右に旋回しそうだった日。 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すこし暑さがゆるんだ日、

 

7月4日(水)。

 

 

 

 

 

 

9時に朝ご飯。

 

私はこの日銀座へ出かけました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぬか漬けは2種類。

 

 

 

 

かくやこうこと、

 

 

 

パプリカ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつものお茶(ケツメイシ・レモンバーム)はあたたかいけれど、

 

あとは

 

 

常温の山椒ちりめんの玄米むすびと、

 

 

 

冷蔵庫から出した味噌おでん。

 

 

 

 

 

 

精進出汁で煮てあるものに、

 

いただいた「焼き鮎味噌」をかけただけ、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( 『メゾンエルメス Le Forum 』の後に

        この『 POLA MUSEUIM ANNEX  』へ )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木々の中にある小さな社(やしろ)の写真。

 

その杜の上に置かれた四角柱。

 

 

 

 

 

横から見て、社が見えない角度を見つけて、

 

胸が苦しくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

(もちろん深刻な苦しさではないです。

 

 

 言葉で瞬時には表現できないという事から来る苦しさ。

 

 

 それで、

 

 手足を小刻みにパタパタ動かしながら

 

 地面に足跡で右回りのちいさな円を描くように動きたくなるような

 

 衝動にかられるも、人目を気にしてできない

 

 ・・そういう苦しさ。

 

 

 素敵!楽しい!の感情を人目を気にせず子どもみたいに走り回って

 

 表現できたら、大人の世界は変わるかな?)

 

 

 

 

(ブランドイメージに肉付けをするためだけではなく、

 収益を社会に還元する意味合いも大きい。

 

 ショーの様子を雑誌で見るのは好きでも

 それを買うことはなくて店内に入るきっかけのない、

 そういう私のような厄介な人でも

 

 売り場を通り抜けることを繰り返すうちに

 シンプルな空間にたくさん並んだスカーフの美しさを

 いやというほど知ることにはなります。

 

 ・・・・って、これはエルメスのほうの事ですね!。)

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉で完全に表現できるようなものなら、

 

こういう形で作品にすることはないのだし、

 

 

私の口からのたくさんの言葉の羅列も、

 

すこしこちらの状況が変わればその種類も幾分かは変わってしまうはず。

 

たとえばあの日私の目はこの透明な物体が

 

神様のいるお社を見るも簡単に消してしまう事に

 

「あら、大変!」とどこか背徳的な印象を受けたりして、

 

それも楽しくて、

 

でもこんなに小さなどこにでもあるような社が

 

私たちの生活の中で持つニュアンスまで肌で感じる事は難しい

 

ほかの文化を持つ人には正確に変換する言葉が見つからなかったりも

 

するだろうし、

 

明日の私はもしかしたらお社を隠してしまう行為を

 

たとえば「人の手によってつくられたものを

 

さらに人に手によって消し去って、

 

そこに神様の存在は感じられるのかどうか?」・・なんていう風に、

 

もっと複雑に考えるようになっているかもしれないし。

 

 

 

 

 

またほかの作品をTさんが携帯で撮って、

 

肉眼では真っ黒に近いように感じた建物の写真が、

 

より普通の風景写真に近い明るさで見えた事に驚いていたり、

 

 

それは聞いた私も「わー!」と声をあげたくなるような不思議さと

 

楽しさで、

 

もうその作品は私なりに十分楽しんだあとで

 

その写真の写真を撮ろうとさえしなかった私一人では

 

きっと気づかなかっただろうけれど、

 

でも・・・

 

 

 

それを聞いてすぐに、肉眼で見るよりも明るく写るように

 

携帯のカメラの設定がなされている事や、その技術、

 

もっと言えば・・・明るくずみずみまで写出すことをよしとする考え方や

 

必要性や文化のことを考えたり。

 

 

(そこまで・・・観る側の私たちが携帯で撮影するだろうことまで・・・

 

 計算してる?私たちの「今」の行為に委ねられている?)

 

 

 

 

 

 

それでもそんな衝撃が頭や体の中で次々に起こっても、

 

全部言葉にはしないから・・・

 

しきれないとわかっているから・・・

 

やはり右に旋回したくなっちゃう。

 

 

 

 

 

(悔しいの?それともそんな偉大なものが存在するこの世界が嬉しいの?)

