忘れな草を忘れないために。 -2ページ目

さよなら。

連休中、
先輩から食堂のお爺さんがなくなったとメールが入った。


まさか、と、やっぱりが入り乱れた。




私の勤務先は少人数ながら食堂がある。

少人数だから、メニューは一種類。
少人数だから、働いているのは、そのお爺さんとパートさんと二人きり。


貧しい日本を経験している世代だからか。
肉体労働の人もいるからか。
何時でも満腹メニューで、
お新香もカレーも何もかも手作りだった。


夏は冷やし中華
冬は鍋やらおでんやら。


鏡開きには、お汁粉。
冬至は、南瓜。
ひなまつりは、ちらし寿司。
入社式は、尾頭付き。
クリスマスは、鳥もも。


納涼会や食堂で飲み会があれば、
綺麗に盛り付けられたオードブルが用意された。

ひとりひとりの好き嫌いも、ちゃんと知ってくれていた。


たまに味が濃いな、とか
この組み合わせは、ボリュームがありすぎて、
とか思うこともあった。


だから、休職あけはお弁当を母に作ってもらっていた。

でも程なくして
あの温かい
メニューが恋しくて食堂で食べるようになった。



そうしておいて良かった。



お別れをしに行き
通夜ぶるまいをいただいていたら
先輩が
「こういうお料理、何時も作ってくれたのに」
ポソリと言った。



色々あってもいい会社だと思うひとつに
その食堂の存在があった。



1ヶ月前まで食堂に来てくれていた。
その使命感に私たちは気づかず
きっと復帰出来ると信じて、願っていた。


今思えば、相当苦しかったはず。


最後まで有難うございました。
安らかにお眠り下さい。



棺の前で手を合わせたけれど。
生きている時にお礼を言いたかった。


川崎大師へ。




節分過ぎた週末、母と川崎大師へ。

再建手術を控え、お札をいただきに。





お詣りが済んだ後は、熱々のお饅頭を買い食い。

開運、て刻印が嬉しい。





買って帰った葛餅。
甘さ控えめ、ひんやりデザート。





この日、母から彼へのバレンタインチョコも預かった。

少し、お裾分けしてもらお。




川崎大師は父との思い出が多い場所だから、どうしても思い出してしまう。

逆を言えば、そういう場所があることが幸せだとも思う。



今回はスナフキン。




ムック本のスナフキン。

友人が、ムーミンを買い。
それを聞いた別の友人が、ミーを買い。

そして私、スナフキン。

この年でも、お揃い、て何だか楽しい。


2013/02/04 20:41

昨日の豆まき。

お豆に付いていたお面が小さい。。
迫力なくてつまんない、て思ったら。

ぴったりなのがいる、と彼。

ほんとだ。

可愛そうだからお豆は当ててないけどね。





3年半ぶり。

関東が大雪に見舞われた前日。
私の結婚式以来会っていなかった友人と再会。








セール最中の渋谷で雑居ビルのカフェに直行。
ひらすら、近況報告やら。



彼女は人生経験が豊富なので
私の怒涛?の1年を感情的にならずに聞いてくれた。


逆に肩透かし?てくらい、サラリと。


彼女は彼女で色々あった様子。
それでも何時ものように、
周囲に助けられ、
自分の気力と努力と才能も活用され
今は落ち着いているみたいだった。



「何があっても、貴女はどうにかなりそうな気がしているよ」



私が言うと、
彼女も大きな目を真っ直ぐ向けて

「私もそう思う」

と答えた。


自分の逞しさ、というより、周りが助けてくれるから。
今までそうだったから、と。


それは貴女の人徳だよ、
というのは何となく言いそびれてしまった。


貴女が人を、自分の心をたまに磨り減らしながらも愛情を注ぐから。
周りも貴女が大切になるから。



彼女みたいに、は難しいけれど。
違うアプローチであれ、私も周りから
結局は大丈夫、と、思われる生き方が出来たら。。。






今さら、渡した新婚旅行土産。
イイトシして、かなり自己満足な内容。

喜んでもいただけたハズ。。

再会?記念撮影?そしてまた来るの?!

彼の熱も徐徐に下がった。

私、頑張ったよねー?


昨年の抗がん剤騒ぎを棚にあげ
何もしてないくせに恩着せがましくしながら、
蒲団のある部屋の押入れをゴソゴソ。。


来週、私の結婚式以来、会っていない友人と再会予定。

なので。

渡せぬままの新婚旅行土産を引っ張りだした。


まあ、もはや新婚じゃない。。。






出てきた、出てきた。
ヘルシンキで買った、ムーミンパパの、
バッグチャーム。




あまりの可愛さに、
我が家の一員のムーミンパパぬいぐるみと記念撮影。


彼もメロメロ。
一緒に写メ撮っていた。


お互い健康だからこその
そんな日常のヒトコマ。



それにしても、女性の30代は厄年三昧。
もう次のが迫ってると友人に知らされ驚愕!!


