8/28(土)、離れ磯である真鶴の大根(便宜上、赤馬の磯の大根なので赤馬大根と記載)に挑戦してきました。

このところ残暑で猛烈な暑さ。週末の天気予報・波予報を見ると、風は無く、伊豆半島全体がこれ以上無いほどのべた凪。暑さで昼間の釣りは辛そうですが、これ以上ない安全な海況は、波があるとリスクの高い磯へ入る絶好のチャンス。このチャンスを生かすさなければ!

考えた末、2021/3/21にウェダーで渡ろうとして深くて渡れなかった真鶴の赤馬大根へ渡ることに。ガイドブックによるとちょい泳ぎで渡る磯とのことなので、今度また水温が高くなる暑い時期に挑戦してみようと考えていたのですが、この暑さは絶好のチャンス。泳げば暑い昼間も体を冷やせて気持ちよさそう。最悪、釣りが出来なくてもシュノーケルだけでも楽しそう。

ジャーン。(ヤフオクの写真を借用)

そのうち離れ磯へ泳いで渡る時に利用しようと先日ヤフオクで購入したサーフボード。遂にこの秘密兵器の出番が来た。フィン、リーシュコード、カバー付きのショートボードでお値段税込み1620円と激安。直接引き取りなので送料無料です。もし岩場で傷ついてボロボロになっても、この値段なら惜しくない。使い倒したいと思います。以前、釣り場で会った離れ磯にウエットスーツで泳いで渡るという人とお話させていただいた時、浮き輪だとほぼ穴が開いてしまうという話を聞いていたので、岩場に当たっても壊れない浮遊体が欲しかったんですよね(後から翌々考えると灯油を入れるポリタンクでも良かったかも)。サーフィン経験は、大昔に見栄っ張りの弟の結婚式でハワイに行った時にロングボードの体験教室に入ったのみですが、これを機会に始めてみるのも楽しそう。当然、妻からは「こんな大きなものどこにおくの!もうやめてほしい。」と猛パッシングを受けます。。。

今回の計画ですが、赤馬大根ではきっと坊主なので事前に夜釣り・朝マヅメでお土産を確保したい。最近真鶴でイシガキダイが釣れているようなので、真鶴のいつもの地磯で夜釣り後に朝マヅメでイシガキダイを確保し暑くなってきたら赤馬大根に渡ることに。夜釣りは、このところフカセよりも胴付き仕掛けの脈釣りに軍配が上がっているので、今回は脈釣り一本で勝負します。

餌は、前回余ったオキアミ、採取したザリガニと、行きがけにあおき釣具店でサザエ1kg(1300円)を購入。大将に大根について聞いてみると、地元の人は結構入っていて、それなりに釣れるようだとのこと。危険な場所だったらどうしようと心配しましたが、少し安心します。

2:00に釣り場に到着し準備していると、ノーメンテで頑張っていたタモ枠が中古で購入してから4回目の使用にも関わらず固着して折れ4分の1が欠損。よくある事なので、いつものように釣糸で結んでとりあえず使えるように。で出しからやや落ち込んだ気分を取り直して勝負開始です。すぐに当たりがあり小さなカサゴが釣れる。しかし形がおかしい。

尻尾部分が無い。小さい時に齧られたのか、それとも奇形か。気持ち悪いのでリリース。


釣っている間、やたらと蚊がたかってくる。しばらく来ていなくて忘れていたが、そういえばこういう釣り場だった。辛い。ここでの夏場の夜釣りは止めた方が良いかも。今日は仕方ないので我慢です。

その後はネンブツダイの嵐。他に先週初めて釣ったナミマツカサがここでも釣れる。

しかし大きな魚が全く掛からない。なんか今日は海の様子がおかしい。凪倒れか?結局朝までまともな魚は釣れず、悔しいので意地になって赤い小魚をキープする。


ルアーマンが1人やって来て横に入った。見ているとトップウォーターでイナワラっぽい魚を掛けバラシ。その後、大きなダツを釣ってリリース。その後は釣れなくなった模様。一言いってダツもらっとけばよかった。。。

