立て続けに訃報が流れたが、
今年は筒美京平氏や服部克久氏も鬼籍に入られて、
昭和歌謡の名手達が次々と居なくなってしまった。

昔フォークソングと呼んでいた、
シンガーソングライターの曲をこよなく愛していた私でも、
彼らの業績の凄さは分かる。
まず、その作った歌の数が物凄いし、
それでいてクオリティも高い。

流行歌、とか、歌謡曲、とか呼ばれていた歌手は、
アイドルも、もう少し上の世代も、
3ヶ月毎に新曲を出していたし、
アルバムさえ毎年出していたように思う。

それだけの曲の供給を、
少ない人数でしていたんだなぁ、と思うと、
改めて凄い才能の持ち主だったのだ、と実感する。
ちあきなおみの「喝采」なんて、大好きだったな。


最近、若い人の間で昭和の曲がブームだと言う。
ラップやノリの良さとはまた違う、
一言一言に映像が浮かぶ世界が、
却って新鮮なのかもしれない。

時代が変わって世の中が変わっても、
名曲、と言われる歌は色褪せないのか。
色褪せないから名曲なのか。

時代、と言えば、中島みゆきの「時代」は、
一曲シングルを出した後、
ヤマハのポプコンでグランプリを取り、
世界歌謡祭でもグランプリを取って、
2曲目のシングルになったのだが、
それが1975年の秋のこと、
今から45年も前だ。
そして最近映画になった「糸」は、
元々アルバムの一曲で、
リリースされたのは28年前。

長く支持される曲には、
支持されるだけの理由と価値があるのだろう。

職業作詞家、作曲家として、
数多くの名曲を遺してくれた方々の、
ご冥福を心から祈ると共に、
失なわれた才能を惜しまずにはいられない。
コロナ感染者数があちこちで過去最高を更新し、
感染力の強いイギリスで見つかった変異種が、
早くも国内に入っている事が発覚し、
これって本気でヤバイんじゃない?と皆が思い始めている、というのに、
元大臣の宮腰衆議院議員が、
富山で、33人出席の懇親会に出て、
泥酔して転倒し、救急搬送されたと言う。

もう、失笑しかない。

確かに富山ではそこまで逼迫はしてないのかもしれない。
板子一枚下は地獄、という場所で、
日々命を張って仕事をしている漁業関係者にしてみれば、
コロナなんて、大して怖くはない、のかもしれない。

だからといって、感染爆発している東京から出掛けていって、
大臣も務めた国会議員が、
転倒して怪我をする程泥酔していい、という話にはならないだろう。

議員が非常識だとしても、
秘書を含めた側近に、
誰1人、止める者はいなかったのか。

もしその懇親会でクラスターが起こり、
出席者から死者が出たら、
どう責任を取る積もりだったのだろう。


社会的地位、というのは、
当然その地位に見合った責任がついてくる。


春から高校時代の友人と、月一でzoomミーティングをやっていて、
昨日が今年最後の開催だった。

メンバーの中に医者がいて、
先月、12月頭に学会で横浜に行く、と聞いた。

その時に、止めといた方がいいんじゃない?と皆が言っていて、
どうしたのかな、と思っていたのだが、
結局行くのは断念したらしい。

今年の学会は殆どがリモートになっていたそうだが、
コメンテーター、というか、
壇上に上がる人には正式な招待状が届いていたらしい。

で、彼も1度は行く気になっていたのだが、
昨今の感染状況を考えれば、
発表者本人では無いし、
勤務する病院の、
感染症対策担当の副院長でもある自分の立場で、
万が一、になった時にシャレにならない、と思い直したらしい。