 

 

 

 

 

(できない事・しきれない事がまだたくさん残されているのが

 嬉しい。だから人は自分のできる手段であの手この手で表現したいと

 思えるのだろうから。)

 

 

 

 

この日、

 

お昼はおうどんを食べて、

 

その後お茶をしました。

 

 

 

 

私は1年とすこし心の中にあったモヤモヤを

 

払いのけた直後のお散歩で、

 

 

体調もよくて、もともと作りのだいぶふにゃりとした顔が

 

さらにゆるんだ1日でした。

 

 

(ずっと繰り返されてきたその災難を人に話して共有してもらい、

 もうすでにその結論には十分達していたのだけど

 「ただ生きているだけ。」で、それは自分の負う責めではないこと、

 だからほどほどに・・・・堂々としていようと子供の頃からの

 元の自分のようにまた思えるようになったのでした。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから話はうーーーんと変わります。

 

 

 

 

 

メゾンエルメスでも、POLAアネックスでも、

 

おうどんやさんでも、お茶をしたカフェでも。

 

 

私たちが払うお金は「0円」または

 

そう多くはないのに、

 

応対してくれる人の素敵さに頭が下がります。

 

 

 

 

接客。素敵だな。

 

これは子どもではないからできるから、

 

やっぱり私も大人でいいです。

 

地面に顔を向けて旋回しながらの接客は

 

あぶなっかしくてお客さんが困るでしょう。

 

 

 

だからもうちょっとしっかりできるといいな。

 

あともうちょっとかな。

 

 

(セルフのおうどんやさんだけれど手が空いているときは

 厨房から出てきて丼の片付けをしてくれる。笑顔とともに。

 大きな身体のお兄ちゃんの軽やかな動きに嬉しくなる。)

 

 

 

 

この場所で、

 

人にこうして”お話”をできるのは楽しい事です。

 

何気ない事を伝えたい欲求は、

 

人の温かさを周りに感じるチャンスが今まであったからこそ

 

なんだろうと思います。

 

 

(お店の人の対応にうきうきするのもその今まで出会ってきた

 

 素敵な人たちが逐一、無意識に・・・こっそりと脳の中で蘇って、

 

 この世界でこの先生きることを勇気付けてくれるからかもしれないな。)

 

 

 

 

 

 

 

いい大人の人が周りにいた事と、

 

素敵な大人の人がいる世界に進もうと舵を切った子供時代の

 

人に対して欲張りな自分に

 

感謝です。

 

 

(職場ではいい心の栄養をたくさん注いでくれた

 

 優しい”お兄さん” や ”お姉さん”、

 

 ”お父さん”、”お母さんがたくさんいました。

 

 だからこそ深刻な悲しい話はできなくなったりもしたのだけど、

 

 これはどうしたらよかったのか・・・何が正しかったのか・・、

 

 未だにわかりません。

 

 それをついに話した人たち、その私以外の誰にだってわかりません。

 

 ・・・ただ、黙り込んじゃう。

 

 みんなそろって右に旋回!)

 

 

 

 

 

(3歳・・・なのだけど・・・こちらの大きな地図と、相変わらず

 漢字がたくさんのミニ写真絵本を作って送りました。今回は

 私がバテバテになって、ところどころ手書き文字も入っちゃって、

 読み仮名の無い部分もできちゃったけど、もうきっと大丈夫。

 覚えちゃってる気もするし、パパの力を借りながらだから平気だね。

 当日は不参加のパパと、ママと私の3人で工夫して・・・

 暑いので無理をしないですごします。)

 

 

 

 

 

 

 

 

おばちゃんは、昨日のうちに

 

 

大ちゃんとパパが

 

こちらに(ママと2人でお泊まりに)来る前と、帰ってから、

 

2度楽しめる最後のお手紙を出しました。

 

 

『 毛糸だ!ま 』のイベントのためのガーラント

 

ポストに入れました。

 

 

 

 

 

 

 

お泊まり。

 

やる事をやったのでもう「楽しみ」に関しての私の仕事は

 

おおかたお終いです。

 

 

 

楽しむのはすでにのりのりの大ちゃん。

 

(大人2人ももちろんそれぞれ、大ちゃんの可愛さや面白さに

 

 ・・・右に旋回!楽しみます。)

 

 

私は暑さがゆるむ事だけを神様に願って、

 

あとは手放しました。

 

 

(今日はお片付けとお掃除をちょっとだけ頑張るよ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ。

 

 

「寒さがゆるむ」とは言うけれど、

 

「暑さがゆるむ」とは言わないのかな?

 

 

 

 

 

 

でもまあいいか。

 

しんどい期間を過ごした後に

 

いくぶん過ごしやすくなったことにほっとして、

 

表情が柔らかくなることには変わりないもの。

 

 

 

ゆるんでもまだ暑いあの夏の日の銀座の熱は、

 

おうどんにのった大きなアボカドが

 

さらにゆるめてくれたと思います。

 

今日の熱はただたんたんと進める、

 

ルーティーンの仕事でほどほどのシャキッとを保ちつつ

 

ゆるめたいと思います。