こちらはザリガニでイシガキダイを狙うが全く本命が当たって来ない。本命とは別の小さな当たりで餌が取られるのはフグか小さなブダイだろうか。

また2人釣り人がやって来た。何とクリフハンターTVのお二人。自分が大岩の上で釣っているので、奥の赤壁へ下りていかれた。見ていると底物狙いのようで向こうも当たりがほとんど無いようだ。あ~、今日は本当に駄目な日のようだ。。。その後、さらに崖メンバーが2人やってきて何と赤壁から飛び込み泳ぎ始めた。元気だなあ。まれに見るべた凪だからこそ安全に泳げる。暑さが厳しくなって来たので自分も泳ぎたい。

ザリガニが尽きたのでサザエを投入するも、当たり無くエサ取りにやられる。

 

11:00頃にあきらめて次の大根に向かうことに。同じタイミングでクリフハンターさんも撤収されるようだ。

 

駐車場で後から上がってきたクリフハンターさんに初めましてと挨拶する。釣り場で数回すれちがいざまに挨拶したことはあるが、まともに会話したのは初めて。今日の釣果などいろいろ聞いてお引止めしてしまった。ありがとうございました。

さて、気を取り直して今日本命の大根へ。心配していた駐車スペースは幸い空いていてラッキー。サーフボードとシュノーケルセットを持ち、釣り道具は全てクーラーボックスに入れ背負子でゴロタに降ります。一番遠くにある大き目な岩場が大根。もう少し近いかと思いましたが、それなりに距離があります。

 

12:20、大根到着!。やっと海で泳げる。

フィンはいらささそうなので、まずはゴーグルをはめてサーフィンを持って偵察に。海にはいると水が冷たい。大丈夫か?と不安になりますが、岸から少し離れると暖かい水に。岸近くは湧き水でも沸いているのでしょうか。


サーフィンに乗ると、やはり浮力が十分ではなく体が水につかり荷物と一緒に乗るのは無理がある。荷物を上に乗せてビート版がわりに使うのが良さそう。それを想定して、偵察でもボードをビート版のようにして海中の様子を見ながら泳ぎます。水はかなり濁っていて視界不良。今日、魚の反応が悪かった理由はこれか。。。海底には大きな岩がゴロゴロ。足がついたり深かったり。メジナの住処としては非常に良い場所ですね。

突然、怒鳴り声らしき声が。遠くで潜り漁をしている人が頭を出して声をだしているようですが、何を言っているのか聞き取れません。自分に向かって話しかけているのか?あるいは潜る時の掛け声か何か?気にせず岩場近くで上陸地点を探していると、また声が。どうやら自分に対して怒鳴っている様子。「オメエなにやっとるんじゃあ!!!」みたいな事をいっているようなので、「釣りに来ましたー!」と答えると、「サザエとっちゃだめだよー!」と、「取りませーん!」と答えると、また潜り漁を再開されました。どうやら密猟者と勘違いされたようです。ゴーグルをはめているのが良くないんでしょうね。いらぬ誤解を与えてしまってすいません。サーフボードで磯場というのもいかにも怪しすぎるのは否めません。とんだレッドゾーンに入ってしまったようです。とりあえず一番大きな岩場へ上陸。サーフボードは軽いので、上陸時に陸へ持ち上げるのも簡単。これは正解だったかも。



上陸して先端の釣座へ行きますが、足場がいまいちだし奥まった位置なので投げる方向も限られ、投げる先も浅そう。沖側の離れ岩の方が沖向きにどこでも投げられるし釣座も良さそうなので、そちらへも偵察に泳いで行くことに。上陸地点を見つけ上陸すると、すばらしい釣座。こちらが正解ですね。荷物を取りに一度浜へ戻ります。

クーラーボックスの持ち手に竿を結び付け、そのクーラーボックスをボードに乗せて泳いで行きます。あっ、肝心のカメラ忘れた。。。戻るのも面倒なので今回は写真はあきらめます。先程確認した上陸地点から無事上陸。釣座は想像した通り平坦で足場が良く極楽。ここで夜釣りしたらメジナがバカスカ釣れそうです。



