実際に住んでみたいお部屋コンテスト
「実際に住んでみたいお部屋コンテスト」受賞作品を決定 ミサワホーム
ミサワホームが再現した部屋
ミサワホーム(株)はこのほど、「実際に住んでみたいお部屋コンテスト」の受賞作品を発表した。
同コンテストは、インターネット関連サービス大手の(株)サイバーエージェント(東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:藤田 晋氏)と共同で開催。サイバーエージェントが運営する「アメーバピグ」
(Web上の仮想空間において、自身のキャラクターである「ピグ」を使ってさまざまな機能を楽しむサービス)の「部屋の模様替え機能」を用いてコーディネートした部屋を募集、最優秀賞に選ばれた作品を、ミサワホームが東京都内の物件に再現するもの。
4月27日の募集開始から2週間で1万4,000件の応募があり、そのなかから最優秀賞とミサワホーム賞20作品を決定した。
なお、最優秀作品は、リノベーションによる新しい賃貸ライフスタイルを提案するミサワホーム運営のWebサイト「リノ部屋」
上で公開している。
同社は、仮想空間内のイメージを具現化することで実証された高いリノベーション力に加え、賃貸管理などを含めたオーナーサポートメニューを訴求し、事業拡大を図っていく考え。
(10年7月6日R.E.port)
Web上の仮想空間内で部屋のレイアウトを募集して、それを実現させるという試みが面白い企画です。
大手の寡占化が進む売買
中小不動産会社、賃貸仲介・管理業務にシフト 全宅連・業態調査
全国宅地建物取引業協会連合会はこのほど、会員社の「業態調査結果概要」(全国版)をまとめた。同調査は、国民の利益の増進に寄与し、宅建業の健全な発展と円滑・的確な会務運営に資する情報収集として実施しているもの。都道府県宅建協会傘下の全会員業者10万2886社(2009年4月時点)を対象にアンケートを依頼し、回収業者数は2万816社、回収率20.2%。調査時期は2010年1~3月末。
不動産業務別の売上高比率をみると、売買仲介、売買、開発を行っている割合の合計が10ポイント超減少した一方、賃貸仲介・管理の割合が8.3ポイント上昇していることが分かった。売買や売買仲介の大手の寡占化が進む中で、地域に根ざした賃貸仲介・管理に収益源をシフトしている様子がうかがえる結果となった。
業務別の内訳(カッコ内は前回=平成6年度調査)は、売買仲介36.9(43.3)%、賃貸仲介20.1(18.3)%、売買16.1(18.8)%、開発4(5.7)%、賃貸管理12.6(6.1)%、賃貸10.3(7.9)%だった。
(10年7月5日住宅新報)
環境不動産ポータルサイト
環境不動産でポータルサイト開設 国交省
国土交通省は7月1日、省CO2などの環境価値を高めた不動産(環境不動産)に関する情報を集めたポータルサイトを立ち上げた。国内の先進的な事例や環境規制・補助などの制度、また、2009年度に専門の研究会で行った環境性能と経済価値との関係の分析結果などの情報を提供している。
不動産分野(業務部門や住宅部門)のCO2排出量は、日本全体の排出量の3分の1を占め、いまだに増加基調。こうした状況を踏まえ、国交省は不動産分野での取り組みを推進することが必要と判断。ポータルサイトでの情報提供を通じて、投資家やディベロッパー、ユーザーに不動産の環境価値を認識、評価させ、投資や良質な物件供給の拡大などにつなげたい考えだ。
(10年7月1日住宅新報)
不動産分野でのCO2排出量が、日本全体の排出量の3分の一を占めているということに驚きました。色々と勉強になることが多いです。