あただの映画三昧 -10ページ目

俺たちに明日はない

'68年度キネ旬第1位作品。

エステル・パーソンズがアカデミーの助演女優賞を獲得している。

また“イージー・ライダー”と共に「アメリカンニューシネマ」の代表作とされる。


舞台は30年代の大不況時代。
生まれも育ちも悪く、頭ももちろん、、、社会に不満と鬱憤を抱く“ボニー&クライド”の二人。

何かデカイ事をやらかして、有名になろうと銀行強盗の旅に出る。


決して「痛快」ではない。かといって「悲哀」でもない。

当時、受け入れられたのは、やはり時代なのか。おとぎ話や空想として。

40年経た今の日本では、とても“ありそうな話”なので、怒りむかっと身につまされ感でいっぱいになった。
「こんな若い奴ら、うじゃうじゃおるで」と。

時代て恐ろしいなシラー


また一つ、映画史に残る作品をやっつけたパンチ!

1000円

死ぬまでにしたい10のこと

23歳。子供二人。夫無職。父刑務所暮らし。
“ヨゴレ”の典型の女性だが、日々の暮らしは小さな幸せに包まれている。

しかし、ある日。

キッチンで意識を失い、医者からは「余命3ヵ月」と宣告されてしまう。


家族には伝えず、日々の生活をこなしながら、そう、タイトル通り“10のこと”を着々とこなしていく。

邦画なら間違いなく「それ泣け。今泣け。」の展開だが、“死”までの彼女の慎ましい(?)行動をサラリと描いていく。
一番の泣きどころの“死”のシーンさえない。


「不幸な女の最後の幸福」は、むしろ微笑ましい位だった。
彼女をワガママな女と責めるなかれ…

1800円

トーク・トゥ・ハー

ペドロ・アルモドバル作品。
なので全編スパニッシュ。

'03年度キネ旬第2位。


観終わったトコだが、第一声。
「何んか、わさわさする。」

植物人間の女性を偏愛する男性看護師=ド変態の物語。
こう書いてしまうと、元も子もないなあ。

とにかく先の展開が読めない。
どこに着地するのか。バッドなのかハッピーエンドなのか…
まさしく「ワクワク」より「わさわさ水瓶座」する感じだ。

間に“大きな事件”が挟まれるが、それも
「えーーーっ。そうなん。ないやろー。それ。」
となり、

そして…

「そのラストかあ台風。やられた。」と。


まさしく“意外な名作”と云えるでしょう。

スペイン映画にはいつも驚かされる。

2500円