恐らくはそれが、常識的な大人の判断、というものだろう。

ところが宮越議員は70歳。
十分過ぎる位、大人の年齢だと思うのだが、
その判断ができないらしい。


感染者が急増して危機感を持った自治体は多い、と思う。
だが、そこで首長がどういう態度を取るか、が、
その後の推移の分れ道になっているように思う。

若いからストレート、という事もあるのかもしれないが、
強い言葉で危機感を表明し、
積極的に時短要請をした、北海道や大阪は、
少なくとも現時点では抑制傾向にある。

一方で、国との駆け引きに時間を費やしてしまった東京や、
リーダーシップを発揮できない兵庫等は、
過去最高、を更新し続けている。

まあ小池さんの場合は、話し方がおっとりしていて、
平時にはいいのだろうが、
こういう時には今一緊張感を伝えられない、というデメリットのせいもあるのかもしれないが、
都民はそこを割り引いて考えるべきだと思うのだが。


自治体だけではなく、
国単位で見ても、
経済を優先してきたトップがいる国は、
アメリカにしてもイギリスにしても日本にしても、
感染拡大が治まらない。

一方で、ニュージーランドやドイツのように、
明確に感染抑制の為のメッセージと対策を打ち出した国は、
一定の効果を上げていると思えるのだ。

各自が状況分析をして判断をしないで、
国のトップや自治体のトップの態度や発言に左右されるのは、
本当に情けないとは思うが、
民衆というのはそういう物なのは間違いないのだから、
上に立つ人間は、正しい規範となって欲しいと思う。

と同時に、結局は自分の身をどう守るか、という話なのだから、
楽観的な考えの方に寄りたくなる気持ちは分からないでは無いけれど、
それでは守れないのだから、
最悪のシナリオを頭においておくべきだ、という事も、
もっと皆が認識した方がいいと思う。


感染力の強い変異種が上陸して、
コロナとの闘いは、益々予断を許さない状態になってきた。
自分がコロナに罹るのも、
他人にコロナを伝染すのも、
どちらも避けたい、と思うなら、
解決策は、極力人との接触を減らすしかない。

せめてこの年末年始の2週間位、
皆が動かずじっとしていれば、
少しは感染を減らせるはず。
心して行動したいと思う。
と言っても、年寄り3人の暮らしだと特にいつもと変わりがない。

孫と甥の子供へのクリスマスプレゼントは事前に手配したので、
今日届くけれど、家族間は無し。

子供がいた頃は、それなりにクリスマスっぽい食事を作ったり、
ケーキを焼いたりしていたけれど、
重度糖尿病でインスリン使用者の義母に、
いつもと違うご馳走に+してケーキを食べさせたら、
血糖値が跳ね上がるし😅

でもまあ気は心、で、
チキンとピースのケーキ位は買って来ようかな。

アメリカから帰ってくる時、
大きなクリスマスツリーを買ってきたんだけど、
ここへ戻ってからは、介護に追われて数回出したのみ。
向こうでは、折角アメリカだし、と、
毎年生木を買って飾っていたので、
日本で使う為にわざわざ買ったんだけどね😓
いつか陽の目を見ることはあるんだろうか。
ちょっと寂しかったりする。

クリスマスが終わればすぐ正月。
年賀状のデザインはできたけど、
今日明日で気合い入れて印刷しないと。

その前に明日は今年最後のお寺の月参り。
仏花も買いに行かなくちゃね。

気持ちばかりが焦る年の瀬でした。

袴田事件をご存知だろうか。

事件が起こったのは1966年。
もう半世紀以上前だ。

静岡県清水市で、
味噌会社の専務宅で、
別棟で寝ていた長女以外の一家4人が、
殺されて放火される事件が起きた。

8月になって、
その会社の従業員だった元ボクサーの、
袴田巖氏が逮捕されたが、犯行を否認、
だが拷問とも言える取り調べの末、
勾留期限直前に自白し、起訴された。

起訴後は一転して犯行を否認するが、
一審で死刑判決、
高裁も最高裁も上訴を棄却した。

その後、再審請求をするも、
第一次再審請求は2008年に最高裁で棄却。
弁護団は翌月には第二次再審請求をし、
2014年に静岡地裁で再審請求が認められたが、
2018年に東京高裁が地裁の決定を取り消し、
再審請求を棄却した。

