もう話はこれくらいにして…
覚悟しろ!
こんばんは、あとりえです。
気付けば当ブログを始めてから5年の
月日が経っていました。
1回だけ停電を理由にサボっただけで
毎週何かしらのネタを捻り出しては
更新してきました。
半ば無理やりな内容での更新とかも
あったりしましたが、なんだかんだ
楽しく書いてこれたかな、と。
あ、まだ終わりませんからね。
1.今回の話題は─
今年度もラスト1週間となりました。
さすがに社会人も10年以上やっていて、
新生活という経験もその分ないわけで、
年度末で忙しいな、くらいの感覚。
どちらかといえば年始から続いた新作の
ゲームラッシュにてんてこまい。
それも一応は1ヵ月ほどは落ち着く様子。
いやまあ、アプデとかありますけど。
ひとまずこれまで発売したタイトルの
やり込みをしたいところなんですが、
正直何も手を付けていないタイトルも
あったりするんですよね。
予約までした作品にも関わらず。
それも予定になかったゲームが原因。
しかも、年末に買ったままになって
眠っていたはずが、 新作発売直前に
触り始めた結果、ドハマりしたという
恐ろしいゲーム。
それが、
Vampire Survivors
というゲーム。
前回紹介したWo Longの発売前日。
日付が変わるまで中途半端に余った
時間を埋めるために起動しましたが、
結果として危うくWo Longそっちのけで
夜通しやってしまいそうな事態に。
ひとたび触れればその中毒性により
生活を破壊しかねないゲームである
本作について今回はお話していきます。
2.生き残るのだ─
本作、2021年末頃に配信となり、
頻繁にアップデートを繰り返しながら
昨年10月に正式リリースとなり、
年末には追加DLCの配信されるなど、
2022年を大いに盛り上げた本作。
私もその話題を聞きつけ購入したものの、
しばらく眠ったままになっていました。
そんな本作、今月触り始めたばかりで
プレイ時間は70時間近くに達し、
3月中にはWo Longの本編攻略から
ホグレガのトロコン作業、友人との
Apexや復習がてらのバイオハザード4、
先週の新作2本という本数のゲームを
遊んでいた月としては異例の数字。
内10時間そこそこが放置している
時間だったと考えてもこのゲームが
いかに恐ろしいものか分かりますね…。
そんな本作、どんなゲームかと言えば
簡単な内容で一定のクール時間で
自動的に攻撃する武器を手にして
四方八方から迫りくる敵を倒しながら
30分間を生き残るという内容。
キーボード操作であれば片手で済む
簡単操作のゲームとなっています。
攻撃が自動のため、プレイヤーの操作は
移動とレベルアップ時の取得アイテムの
決定くらいになります。
私が大好きなアクションゲームのように
敵からの攻撃の種類に応じて回避などを
駆使して立ち回り倒していくのではなく、
本作は敵から適切な距離を取りながら、
こちらの攻撃を当てていくというのが
ゲームを始めたての操作感になります。
他にもレベルアップによる武器や装備の
獲得・強化や、金貨を集めキャラ開放や
キャラ強化を行う、ステージ上にある
レリックを入手するなどのゲーム要素が
あるのですが、詳細は割愛します。
ゲームルール、操作は至極シンプル。
ドット絵で描かれた世界で延々と
敵と戦い続けるこのゲーム。
Live-2Dなどで描かれた美麗な世界も、
様々なアクションで敵を倒す達成感も、
感動し魅入るようなストーリーも
このゲームにはありません。
それでも、このゲームはやばい。
3.蹂躙せよ─
そんなゲームの何が面白いのか。
まずは30分生き残るという目標、
これを達成するために繰り返す成長が
大きな中毒ポイントとなります。
最初は10分生き残ることができれば
御の字といったレベルからスタート。
そこから少量ながら稼いだお金を使い
能力の底上げをし、少しずつですが
長く生存できるようになっていきます。
能力が上がって少しでも生存時間が
伸びると、次に成長した時どうなるか、
もっと能力を伸ばしたい、果ては
30分生き残りたいと止め時を失い、
ひたすら繰り返しています。
またキャラクターの成長のみならず、
新しいキャラや武器などを入手する度、
試してみたくなってしまうのも
特に序盤では強力な中毒性となります。
また、 武器と言えば特定の装備との
組み合わせによって武器が進化する
というシステムも存在しています。
武器に応じた装備を入手してあると、
武器のレベルが最大になった際に
宝箱から進化した武器を入手でき、
純粋な攻撃性能が上がるものから、
与ダメから割合で自身が回復する
といった付加効果が付くことも。
この組み合わせを見つけるのもまた、
本作から抜け出せなくなる一因。
武器・装備はそれぞれ基本6種ずつ
入手することができ、この組み合わせ、
ビルドをプレイする度に考えるという
楽しみもあるんですよね。
というのが30分生き残るのを目標、
ないしは生き残れてからしばらくの
ゲームの楽しみになってきます。
それからはステージやキャラクター、
武器をアンロックするための条件を
満たすために各ステージを様々な
キャラクターで遊ぶことになり、
最終的には正式リリースの際に
追加となったラスボスを倒すのを
目標になってくるかと思います。
で、ラスボスを倒したら終わりなのか、
と言われれば断じて違います。
ここから何をするのかは人による、
といったところで、例えば全キャラで
全ステージを規定時間生き残るとか、
いろんなキャラでいろんなビルドを
試してみるとか、 縛りプレイするとか、
いろんな遊び方があると思います。
ただ、私がラスボスを倒してなお、
本作を遊ぶ最大の理由は金の卵です。
キャラ強化とは別に購入したキャラの
能力値を極小恒久的に上げるもので、
1つだけでは微々たるもの、というか
影響すらしないレベルで、 100個単位で
目に見えて変わってくるもの。
で、この金の卵を集めるためには
金策が必要になってくるのですが、
この金策の行き着く先が放置です。
あらゆる敵の攻撃で死ぬことがなく、
初期位置に棒立ちしたままの状態で
迫ってくる敵をただひたすらに
倒し続け、レベルアップを繰り返し、
無尽蔵にゴールドフィーバーで稼ぐ。
私はこれがやりたかったんです。
敵が画面端で消えてはEXPジェムのみ
回収範囲が画面外にまで及んだ
キャラクターの元へ飛んでくる。
武器の性質により生成される燭台から
金貨を生成してはゴールドフィーバーを
繰り返す。 これです。
繰り返すたびに効率が上がる金策。
なり続ける金貨取得の効果音と
デカデカと表示される獲得金額。
この演出に脳をやられたプレイヤーは
数知れずといったところでしょう。
おそらくこれ、ギャンブルに似た
性質を持ってると思うんですよね。
明滅しては消えていく敵。
おびただしい数の与ダメ表記。
狂ったように増え続ける獲得金額。
安易に手に入るこの快感を簡単には
手放すことはできません。
正直、このゲーム最大の中毒性は
無尽蔵に大きくなる数字にこそある。
私はそう思っています。
4.総括─
ここまで語ってきたヴァンサバですが、
この魅力を伝えるのは難しいです。
私が思うに、本作がやばいのは
ゲームから得られる快感を
至極シンプルに凝縮した結果
じゃないかと。
30分生き残るというシンプルな目標。
その過程で生じる探索や試行錯誤。
様々なビルドでの生存を賭けた戦い。
その先の無尽蔵なキャラの成長。
それらが非常にシンプルな数字で
現れるというシステム。
しかも、これが500円という価格で
販売されている現実。
スマホ版に至っては無料です。
最悪、無料で生活を破壊できる本作。
今からでも遅くはないぞ。
それでは、また。