きばりやあ。 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

疲れがたまってきてるようです。

 

 

 

 

「大きな人」にこにこして、

 

ふざけたようにだけれど、

 

昨日の朝そう言いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数年間は、

 

ちょうど7月の半ば、今年で言ったら来週末に

 

1年間のひとつの仕事のピークがありました。

 

 

(だから今とくに疲れているのはもうわかっていることです。

 

 その疲れとは肉体の疲れ・・・と言っても、毎度のことの

 

 深夜までフル回転で働かされている肝臓や腎臓の疲れです。)

 

 

 

 

 

でも、

 

そういう去年までと今年はちょっとちがう状況。

 

 

 

来週にピークを迎える仕事も一応そのままに

 

(その一番重い任はすでに降りて若い人に引き継がれたようだけど)

 

 

また別に来年、とても大きなピークをむかえる仕事がまたひとつ

 

増えた様子。

 

 

 

 

 

それはつまり・・・

 

去年までよりも疲れている。(2倍?)

 

 

来週のそのピークが終わってもまだまだ

 

来年の大きなピークに向かって進んでいる。

 

まだまだ疲れは積まれていくばかり・・・ということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

(昨晩は久しぶりにとくに遅くて・・・たぶん完全に朝になってから

 

 帰ってきたのだと思います。今は子どものようにまん丸になったり、

 

 お腹を出したりして、まだぐっすり眠っています。)

 

 

 

 

さてさて約ひと月前、6月7日(木)の朝ごはんは、

 

玄米の焼きおにぎり「ひとつ」が主役の朝ごはん。

 

 

 

焼いたあと、最後に

 

私がお誕生日にいただいた『焼き鮎味噌』をのせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほかには、頂き物のびわ。

 

 

 

 

精進出汁でごく薄味に煮てあるじゃがいも。

 

(出汁で使った昆布はほかのことに使ってしまって、

 

 干し椎茸のほうだけを具として使っています。)

 

 

 

 

さっと茹でた水菜は焼き海苔と山椒醤油で。

 

 

 

山椒を噛み締めるとツンと辛くて夏の味がするなあ。

 

シャキッとします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけどもこの日一番の「季節のもの」はもちろん

 

この頂き物の「びわ」。

 

 

ありがたい夏の始まりが口もと手もとから

 

したたり落ちました。

 

 

 

だけどもそれだけではなくて、

 

 

きゅうりのかくやこうこ、と

 

 

いつもより塩気を多めにした(醤油ではなくて塩を使いました。)

 

てんさい糖で甘く煮た金時豆。

 

 

 

 

これも夏を意識してのこと。

 

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日だんな君は朝ごはんの写真を撮りました。

 

「あれれ、高級ないただきものだ!」と言って目を細めた

 

びわがあるから。

 

 

 

 

・・・・でもそれだけではないんだなあ。

 

 

 

 

ちょーーーーーーっとまた

 

大きくなりすぎちゃったそうで、

 

 

この夏はずっと写真で食事の記録をしているのです。

 

(おやつは写さないという” 不徹底ぶり ”なんだけど。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでおむすびはひとつ。

 

これまでの半分になった朝。

 

 

次の日6月8日(金)もおむすびはこれまでの半分。1個です。

 

そしてその日はそれを食べて出張へ。

 

 

 

 

(ほぼ毎日1日2回の外での食事は

 

 自分の体を考えてのものではなくて、周りの人の好みなどが中心、

 

 仕事の延長で食べるもの。そこで完全な調整はできません。

 

 だからそれを担うのがこの毎日の朝ごはんです。

 

 

 おしゃべりが得意ではないので

 

 「美味しそうにモリモリ食べる外交」がきっと必要な人。

 

 出張でたまにしか、または初めて会う人となら、

 

 その傾向は余計に強まるでしょうね。でもまあきっと大丈夫よ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その6月8日(金)の夜、

 