そして更なる抗告の結果、
今日、最高裁で高裁の決定を取り消し、
審理を高裁に差し戻した訳だ。


今回、最高裁の5人の判事のうち2人は、
高裁の決定を取り消し、
差し戻すのではなく、最高裁自ら再審開始決定をすべきだ、という反対意見を述べたらしい。

事件発生からの時間経過、
袴田氏の年齢を考えれば、
当然そうすべきだと思うが、
何故残りの3人の判事は単に差し戻そうとしてしまったのか。
高裁の判断には合理的な疑いがあるから、
弁護側の特別抗告を棄却できなかったのだろうに。


この事件が起きた頃は、
冤罪が多発した時代でもある。
その後再審で無罪が確定した事件もかなりある。
その冤罪を多数生んだとされる、
紅林警部とその一派が、
拷問や自白強要、
挙句の果てに証拠捏造まで、
派手にやっていたらしい。

この事件の詳細については、
ウィキペディアでも見て頂く方が早いが、
かなり無理な証拠捏造が窺えるのだ。

そもそも検察官は、全ての証拠を裁判に出す必要は無く、
自分達の作り上げたストーリーに沿った物だけしか提出しない。
被告有利の証拠は隠蔽しても、
何ら罪を問われる事も無い。
今は証拠開示請求もできるようになったが、
それでも開示を強制する力は無いのだ。

日本のこういう司法制度が、
冤罪を蔓延らせてきたと言える。
今は取り調べの見える化が提唱されるようになり、
昔よりは冤罪の可能性は少しは減ったと思う。

だが検察が証拠の選別をできる状況は依然続いていて、
ここを根本的に改めないと、
冤罪は無くならないだろう。


冤罪は2つの大罪を含んでいる。
1つは当然、冤罪の被害者とその家族の人生を破壊してしまう事。
そしてもう1つは、その為に真犯人を野放しにし、
事件の被害者の無念を晴らせなくなる事。

今は殺人には時効が無くなったが、
10年前までは時効が存在し、
間違った人を訴追し刑が確定することで、
その後の捜査は行われず、
事件の真相は永遠に闇の中、になってしまう。

だからそれだけ冤罪を起こさぬように、
司法関係者はより慎重になるべきだ、と思うのだが、
メンツばかりを重要視しているように思えてならない。


6年前に週刊現代が、
当時の警察や検察の捜査関係者、
裁判に関わった判事全員の実名を公表した。

静岡地裁の死刑判決時に、
無罪を確信し、主張したにも関わらず、
他の2判事との多数決に負けて、
不本意ながら判決文を書いた熊本、という判事は、
自責の念に耐えかねて判事の職を辞したが、
それ以外の全員が、
揃って出世し、中には叙勲した者までいるという。

確かに、もしこの一連の裁判のどこかで、
冤罪だった、という決定がされていれば、
彼らの出世も叙勲も無かっただろう。
だから現実を見ようとせず、
冤罪を頑なに否定し続けてきたのか。

実際、無罪を確信して判事を辞めた熊本氏でさえ、
その事実を述べ、袴田氏の姉に謝罪し、
再審請求支援を表明したのは、
有罪を主張した他の2人の判事の死亡後だったらしい。

本当に、司法って何なんだろう、と思う。
正義、ってどこにあるんだろう、と思う。

警察や検察、裁判所が、
そういう下らないメンツや、
自分の地位保全を図り続ける限り、
冤罪は無くならない。

大阪地検がやらかした、
厚労省の村木厚子局長(当時)の冤罪事件なんて、
認めなければ罪が重くなる、と迫り、
証拠を捏造してまで、有罪にしようとした。

たまたま彼女は人望があったので、
部下などが皆が真実を述べた結果、
検察の筋書きがことごとく否定され、
冤罪が晴れただけでなく、
検察の不正も暴かれて、
冤罪を着せようとした検事が逆に罪に問われる結果になったが、
なかなかそうはいかない。

