義父が亡くなって9年半が過ぎた。
が、いまだに義父宛に売り込み電話がかかってくる。
存命中、皇室の写真集とか額とか、
およそあり得ない金額の物を買っていた義父。
基本的にNoを言えない人なんで、
悪質業者にとっては格好のカモだったんだと思う。
同居してからそういうことが分かってきて、
義母にも義父に電話を取り次がないように言い、
悪質送り付け商法の業者には、
受け取り拒否とか、
うっかり子供が受け取ってしまった場合は、
受取人払いで送り返したりした。
それでも亡くなって暫くは、
結構電話がかかってきた。
亡くなりました、と言うと、
大抵は諦めるのだが、
中には未練がましく、
私達に興味は無いか聞いてくる業者もいた。
全く興味はありませんので、とけんもほろろに返せば、
大抵はそれで終わるのだが。
今回も何チャラ出版、とか言ってたので、
似たような相手だったのだと思うが、
今回電話してきた人は割と丁寧だった。
それは存じませんで失礼しました、とか言ってたので、
名簿から消しといて下さい、と言っておいた(笑)
多分義父は、あっちこっちのカモリストに載っていたんだと思う。
実際、紳士録詐欺、という、
振り込め詐欺の1つに引っ掛かっていたし。
詳細はこちら。
親など高齢家族がいる場合、
様々な罠がそこら中にある。
実際、私が関係した範囲では、
最小限の被害で済んだが、
それ以前にいっぱい引っ掛かっていたのではないか、と思う。
霊感商法や悪質宗教もある。
一緒に暮らしていなくても、
守ってあげられるのは家族しかいない。
くれぐれも御用心を。