持ってきた餌はサザエ8個のみ。さっそく石鯛狙いのタックルを準備して沖向きにサザエを放り込むと、しばらくしてウツボの反応。3匹目のウツボかと思った反応で岩に潜り込んだウツボを引っこ抜こうと引っ張るとズルっと出て来たようで、回収しようとしたところ魚が付いてる。大きさからオオモンハタかと思ったがぶり上げると32cmのムラソイ。でかい。自己記録タイです。やっと本日の坊主が回避できて一安心。その後、どこへ投げても暫く待つとウツボの反応があり、結局、8匹のウツボをかけて餌が尽きて終了です。

さあ撤収とクーラーボックスとサーフボードを持って上陸地点へ向かっていると、丁度良いタイミングで漁師を3人乗せた小型の船がこちらへ近づいてきます。これじゃ、まるで見つかって逃げる密猟者に見えてしまうじゃないかと思っていると、案の定、3人がこちらをみてザワザワしている様子。怪しい恰好だけど密猟者じゃないよー!。。。あえて何も気づかないふりをして淡々と泳いで撤収。まあ特に怒鳴られることも無かったけど、知らずに紛争地帯に足を踏み入れてしまった感じで怖いです。何かピリピリした空気が伝わってっ来る感じ。この付近、よっぽど良いサザエの漁場なんでしょうね。海底に大岩がゴロゴロしている起伏の多さからもその雰囲気が感じ取れます。

やっと海岸にたどり着いて一安心。時刻は16:24。夕暮れが近いので海岸部分は既に日陰に。慌てて帰るとさらに疑惑を生みかねないので、ゆっくり着替えて荷物をまとめて撤収。また今度来たいけど、漁師さんに疎まれそうなので遠慮しなくちゃいけないのかな。。。逆に、いつも来る釣り人だと認知されるまで通うという方法もありかも。

 

本日の釣果は、ムラソイ1(32cm)、ナミマツカサ3の2目4匹。

 

意地になって持ち帰ったナミマツカサは食べるところあるのだろうか。。。今回比較的がんばったのは水曜日にコロナワクチン接種を控えていることもあります。リスクが低いとはいえ最悪突然死して人生終了の可能性も0ではないので悔いの無いように。半分冗談ですが意外と本気です。人生、いつ何があるか分かりません。今回が遺稿にならなければ良いのですが。。。

翌日、時間ができたので次回のザリガニ確保のために用水路へ。はじめ捕れませんでしたが、岸辺に草が茂るベストポイントで沢山採れた。

 

見つけた立派なカエルはおそらくトウキョウダルマガエル。

 

新規ポイント開拓のため用水路の下流にある多摩川への注ぎ口近くへ。

 
こちらは雰囲気があるが少ししか取れなかった。珍しい絶滅危惧種のオヤニラミを発見。
もともと多摩川水系にはいなかった魚ですが放流用の魚と一緒に持ちもまれたのか秋川で繁殖しており下流に流れてきます。岸辺のセリの葉には立派なカラスアゲハの幼虫。
用水路を少し遡ってみますがこれ以上は無理かな。。。
めずらしく大漁に撮れたザリガニ。
とりあえず来週分は十分確保できたので次回釣行が楽しみ。
でも、コロナワクチン接種後は激しい運動はリスクなので、無理の無い範囲でですね。

8/20(金)~8/21(土)にかけて、また川奈へ夜釣りに。

伊東市の週末の天気予報は当初晴れだったのが最終的には雨予報に。先週同様、雨の心配なく釣り出来るタイミングは限られ、8/21(土)の朝までのようだ。先週同様夜釣りして早朝にイシガキダイを狙う計画を立てる。8/20(金)は十分な夜釣り時間を確保するために午後はお休みを取って帰宅するも、夏休み中の子供達の昼食に焼きそばを作り、夕食のカレーライスを作りで結局出発は遅くなる。

行きがけにいつものように真鶴のあおき釣具店でオキアミ3kg分のコマセを混ぜ混ぜし、2袋に分けておく。釣れなかった時の保険としては、イシガキダイ用にザリガニを持参している。

沢山の蜘蛛の巣を払いながら磯へ下りていく。気のせいか、巣の真ん中にいるジョロウグモの大きさが先週より全体的に大きくなっている気がする。。。釣り開始は22:30。せっかくお休みを取ったのだから20:00に開始できるように到着したかったが仕方ない。先週フエダイが釣れた東側の沖向きの釣座で勝負する。釣れなければ、残りのエサ1袋分は今まで試したことのない他の釣座で勝負しよう。