司法に携わる人は、
自分達の職責とすべきことを、
もう一度よく考えて欲しい。

そして今回差し戻された高裁は、
そろそろ事実を認めて、
1日も早く再審開始の決定をして欲しいと思う。

これだけ感染が広がっていると、
遠からず変異したウイルスが出現するだろう、とは思っていたが、
予想以上に早かった。
やっとワクチン接種が始まったところなのに、
そのワクチンが変異ウイルスに有効性があるのかも、
まだ分からない。

そしてこちらもまだ確定情報では無いが、
若年層で重症化している、という話も出ている。

これまでのコロナは、
高齢者や基礎疾患があると重症化し易い、とされてきた。
呼吸器系がダメージを受ける病気なので、
コロナでなくても肺炎を起こし易い高齢者が重症化するのは、
むしろ当然だと思うが、
変異型が若い人の重症化に繋がるなら、
いよいよチェックメイトか!?と思ってしまう。

イギリスだけではなく、
ヨーロッパの他の国や南アフリカでも、
変異型が見つかっているらしい。
日本でも入国を制限して、
何とか国内への侵入を防ごうとしているようだが、
果たしてうまく行くか·····

若者達は、自分達は感染しても大したことはない、とタカを括って、
余り感染防止に熱心では無かったように見える。
だが、もし本当に若者も重症化する変異ウイルスが入ってくれば、
そんな暢気な事は言っていられないはず。

重症化する人が増えるにつれて、
当たり前だけど、死者の数も増えている。

4月の緊急事態宣言の頃の緊迫感を思い出して欲しい。
自粛疲れだよ、なんて言ってる場合じゃない。
ここで何とか抑えられなかったら、
歯止めが利かなくなってしまう。

クリスマスだ、正月だ、と
受かれていられる状況ではない。
そろそろ年賀状を作らないといけないのだが···

長年年賀状を作るのも出すのも私の仕事で、
ダンナは、せめて自分の友達くらい、
一筆書いたら?と何度言っても書いた事がない。

でも今年は退職もしたし、
文面もそれなりに考えて貰おうと思っていたら、
我が家の2にゃんの仲良しの写真も載せよう、とか言い出した。

別に載せてもいいんだけどね。
というより、良い写真があるなら私だって載せたいよ。

でもこの2匹、カメラを向けるとスッと離れたりして、
なかなか仲良しの写真が撮れない。
最近は寒いので、くっついていたりもするのだが、
それこそ寝てる時は、
丸い黒い塊と丸い焦げ茶の塊に過ぎず、
どこが頭やら尻尾やら😅

一匹ずつ撮って合成するか!?とかも言い出したけど、
それなら自分でやってくれ!
どう考えても今は私よりダンナの方が暇なんだから。


今年はコロナで娘一家も帰省を見合わせ、
ダンナの姉弟の一家としている正月宴会も中止にしたので、
例年よりは準備は少ないのだけど、
その分、気合いも入らない。

ま、それでも年は明けるし、正月も来る。
義父が生きていた時は二軒分の年賀状を作っていて、
しかも義父名義の方が多かったので、
この時期、もっと大変だったはずなんだよね。

その分こっちも歳を取っているせいもあるんだろうけど、
なかなか疲れが取れないし、
倦怠感が拭えない。

ま、ゆるゆるやりますか。
一昨日から2日以上続いた関越道の立ち往生は、
ようやく解消される見込みだそうだ。

本当に長くかかってしまった。
飲料や食料を積んでいない車も多いだろうし、
燃料が底をつけば暖房も使えなくなってしまう。
寒さの中、体調を崩す人が出てしまうのも分かる。
自衛隊などが救援物資を配っていたが、
降り続ける大雪の中、
物資を運ぶだけでも大変だ。

そんな中、トラックの運転手が、
会社から承諾を得て、積荷のせんべいを配ったそうだ。
勿論雪の中、そう遠くの車までは行けなかっただろうが、
それで救われた人もかなりいたはず。
こういう話を聞くと、ちょっとホッとする。


