まさかの唐突な渡辺徹さんの訃報は衝撃だった。
妻の榊原郁恵さんが同い年だった事もあって、
勝手に親近感を持っていただけに、
おしどり夫婦で有名だったお二人の、
こんな結末は悲し過ぎた。
直前まで仕事をしていた渡辺さんが、
体調を崩して僅か1週間での死は、
敗血症という病の難しさを思う。
何度も病に倒れ、
その都度復活してきた事を思えば、
ご家族にしてみれば、まさか、という思いが強かっただろう。
それでも気丈に会見に臨んだ郁恵夫人と長男の裕太氏。
結婚した頃、互いの第一印象を、
それぞれ無駄に明るい、と思っていた、と明かしていた様に、
明るい、「渡辺徹」を壊さない為に、
涙無く、笑いを交えての会見を貫いた郁恵夫人は、
本当にお見事、としか言いようが無い。
まだ61才、
早過ぎる別れは、無念だったと思うし、
まだまだ一緒にやりたいことがたくさんあったろう。
私達も、明るく年老いていくご夫婦を見ていたかった。
見ているだけで元気を貰える2人だった。
今日、裕太氏が夕方のニュース番組で、
仕事復帰していた。
いつも通り明るく自然体の姿を見ていると、
貴方のお父さんもいつもそうだったよね、と思う。
遺された者の悲しみはそう簡単には癒えないだろうけど、
病と闘いながらも明るい一生を全うした父・夫と暮らした家族は、
きっとまたそう生きていける、と思う。
会見の最後に、
「父と一緒に退室したいと思います」と言った裕太さん、
上を向いて、「お父さん、帰るよ」と言った郁恵さん。
貴方達が最高の家族であった事は間違いない、と思いました。
そして徹さんはこれからも、
今までと同じ様に、
貴方達と共にある、と思います。
渡辺徹さんのご冥福と、
ご家族のこれからを、
心から御祈り致します。