空には満月に近い月が煌々と輝いており海面はべた凪。あまり釣れそうなコンディションではない。反応無い中コマセを撒いていると、涼しい風が南から吹いて来たので南の空を見ると、怪しげな雲が立ち込めて来て月を隠している。これは一雨来そうな予感。雨の予報じゃなかったのに。。。すこしすると大粒の雨が。涼しくなるのはありがたいけど濡れた磯場は滑りやすいので怖い。幸い、豪雨ではないので釣りは続けられそう。

コマセを撒くとウキがススっと沈むが直ぐにまた浮かんで来て餌が取られている。そのうち大物がかかるだろうと期待するも、同じ反応が続き、時々かかるのはフグばかり。うーん、この釣座でこんなに釣れないのは初めてかも。。。

突然、ウキがズポッと沈み大物の手応え。おそらくイスズミだろうけどフエダイかもと期待する。何回かのつっこみに耐えて浮かせようとした時、フッと軽くなってバレた。。。針のちもとがすっぽ抜け。こういう時に管付き針にしとけばと後悔する。でも、夜光で光る管付き針って売ってないんだよなあ。まあ、夜光玉使えばよいのだけれど。。。

結局コマセの一袋目では坊主だった。坊主の場合に場所を移動する計画だったが、雨が降っていて面倒くさいので同じ場所で粘ることに。やがて雨が上がってまた月が出て来るもウキの反応は変わらず時々フグが釣れるのみ。今日はどうしたのだろうか。2:00頃にはコマセが尽きてまさかの坊主。何か小魚の群れでもいるのかと水面を照らすと、あたり一面がフグの大群に占拠されているではないか。これでは周辺どこに投げても何も釣れてこないはずだ。面倒でも離れた場所に移動するのが正解でした。

お土産確保のため北側の釣座に移動し胴付きにオキアミを付けて垂らします。イッウダイのような魚が数匹かかったがサイズが小さい。後で調べるとナミマツカサ。初めて釣ったかも。比較的大き目の個体を2匹キープ。他はネンブツダイがポツポツ釣れる。3:38頃、やっと手応えのある当たりがあり抜き上げると24cmのアカハタ。

やっとまともな魚。暗い内に遠くにライトが見え3人ほどルアーマンがやってきた模様。最近青物が釣れるようになって来ているのか、会うのはルアーマンばかりです。


空が少し明るくなってきた4:08頃、良い手応えの魚がかかる。30cm位のメジナかと思いタモで掬うと何と良型のイサキ、36cm。

イサキって胴付きで磯際で釣れることもあるんですね。胴付きで釣れたのは初めてだったのでびっくり。明るくなり小魚に餌が取られ始るまで結局追加は無く終了。釣果はまだ不十分ですが、結局、今回もフカセよりも胴付きの方が釣果が良かった。。。


5:00頃から底物勝負開始。少し待つと反応が出て5:20、1匹目のイシガキダイ26cm。

今日は獲物が少ないので迷わずキープです。5:23には2匹目のイシガキダイ27cm。
もう1匹釣れたら帰ろうとねばるも餌が取られるのみ。きっと小型のイシガキダイしか残っていないのでしょう。餌を無駄に消費してしまった。こういう時は早めの見極めが大切ですね。。。


餌が尽きて6:00頃には撤収。帰りがけにルアーマンの様子を見ると、アカハタ、イサキの他、おそらくヒラソーダと思われる魚を釣っていました。ルアーで朝マヅメ勝負した方が短時間で効率的に獲物が確保できたかも。。。

本日の釣果はイサキ1(36cm)、イシガキダイ2(26、27cm)、アカハタ1(24cm)、ナミマツカサ2(16、17cm)の5目6匹。


良型イサキの存在感、ほれぼれします。フグが多いとフカセは釣りにならないので、胴付きでイサキが釣れるのなら、フカセ無しで勝負しても良いかもしれません。あるいは、逆に遠投カゴという手もあるか。。。このところ毎回ルアーマンが入って来るので、青物のベストシーズン到来か。今回の場合だと、胴付き+ルアーが荷物も軽くエサ代もかからないので正解だったと思われます。
 

