観た、『星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー』 | Joon's blog

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『星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー』を観ました。

 

宇宙海賊バルバンを倒し、星獣戦隊ギンガマンの面々が平和に暮らす中、地球に飛来した巨大な物体。それはグレゴリ艦長が乗る魔獣ゲルマディクスだった。

ギンガマンはどうにかグレゴリとゲルマディクスを退却させ、その戦いの中で電磁戦隊メガレンジャーのメガレッド=伊達健太と知り合う。

ゲルマディクスを探し当てたギンガマンとメガレンジャーだったが、そこにはグレゴリが復活させたゼイハブ船長を初めとするバルバンの魔人たちが待ち構えていて……といったお話。

 

スーパー戦隊恒例のVSシリーズ第4弾。“第4弾”というより、“ギンガマンとメガレンジャー”と呼んだ方が通じやすいですね(笑)。

地球の力を転用したアースで戦うギンガマンと電子機器の力を使って戦うメガレンジャーという、アナログとデジタルという意味で対極的な位置にある両戦隊が力を合わせて戦うのが見どころ……のはずですが、そんな崇高なテーマなんて皆無なので、とりあえず気楽に楽しみましょう(笑)。

 

多くのVSシリーズは、現役戦隊が放送中=敵組織との戦いが最後の局面を迎えているあたりに公開(発売)される事が多かったので、敵組織がまだ健在しているタイミングでの話が多いですが、本作の場合はメガレンジャーの敵組織であるネジレジアはもちろん、現役戦隊であるギンガマンの敵組織であるバルバンも壊滅させた後の話なのが珍しいです。

やっとこさ壊滅させたばかりのバルバンの、ほぼフルメンバーが復活→2周目に突入させられると知った時のギンガマンの絶望感も半端じゃなかったでしょう(笑)。

幹部クラスは全員、魔人も20人くらい(!)復活させるんだから、グレゴリの儀式はとんでもなく効果がありますね。まぁ、驚くべきは頭数だけで、戦闘力に関しては戦闘員=ヤートットと同等なのはお約束ゆえ、どうかお目こぼしを…。

 

ギンガマンの面々と言えば、本来はギンガの森の住人ですから、彼らにとってはああいう服を着ているのは至って普通なんですが、これが現代の日本となると色々とややこしい事が起こります(笑)。

そのアンサーとして、ギンガマンが当時の日本人が着るような服に衣替えするのは、ありそうでなかった姿で新鮮です。代わりに健太がリョウマの服を着て、千里に冷ややかな目で見られるのが面白い(笑)。

この頃は両戦隊の衣装交換をちょいちょいやってましたよね。今作では5人全員が交換するのではなく、健太だけってのがメガレンジャーらしさがありますね。みくも着たがるかな…(笑)。

 

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Blu-ray版の映像特典は静止画だけは多め。この頃はまだメイキング映像は収録されてなかったしね。

 

ところで、この手のちびっ子向け作品にメイキングって必要でしょうか? 

もちろん、いい歳こいた人は歓迎するんでしょうが、背中のチャックをまだ知らないようなちびっ子に撮影の舞台裏を見せるのって夢を壊す事に繋がるんじゃないかと思うので…。