厄はもう、お腹いっぱい。
考えても仕方ないけど、
気持ちで負けずに過ごさないと損ソン。




こんな新年もまたよし。

喪中なのでお正月も何もない。
そんな気分じゃない。


それに加えて、年末休みに入った途端、彼、高熱ダウン。


色々あった、1年の疲れが押し寄せた模様。

お疲れ様でした。
有難う。

英気を取り戻して、今年も一緒にいて下さい。

といいつつ、余分な蒲団がないので
共倒れしないようにと、
夜は実家に避難中。。。


こんな嫁ですが、末永く一緒にいてくれますかね?




そんな元旦の朝。
母作の煮物と果物持って彼のもとへ向かう途中。
近所で富士山に遭遇。





3年以上住んでいるのに。
見えるなんて知らなかった。


3年損していたような
新年に見られて得したような。


そんな元旦。


別府土産。

毎度のことながら
若干、買いすぎ。









干し竹のこ、なんて初めて見た。
うまく使えるかな?


ほかにも
明太子やら。
かぼすのど飴やら。


一部は会社土産に小分け。





福岡空港限定の
ひよ子のあまおうピィナンシェ。


ちょっと懐かしい甘さのスポンジに苺チョコ。
可愛いし美味しかった。

別府で忘年会 3





翌日は湯布院へ立ち寄り。
しばらく自由行動。


若者に人気という湯布院。
お店も可愛い雑貨やロールケーキ屋さんなどが並ぶ。
若干、軽井沢みたいな感じ。


そんな店並みの終わり頃、現れるのが金鱗湖。









雪もちらつき、かなりの寒さ。





お昼は大分名物、団子汁。
とーっても太いお野菜たっぷりおうどん。
柚子の香りが効いていた。
体が温まる。


次は所々うっすら雪が降り積もり始めた中、
夢大吊り橋へ。




寒いので眺めるだけ~。


そして義兄家族、義姉両親とお別れし
義父の運転で博多空港へ。


義父母はそのまま長崎の家路へ。


お疲れになっただろうな。


義母は
「アネモネちゃん、人生楽しまないと損よ」
と言ってくれた。


小柄なのに元気いっぱい、勢いいっぱいな義母。


けれどそれなりに大きな病気もしてきたという。


そんな義母には弱音は吐けないけど。
元気に笑顔でいかなくちゃ!
と前を向く気持ちになる。


義兄が企画してくれた今回の忘年会。
関東と九州、という遠さにかまけて中々帰省しない彼と私にとって有り難い企画だった。


未来の予定は楽しく多く。
来年もまた出来たら素敵。

別府で忘年会 2

彼家族と別府忘年会。


宿に着いた途端、彼と甥っ子ふたり(小学生)は、
私と彼の部屋で走りっぱなし。


とはいえ自由にみえて、実はちょっと優しかったり。大人だったり。


いい子に育っているんだな~、としみじみ。








お土産には、キャンディーとトイカメラを。

今の子達はフィルムカメラに馴染みがないらしい。

これを機に楽しさがじわじわ伝わるといいな。


ちなみに、キャンディーの隣に入れておいたポチ袋はトイカメラに夢中でスルーされていた。


彼、奮発?したのよ。。。



その後、皆は大浴場へ。
私はひとり、はなれの家族風呂(露天)へ。


義母は事前に
「私のお友達も乳癌でないけど入ってるわよ。
気にしないで一緒に入ろう」
と言ってくれていたけれど。
さすがに兄嫁や兄嫁のお母様には刺激的過ぎかしら。。。と勝手に家族風呂を予約しちゃった。


あとは皆でご飯食べて。
甥っ子の思いつきでビンゴして。


景品は。。


思いつき過ぎて用意されてなかった。
急遽、私達のお茶請け用に用意していた
関東土産やら、母が持たせたお煎餅やらで。
買いすぎていてよかった~。



食事あとは義兄夫妻と義父母と何となくおしゃべりして。


あっという間に深夜。
あっという間に翌朝。




未練がましくチェックアウト少し前に大浴場を覗いたら。。。



誰もいない!!



エキスパンダー入りの、のっぺら胸で独り占め。


皆で入る勇気はなくとも。
時間と規模で大浴場いける!!


ちょっとドヤ顔したくなる発見?ラッキーだった。