8/12(水)~8/13(木)にかけて、また川奈へ夜釣りに。

8/13から会社がお盆休みでお休みとなり4連休。4連休中1回は釣りに行きたいので8/12の会社から帰宅後に天気予報をチェックすると全日雨予報。何てこった。唯一曇り予報なのは明日朝5時まで。ならば今夜行くしかない!2日前に釣りしたばかりですが、フラストレーションが溜まらないように突撃することに。時間を無駄にしないよう至急準備し出発します。

計画では23:00頃に夜釣りを開始し4:30に終了。雨が降り始める5:00までに撤収。底物仕掛けを持って行くと、つい粘ってしまって前回のように雨でびしょ濡れになりかねないので今回はフカセタックルのみ持っていきます。念のため雨が降り出す時間が遅れた場合に備えてルアーも持参することに。

HPでチェックすると、あおき釣具店はお盆期間中は24時間営業するようなので、いつものように行きがけに、あおき釣具店でオキアミ3kg分のコマセを調達。平日であるためか思ったより道が混んでいて釣り開始は23:40。前回よりも蜘蛛の巣が少なかった気がするので昼間に入った人がいたのかもしれません。フカセタックルだけだと重いピトンやリール、錘が無いため荷物が軽く入磯が楽ちん。

釣座はこのところ好調な東側の沖向きの場所。今日は波が穏やかなので安全です。2袋に分けていたコマセの1袋目はここで消化する予定。イサキの反応を期待するも0:05にやっと釣れたのはカサゴ26cm。

棚は2ヒロ位ですが干潮のため、べた底まで仕掛けが落ちているようです。


沖側はフグばかりポツポツ釣れるので磯際を狙うと、1:03にフエダイ31cm。

型は小さ目ですが久々の高級魚フエダイはうれしい。前半戦は他に釣果無く終了。東向きの釣座は今日は上物の調子が今一。


2匹目のフエダイが釣れないかと後半戦も東向きの釣座で勝負します。3:00頃までコマセを撒き続けるもフグやハタンポが時々釣れるのみで坊主。場所替えするべきだったか。。。

前回、胴付きで良型アカハタが釣れたので、今回も釣れるかもと残りの時間は北向きの釣座に移動し胴付きで勝負することに。3:50頃、1投目ですぐにヒット。上がって来たのは32cmメジナ。

1発で釣れてしまうなんて、あれだけフカセで釣れなかったのがウソのよう。


3:56にも良い当たり。30cm強のイスズミ。

これくらいのサイズだと臭みが無く美味しく食べられる個体かもしれませんが、今日は既にお土産は確保済みなのでリリース。


4:17に釣れたのはイットウダイ、24cm。

非常に美しい魚体。イットウダイ科の魚としては、以前、三宅島でテリエビスを数匹釣ったことがありますが、イットウダイを釣ったのは初めて。イットウダイのサイズとしては、かなり良型と思われます。色が赤い魚は、その色だけで食欲がそそられテンションが上がります。


4:28には25cmのアカハタ。小さ目ですが自分的には十分キープサイズ。


ここまで、胴付きの威力を見せつけられた怒涛の釣果でしたが、空が薄明るくなって全く当たりが無くなり終了。反応無く餌は無くなるので、小物が沸いて来たんでしょうね。胴付きはコマセも必要無く付け餌のオキアミだけあればよいので、これだけ釣れれば経済的で効率的。もう少し胴付きで釣る時間の割合を多くしても良かったかもしれません。

最後にルアーを投げようと沖側へ移動すると、いつの間にかルアーマンが2人入っていました。全く気付かなかった。いつ来たのだろうか。。。

2種類位のルアーを10回ずつ投げるも反応無く、雨が降って来る予報の時間も過ぎているので5:30頃に撤収します。

少しポツポツ雨が降って来ましたが、前回のように土砂降りにならず快適に撤収できました。


今回のお土産は、フエダイ1(31cm)、メジナ1(32cm)、カサゴ1(26cm)、イットウダイ1(24cm)、アカハタ1(25cm)の5目5匹。

フカセ釣りは渋かったですが、全体としては、いつもより色とりどりな釣果で高級魚も多く満足でした。


最近、天候が悪く限られた時間での夜釣りばかりで底物勝負があまりできてません。天候が回復し気温が高く無ければ、今度は夜釣り、ルアー、底物と、フルに楽しみたいです。


 

