あただの映画三昧 -8ページ目

ボルベール〈帰郷〉

ペドロ・アルモドバル作品。
'06カンヌ最優秀主演女優賞(なんと出演女優6人全員!)

半年近く、公開を待ちに待った作品だ。


タイトル通り、姉妹のふるさとへの帰郷から始まる。
それは死んだハズの“母”への回帰でもあり、人生の再生でもあった。

とにかく序盤からペネロペ・クルスの輝きは目を見張るばかり。

やがて、彼女はとても大きな事件を抱え、サスペンス色を帯びた展開になる。

「あれ?こんな映画なん?」

軽い失望はその後、見事に吹き飛ばされることに…


死をイメージさせる鮮血の“赤”、スペイン女性の象徴でもある情熱の“赤”サンダル
全編に渡り、見事に彩られている。


スペイン。
観終えて、情熱の国への「憧れと失望」が、共に倍増したショック!

そしてスペイン映画の虜になったことは、さらに確実である。


2200円

ピアノ・レッスン

'93カンヌのパルムドール。
同じく'93アカデミーの主演、助演女優賞。
'94キネ旬第1位…
華々しい経歴王冠2


「官能的」
この作品の紹介には、必ずこう書かれていた。

ふむふむ。
まさにその通り。

そして次のキーワード。
「ハーヴェイ・カイテル」

こりゃやられた。
ダサ&エロス…彼の魅力満載だ。


ただ、好きな作品かと聞かれれば?かな。
今まで“凄いよ。面白いよ。”と、耳にし続けたので得意のヘソ曲がりが出たのかもしれないシラー

何だろう…
もっと音楽的要素が強いのを期待していたのもある。

うーん。
1800円というとこで。

間宮兄弟

日本アカデミー賞でなんか賞もらってたね。
新人賞?塚地?


さて内容。
モテない、サエない、しかもいわゆる“オタク”の二人兄弟。
何とか女の子とお近づきになろうと頑張る日々。

設定自体は面白い台風

しかし…
クスクス笑いを誘うのであろう?細かい演出が逆にウザイ。
これはセンスの問題。

中島みゆきもいらんね。

森田芳光監督老いたり。
古い…
作品自体の全般の流れ、空気感が一時代前ヒヨコ
90年代なら圧倒的支持で迎えられただろう。残念。


あともう一つは「仲の良い素朴な兄弟」の描き方が若干、美しくメルヘンチック過ぎる。
ゆえに女性には多く支持されたんかな?


全体として辛口のレビューだが、唯一の収穫は“沢尻エリカ”。
撮影当時、売れ始めた自信なのか、存在感(オーラ)がすごい出てる。
常盤貴子なんか、完全に食ってしまった。
どうか今後、良い作品に恵まれますようにパー


500円