなる事はないとは言え、よくもそんな怖ぇー事を思い付くなぁと…。

本編はもちろんですが、一番の見どころはエンディングのダンスですね。
ハリケンジャー側のみならず、ジャカンジャ勢やゲストを含めたキャラ総出でダンスをするという平和感がいいんですよ。
「アンタらさっきまで命がけで戦ってたじゃん?」とツッコみたくもなりますが、スーパー戦隊シリーズはこのくらいの余興を許容できる空気が漂っているのが好きです。
たとえ本編が重っ苦し~展開になったとしても、とりあえずダンスでもして、さっきまでの辛かった事は忘れようぜ!的なアッケラカンさがあるというかね。

 

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Blu-ray版はもう一編(=『ハリケンVSガオ』)が収録されています。

 

メイキングや舞台挨拶も映像化されていますが、それらは

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↑の、BOX版にしか付属しないボーナスディスクにのみ収録です。

オマケ映像ながら、ある程度までのリマスター作業はしてあるので、興味とお金がある人はこちらの方が良いかもしれません。