8/8(日)から8/9(月(祝))にかけて川奈へ夜釣りに。

8/7(土)から8/9(月(祝))まで3連休なのにあいにくの台風。3連台風が東から11号、10号、9号の順で並んでおり、関東・東海地方では10号、9号の順で雨がもたらされる予報。普通の人は海に行こうとは考えないし行っては行けない状況だとは思うが、何とか行けるタイミングはないだろうかと天気予報・波予報とにらめっこする。台風10号が来る前の金曜夜から土曜の明け方にかけては天候が安定しており、夜釣りできそうであるが、あいにく土曜は用事がある。他は、日曜午後から月曜午前にかけて、台風の狭間で波が2m位まで弱まり雨も降らない様子。波は高めだが、波裏となるポイントなら問題無いかも。「絶対に無理は禁物」と自分に言い聞かせながら出発します。

計画としては21:00~4:00まで夜釣り、4:30~6:00までイシガキダイ狙い、7:00には雨が降って来る予定なので、それまでに撤収とします。

家からはイシガキダイ狙いのザリガニを持参、いつものように途中オキアミ3kg分のコマセを調達、磯へ下りて行く。森の中は先日よりさらに蜘蛛の巣が沢山かかっており、竿ケースで払いながら進む。まずは前回7/23に良く釣れた東側のポイントの様子を見る。北側に比べ波表となるため入るのは無理だと思っていたが、思いのほか波が高くない。釣座は波が這い上がりにくい地形のため安全に釣りができそうなので、まずはそこに入り2袋に分けたコマセの一方を消化することに。ウネリが入った時はウキが大きく上下左右に振れて釣りにならなさそうだが、波が落ち着いたタイミングを狙えば釣れそうだ。

準備をして21:00に釣り開始。1投目からウキが沈み良い手応えもすっぽ抜け。その後も毎投餌が取られるので、やはり北側のポイントに比べて魚影が濃いようだ。よくかかるのはフグやハタンポだが、ちゃんと反応があるのは楽しい。良型がかかるのを今か今かと待っていると21:56頃にウキがスススと沈み良い手応えも比較的早く魚が浮いて来た。これはイサキだろうと予想すると、思った通りイサキ。35cm。

すでに産卵を終えてお腹はぺたんこだが、型が良いためおいしそうに見える。ただ、あいにく連発とはいかない。次の良型を期待していると、22:05、首を振り振りする手応えがあり、上がって来たのはタカノハダイ35cm。

鱗が固くて捌きにくいし味も当たり外れがあるのでキープするべきか悩んだが料理の腕を上げるためにもキープすることに。
22:44頃にイサキをもう1匹追加、32cm。

その後、うねりが継続するようになり釣りにならなくなって来た。安全第一で完全に波裏となる北側の釣座へ移動する。


北側の釣座はうって変わってベタ凪。期待して0:00頃から撒き餌を打つもウキに反応出ず正に凪倒れ状態。そのうちに大物が寄ってくるはずとムキになってコマセをバカバカ撒くもハタンポやネンブツダイが数匹釣れたのみで前半とは対照的な結果に。2:00頃にはコマセが尽きる。

まだ夜明けまで時間があるので、胴付き仕掛けにオキアミを付けて底を探るとすぐに反応があり2:43に釣れたのは25cmの良型カサゴ。

頭が非常に大きくおいしそう。やはり底付近は良く当たるし胴付きは反応がダイレクトに伝わるので面白い。


3:09、また良い当たりがあり浮かせると結構大きい。オオモンハタかと思って掬うと36cmアカハタ。

こんな大きなアカハタは滅多に釣れないので非常にうれしい。お腹が膨らんでいたので産卵前かと懸念したが、後で捌くと中は空っぽだったので産卵後かも。おそらくイサキと同じタイミングで産卵を終えたと思われます。


波が高い所為か磯場にカニが多く這っている。波打ち際で万一波にさらわれると魚のエサになっていまうので陸に上がってきているのでしょう。逆に、水中には落ちて来るカニを狙って岸際まで大きな魚が寄って来てるかもしれませんね。休憩がてら朝のイシガキダイ釣りに備えてカニを何匹か確保します。

