みなさん、こんにちはブログ担当の大嶋です
今回は僕の入団当初のエピソードの続きです。東京の新チームからのオファーを熟慮の末に断り、サッカー人として埼玉に「骨を埋める」覚悟を決めた 3月末。今度は同い年のコーチから「チームの方針でFWにコンバートしたい」というメールをもらい、元々、FW志望での入団だったため、二つ返事でFWへのコンバートを承諾しました
しかし、一度、身についたDFとしての目線、感覚をFW仕様にするのは本当に難しかったです。頭と心では「相手の逆」を心掛けていましたが、目を含めて体が、なかなか追い付いていかないのです
コンバート一年目の選手権決勝。FWとして途中出場したものの、前半、アクシデントで太腿を痛めてしまいました。 リードで迎えた後半の終盤、ディフェンスの選手が怪我。ベンチにディフェンスの選手がいない非常事態で、僕に白羽の矢が立ちました。正直、立っているのがやっとという状態でしたが、気力だけで走ったという状況でした。そのままタイムアップを迎え、チームの優勝を入団以来初めて、ピッチで迎えることが出来ました
太腿の故障も癒え、試行錯誤の日々に追われ、あっという間に1年が過ぎ去り、選手権が富山から岐阜に移転した初年度。チームは決勝まで行ったものの、PK献上により先制されてしまい、胃が痛くなるような試合が続いた中の終了間際、以前ご紹介したレジェンド永井 達也選手の執念のゴールで追いついたものの、PK戦の末敗れ、5連覇の夢が崩れ去りました。