それにしても、どうして2000台以上も動けなくなるまで、
通行止めにしなかったのか、と、
NEXCO東日本の責任を追及する声も出るだろう。

まあ12月のこの時期に、
これ程の雪が降るとは思っていなかった、と言うのだろうが、
事前に大雪の予報は出ていた訳で、
見込みが甘すぎたのは間違いない。

NEXCO東日本と言えば、
東京の調布で起きた道路の陥没も、
今日の中間報告で、外環道のトンネル工事が要因の1つ、と認めたらしい。

これまでシールド工法は、
早く安全に掘り進められる方法として、
地下道やトンネルの工事に多用されてきた。
その最大のメリットは、
地上に影響を与えない、という事だった筈なのだが、
こうなってくると、今後の運用は慎重にすべきかもしれない。

そちらも含めで、NEXCO東日本の判断には疑問が残る。


ともあれ、北日本や日本海側にお住まいの方々は大変な思いをされている、と思う。
今日は雪下ろしで2人の方が亡くなっている。
雪は少し降る分には綺麗だし風情があるが、
豪雪になると大災害だし暴力的だ。

大阪は殆ど雪が積もらないので、
雪国の方達のご苦労を思うと、
毎年申し訳無い気持ちになる。
北関東に住んでいた時、
何年か毎に大雪が降り、
その時だけの雪掻きでも大変だった事を思い出す。
これを毎日、毎年···
頭が下がる。


まだ後2日位、雪は降り続くらしい。
予報が出ている地域の皆さん、
どうか気をつけてお過ごし下さい。
座間市の事件の判決に続いて、
京都アニメーションの放火殺人で、
青葉真司容疑者が、
36人殺害、32人傷害の罪で起訴された。

本人が重篤な火傷で死線を彷徨っていたので、
逮捕まで10ヶ月を要し、
その後、精神鑑定に半年かけて、
漸く刑事責任能力を問える、という判断になったようだ。

まあ、40㍑ものガソリンを買う為に、
ホームセンターで携行缶と台車を買い、
ライターや着火材、包丁やハンマーまで用意している周到さや、
京都へ来てからネットカフェで京アニの所在地等を調べている事からも、
極めて計画的な犯行であるのは明らかだ。

その動機が、自分の書いた小説を盗まれた、などという、
自惚れと思い込みから来る物であったとしても、
だからといって責任能力の無い精神異常者とまでは言えない、と思っていたので、
起訴は相当だろうし、
被害の大きさからいっても、
極刑以外の選択肢が無いのも間違いない。

だがこの裁判、公判までも始まってからも、
相当時間がかかる事が予想される。

本人がほぼ寝たきりで、
出廷させるのも大変だし、
大体被害者の数が多過ぎて、
1人1人検証していくだけでも膨大な時間が必要だろう。

もっとも裁判員裁判になるから、
裁判員を長期間拘束しておく訳にもいかないだろうから、
公判前整理手続きで、どこまで詰められるか、だな。


青葉容疑者は、大火傷を負って、
何故あんな奴を助けるんだ、という
非難を受けながらも、懸命に治療し、
命を救ってくれた医師や看護師と触れ合い、
人からこんなに優しくして貰った事は、
今まで無かった、と事情聴取で漏らしていたらしい。

子供の頃に両親が離婚、
20才そこそこで父親が自殺し、一家離散。
悲惨な人生だったのは窺えるを
だからといってガソリンを撒いて火をつける理由にはならない。

意識が戻って話せるようになって、
自分のしでかした事の大きさに驚いていたようだが、
どれ程後悔したとしても、
起きたことは変えられない。
亡くなった人達も、その才能も、戻らない。

せめて彼には正直に全てを話し、
被害者やその家族に、真摯に向き合い、
きちんと謝罪をして欲しい、と思う。
それが自らの命をもってしか償えない犯罪であっても、
命だけで償える訳では無いのだから。
流石に呆れすぎて言葉も無かった。

肝いりでギリギリまで中断に抵抗したGoToを、
感染拡大防止の為に中断すると発表した、
将にその日に、ステーキ店で8人で会食、って····

その面子がまた笑える。

主催は二階幹事長らしいのだが、
何故かソフトバンクの王会長、
何故かみのもんたと杉良太郎。
後は政治評論家と幹事長代理だっけ。

このメンバーで一体何の話するの?と思ったら、
野球の話をしていただけの、ただの忘年会だったらしい。

政権お抱えのジャーナリスト、田崎史郎氏は、
幹事長のお誘いを、総理は断れないでしょう、と言ってたけど、
それっておかしくない?