明るくなって底物釣り開始。カニを割って垂らして見ると反応があるも針掛りせず。やはりザリガニでないと食い込まないのか。ザリガニに変更すると何回目かで針掛かりした。5:25、釣れたのは29cmイシガキダイ。やや小さめだが1匹目なのでキープ。

 

5:36には2匹目のイシガキダイ。20cm台前半と小さいのでリリース。

 
雨の予報が早まると嫌なので5:45には撤収。

 

ただ、この判断が一足遅かった。すぐに雨がポツリと来たかと思うとバケツをひっくり返したような豪雨に。全身ずぶ濡れ。暑さが和らぎ体力的には助かりましたが、もう1歩早めの見極めができれば濡れなかったのにと悔やまれます。

本日のお土産は、アカハタ1(36cm)、イサキ2(35cm、32cm)、イシガキダイ1(29cm)、カサゴ1(25cm)、タカノハダイ1(35cm)の5目6匹。

終わってみれば、バランスの良い適度な釣果で楽しめました。雨予報でなければもう少し粘ってイシガキダイ釣りを楽しんだのですが、オーバーキルとならずに良かったかもしれません。


このところ川奈ばかりで面白みがありませんが、だいたい外れなく適度に釣れるのでどうしても足が向いてしまいます。いっそのこと坊主でも食らえばそれを契機に新規開拓に踏み切れるのですが。悩ましい。。。

7/30(金)、「はっ!」と突然目が覚めた。やばっ、子供を寝かしつけてすぐ起きるはずが、自分が先に寝てしまった。せっかく本番の夜釣りを楽しみにしてたのに、何時だ?朝か?と慌てて時計を見ると深夜23:50頃。ほっ、良かった、夜釣りができる。目覚ましをセットしていないのに奇跡的に起きれてラッキー。

急いで飛び起きて前日に下見しておいた背負崎へ向かう。釣果を求めるなら赤崎かトロッコ跡だと思うが、今回の夜釣りは、まだ入った事の無い背負崎へ入るのが目的です。さーて、どんな場所でどんな魚が釣れるのか。ワクワク。

車を停めてから入所は楽々。1分で釣座に到着です。磯全体が濡れており、荒れていなければ波は上がってきませんが、満潮時は波しぶきをかぶる様子。釣座は平坦で魚を生かしておける潮だまりもあり磯の中では極楽な釣り場です。良型イサキが数釣れると良いのですが。

深さは磯際で3~4ヒロだろうか。0:20頃に、2ヒロの棚でフカセを開始します。1投目から早速ネンブツダイ。2投目で良型の引き。上がって来たのは38cmのクチブトメジナ。


先日のジャンボイスズミに比較すると大した引きではありません。迷わずぶり上げます。とりあえず潮だまりに放り込む。このペースなら沢山釣れるだろうから、最後に良型を5匹ほど選別して持ち帰る計画。しかし後が続きません。さすが離島で魚の反応は良いのですが、釣れるのはフグ、ハタンポ、ダツ、ギンユゴイなどの小物ばかり。

しばらくすると、突然ウキがズボッと勢い良く沈みます。これは大物だろうと踏ん張るも根に入られ根掛り。

1:30頃、やっと良型がかかったと思ったら今度もクチブトメジナ 39cm。

ここは右側がゴロタで左手の岩場で砕けた波で前面にさらしができる理想的なメジナ場なのでメジナばかり釣れるのでしょう。


その後、少し沖側でウキがスポスポと沈み始めます。釣れるのは足裏サイズのオナガメジナとイスズミ。

魚の活性が上がってきたようです。先程の大物も同じ位置で掛かったので、もしかするとさっきのは良型オナガだろうか。サイズが小さいので全てリリース。


2:00頃、遂に来た。強烈な当たり。先程ばらした大物と同じような引き。今度は糸を出さずに堪える。竿がのされないようにしっかりと耐えて浮いてきた大物をタモで掬うと、ズコーッ。。。先週同様ジャンボイスズミ。。。


その後はダツと足裏サイズのオナガがコンスタントに釣れ、3:30には餌が尽きて終了。お土産はメジナ2匹のみですが次週分の食料としては十分です。沢山釣れて楽しい夜釣りでした。