壊滅的な被害を受けていたサンゴが

 

復活の兆しを見せているというニュース。

 

 

 

 

昼間、馬喰町に出かけて結果的に歩き回って

 

お店の方とたくさんお話もしていい情報を頂いて満たされて、

 

 

家でひとり、夕飯の後に「寝落ち」をした後に

 

どうにか起きてテレビをまた見始めた時でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自然の力で蘇らないようなものは(・・・としたら)

 

 人がどんなに手を尽くしても蘇らせることはできない。」

 

という専門家の言葉の言葉に、

 

 

このニュース番組にゲストで出演していた是枝監督が

 

大きくうなづいていました。

 

感慨深そうでした。

 

 

 

こういう言葉を拾い上げて「もぐもぐ」して、

 

また次の作品が生み出されるのだろうかと思うと

 

とても楽しみだなあと子どものように目をきらきらさせた

 

監督の表情に私はわくわく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

疲れている。

 

これ以上太りたくない。

 

骨折しやすかった。

 

肝臓の調子がよくない。

 

 

(以上が「大きな人」の事情です。)

 

 

「私はなんという厳しい条件で朝ごはんを作るのか!」

 

と冗談ぽく思いながらも、

 

限られた中で工夫できたら楽しいだろうなあと

 

思えた時からいろんなことが変わりました。

 

 

(厳しい条件は気づけばふたりそれぞれにたくさんあります。

 

 だんな君のせい、だけというわけではないですよ。

 

 私の方もたくさんあります。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

河瀬監督や是枝監督は、

 

いろんなところでお聞きすると

 

独特な映画の作り方をされると思うのだけど、

 

 

このお2人も何もかも自由に豊富にあるところから

 

始めたのではない上に、

 

むしろ役者さんにほかの現場ではないような

 

制約を作ってみたりすることもあるようで、

 

そこから一人一人の人間の魅力が浮かび上がってきているように

 

思うところもあります。

 

 

(これはあくまでも「私が思う」ということです。)

 

 

 

 

 

 

 

私の場合は、先に

 

「この食材、栄養素が足りていないから

 

 2人がそろう朝ごはんで是非食べたい!」というところから、

 

『 材料が先にありき 』で、朝ごはんのいろいろが

 

始まります。

 

 

そして、

 

昼と夜で採れすぎている、

 

十分すぎるくらいの栄養もありますから、

 

それは後回しになります。

 

なるべく減らしたいものもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは大変さでもあるけれど、

 

面白さもあります。

 

 

限定されている、不自由である。

 

ということで楽になる部分もあります。

 

 

人が完全を目指したつもりで頑張っても

 

なるようにしかならない事が自然には多いのも

 

わかっています。

 

(でもだからこそ、自然に対しては真剣に向かい合わなくては

 

 いけないのだと思うのですけどね。)

 

 

 

 

 

この頃、

 

私たち2人の状況に見合っていて、

 

なおかつ

 

笑ってできる、楽ができる

 

なかなかよいシステムが構築できてきたような気がするのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も昨日に続いて、

 

是枝監督の話が出てきちゃった。

 

(応援したいと思ってきた人が頑張ってる姿や、

 

 忙しくも充実している姿を見るとすご〜く、

 

 嬉しい。)

 

 

 

あの時の監督のお顔に希望を見て取れました。

 

だから忘れないようにちゃんと言葉にしておきたかった。

 

(2日連続で書いちゃった。)

 

 

 

 

どんな苦しい使命(仕事)の中にも楽しみを見出せられる。

 

そういう姿勢でいる人だからこそ、

 

すこしの希望を感じた時、他の人の眼の前に

 

大きな希望にして提示できるのだろうな。

 

(次の作品も本当に楽しみ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風が強いよ。雨も降り出しそう。

 

今日のこれも梅雨のそれ、

 

「流し」なのではないだろうか?

 

 

これから朝ごはんです。

 

「大きな人」を起こしてきましょう。