幹事長だろうと重鎮であろうと、
ダメなものはダメで、
それをハッキリ言えない事も、
そもそもダメだとすら気がつかない事も、
国のトップとしても与党のトップとしても失格、としか言えない。

こういう時に宴会しようとする二階さんも二階さんだけど、
のこのこ出掛けていく菅さんも菅さんだ。
しかも平均年齢が70幾つだって言うんだから、
誰にも理解されないと思うよ。

まあお陰で西村大臣が答弁に苦慮しているけどね😁

今回の件で、国のトップが、
全く危機感も緊張感無いことがハッキリしてしまった。

二階さんも菅さんも、早く辞めて下さい。
貴方達ではコロナに勝てるとは思えない。

嘲笑うかのように、
東京は今日また、過去最高の感染者数を更新。

小池さんもさぞお怒りだろう。
まあそれ以外はあり得なかったけど、
問題は精神鑑定もしていたので、
責任能力の有無の判断と、
自殺願望のあった人を集めていたので、
殺害された人達が、殺人を認めていたか、
つまり承諾殺人が成立するか、の二点だけだったと思う。

そして裁判所はどちらも明確に否定した。
ならば判決は死刑以外にあり得ない。


僅か2ヶ月の間に9人を殺害し、
死体を損壊し、金品も強奪する、って、
確かに裁判所の言うように、
「犯罪史上稀にみる悪質な事件」なのは間違いは無い。

だが、この白石被告が、精神病質で猟奇的だ、という、
個人の資質の問題、だけで片付けてはいけない気もする。

被害に遭ったのは、15歳~26歳で、
9人のうち8人が女性だ。

その年頃が、イジメ等で真剣に自殺を考える程ではなくても、
何となく世を儚みたくなったり、
瞬間的に死にたくなる気分に陥りがちなのは、
かつての自分を振り返ると分かるのだ。

だが殆どの人は、その時期をやり過ごし、
そういう気持ちも受け入れて生きていける。
この被害者達も、白石容疑者に出会わなければ、
恐らくそうだったと思う。

若い時期に陥りがちな陥穽に填まりそうな時に、
真っ当な人に出会い、
まともに考える機会があったなら、
こんな悲しい最期を迎えずに済んだはずだ。

実際、被害者の中には、
将来の夢や、これから楽しみにしていた事を話していた人も多くて、
本気で死のうとしていた訳では無かった事が窺える。
それだけに家族や友人にとってはたまらないだろう。

弁護士は、控訴も視野に、と言っている。
ただ白石被告自身が、
判決前の接見では、家族に迷惑がかかるので控訴はしたくない、と言っているらしい。

実際、控訴したところで判決が覆るとは思えず、
単に執行までの時間稼ぎに過ぎない。

遺族の中には、死刑なんて手ぬるい、と言う人もいるらしいが、
刑法上それ以上が無いので仕方ない。

白石被告には、せめて確定から執行迄の日々で、
意思に反して外力によって命を奪われる恐怖を、
思い知って欲しいと思う。

と同時に、死にたい、と呟く若者の、
受け皿がもっとできたら、と思う。

今年はコロナの影響か、
女性の自殺がグンと増えているらしい。
仕事を失って生活が立ち行かなくなった、とか、
閉塞感に押し潰されてしまった、とか、
理由は色々あるのだろうが、
ふと魅入られてしまった時に、
冷静に戻してくれる場所や機会がもっと増えれば、
自殺者の数はもっと減るのでは無いだろうか。

民間やNGOに頼るだけではなく、
公の機関がもっとそこに力を入れて、
身近に相談できるようになれば、
こんな事件も、自殺者も、
少しは減るのでは無いかと思うのだが。