そういう声がでていたけれど、
遂に岸田さんが授与の検討をするように言ったらしい。
勿論国枝さんの実績も功績も、
受賞に値するし、
ここはすんなり決まって欲しい、と思う。
が、1つ残念な事がある。
何故国枝さんが、
パラスポーツ選手初の受賞なのか?
もっと早くに、
パラ水泳の成田真由美選手に、
授与しよう、という話は出なかったのか?
複数種目にエントリーできる水泳とはいえ、
4大会連続でパラ五輪に出場し、
15個の金を含む、合計20個のメダル獲得、って、
物凄い成績なんですけど。
そして一旦競技を退いた後、
自分が泳ぐことで注目が集まり、
次世代の選手が生まれるきっかけになるかもしれない、と、
リオパラ五輪で競技に復帰した。
全盛時のスピードは無かったけれど、
それでもしっかり入賞は果たしていて、
流石だな、と思った。
彼女がパラアスリート受賞第1号でも、
全然おかしくなかったと思う。
でも当時はパラ五輪の生中継など殆ど無かったし、
国民の関心も薄かったのだろう。
それでも成田さんの活躍があり、
国枝さんが耳目を集めて、
冬季パラ五輪での、
村岡桃佳選手や大日方邦子選手の活躍なんかも加わって、
少しずつパラスポーツの成果を、
皆が認めるようになったのだろうけど。
最初にパラスポーツの凄さを教えてくれた、
成田さんにはあげて欲しかったなぁ、と思う。
まあシドニーパラ五輪の後に、
内閣総理大臣顕彰は受けてるけどね。
ともあれ、国枝さんが国民栄誉賞を受賞することで、
パラスポーツの地位が相対的に上がり、
もっともっとやりたい、と思う人が増えてくれれば、と思うし、
そういう人をサポートする体制が整備されていって欲しい。
国枝さんを見て車いすテニスを始めた、
16才の小田凱人選手は、
国枝さん引退後初のグランドスラム、
先月の全豪オープンで、
初制覇こそならなかったものの、
堂々の準優勝を果たした。
自他共に認める「国枝の後継者」として、
これから長く楽しませてくれるだろう。
障碍があっても、
将来の夢を、プロアスリート、と、言える世の中になったのは、
本当に素晴らしい事だ。
後にどんどん若者が続いてくれて、
国枝級の選手が沢山出るようになれば、と思う。