一度宿に戻って魚を冷蔵庫に入れてから今度は前浜堤防へ泳がせ釣りに向かいます。4:30頃に到着し、堤防に泳がせの人が沢山いると思ったのですが、6人ほどルアーを投げる人。その後、2人ほど泳がせの人が来ましたが、エサのムロアジは他の場所で調達してきた模様。ああ、これはムロアジが回って来ていないな。。。さらに、見ていても、誰も釣れている様子はありません。

サビキを始めますが予想通りムロアジの姿は無し。先端に入れば釣れるのかもしれませんが、現在、堤防の拡張工事中で、先端が一段低くなっているし、やがて工事の人達がやって来て入れなくなりました。サビキに群がるのはオヤビッチャの群れとソウシハギ。せっかくなので18cmと17cmのオヤビッチャを釣ってキープ。

サビキを続けても時間の無駄なので、6:00からイシガキダイ狙い。気休めに先週余ったウニ団子を撒いてザリガニを放り込むと当たりがあり、6:49、やっと針掛かったのは23cmのイシガキダイ。

リリースサイズですが、せっかく神津島まで来たので、あえてキープ。7:30にはザリガニが尽きて終了。


8:00に宿に戻りカップ麺朝食。来る前に買っていたカツ丼があり、子供達の食指が動かず残っていたので自分が食しますが、なんだか痛んでいる様子。ただ捨てるのはもったいないので、ええいままよと掻き込みます。食事後は着替えて、また赤崎の海水浴場へ。

10:00~11:30までの予定でシュノーケリング開始。前日、娘が手のひらから直接ハマフエフキに餌をやっていたのが羨ましく、自分もチャレンジすることに。前日もいた、主のハマフエフキの前に千切ったソーセージを差し出すと、バクっと人差し指の第一関節まで食いつかれ、もぎ取るようにクイっと体をひねられた。痛あーっ!。全然「ぷに」じゃない!。血が出たかと思いましたが、幸い無傷で済みました。貴重な体験でした。。。

なんだか気分が悪くなって来たので早めにシュノーケルを切り上げると、うぷっ、急激に吐き気が。耐えきれず、久々に戻してしまいました。やはり朝食に食べたかつ丼は駄目だったか。。。

戻した後はすっきり、宿に戻って荷物を整理し13:30の熱海行きのジェット船で熱海へ。


熱海に到着し自分だけ車を取りに行こうとすると、下の娘のやるき子ちゃんが、重い荷物もったままでいいから、みんなで車まで歩こうと言い出す。途中、ペースが落ちたので「持とうか」と声をかけるも「いい」と意地でも頑張る。最後まで根を上げずに歩き切りました。えらいえらい。

帰り、熱海ビーチラインに入ろうとハザード点灯させますが、前の車がハザード点灯しない。入口の料金所でも一時停車でなく通過になっている。きっと渋滞の苦情でやっと一時停止をやめたのかと思っていると、前の車がえらくスピードを出す。ん、何かおかしい。もしかして、135号線の通行止めが解除されて無料開放が終了しているなんてことは。。。すると、出口の料金所に「有料」の文字が。。。うおーっ、トラップにはまってしまった。やはり135号線が復旧したようで通常の有料に戻っていたか。。。普段はケチって利用しないので、なんだか悔しい。。。もっと分かりやすく135号線通行止め解除の案内版を出してくれれば良いのに。。。

今回の神津島のお土産は、クチブトメジナ2(38cm,39cm)、イシガキダイ1(23cm)、オヤビッチャ2(18cm,19cm)の3目5匹。

半島周りの地磯での釣果と変わり映えしませんが、第一目的は子供達を楽しませることだし、食べるのに丁度良い量だし良いか。。。久々の良型メジナはうれしい。


とりあえず、何事も無く、家族全員無事に帰ってこれたのが何よりです。それにしても振出しの石鯛竿の殉職は痛い。最近、業者が入っているのか、ヤフオクの相場が異様に高騰しており、タックルベリーと価格が逆転している状況。コロナの影響で活発化している転売ブームの影響でしょうか。1万円以下で買える品をまた探さなければ。。。