この映画は評判が良かったけれど、正直あんまり期待していなかった。


いい映画=私は途中で飽きてしまう。情緒が豊かでないので…


でもいい映画らしいし、観てみようと思ってレンタルしました。




するとどうでしょう!




この映画はすごく気持ちがいい。


悪者は退散させられて、素直な者は幸せになる。御伽噺のようで、しかし現実味も全くなくはない。


このおじいちゃん達はとても魅力的。豪傑というか快傑というか、本当のヒーローだ。


ドン・キホーテとゾロを足して割ったようなハブに、どちらかと言うとおちついたガース。けれど二人とも破天荒で、趣味はセールスマンをライフルで追っ払うこと。そして釣り(ライフルを使った釣り)。


天晴れなほど強い癖に、セールスマンに騙されて全部同じ種を買ってしまったり、年老いたライオンをつかまされたり、なんだか憎めない二人なのだ。


畑仕事にも「制服」といってオーバーオールに白いテンガロンを用意したりして、こだわり様がまた良い。




私は映画で泣くのは好きじゃないし、とくに前フリが良かったもので泣くのは悔しいけれど、ウォルターが戻ってきたシーンでは心が緩んでしまった。


文句なしにとてもよい映画だった。
ぼくセザール 10歳半 1m39cm




小さい。




この映画は上映時に興味があったんだけれど、仕事が終わらなくて行けなかった…という映画。


かわりにモナリザ・スマイルを観に行った。




最近思うのは、フランス映画って意外に子供を撮るのがうまいと言うこと。


アメリ以前はフランス映画は全く興味がなくて、なんとな~くアダルトで物憂いイメージだったのだけれど(若しくはハードなアクション)、結構コメディーもいけるのだ。フランスのコメディーは米国のものより地味で素朴なので結構安心して楽しめる。




セザールも完全に子供のコメディ。


別に物凄くいい映画だとか、心に残る素晴らしい映画というわけではないけれど、子供の視点で終始描かれているのでついつい自分もいつにない反応で映画にのめりこんでしまった。


セザールは太めで、甘い物好きで、スポーツ音痴で、記憶力と想像力だけは何故かずばぬけている。家族も悪くはないけど、私はあのお父さんは好かない。


セザールがパパが刑務所に行ったと思い込んだのは全く無理がない成り行きだし、きちんと説明もしてあげない親の方が悪い。なのに暴力で終わりはないだろう。校長先生にも叱られて大変かわいそうだ。こどもなんだから。




モルガンは10歳から観ればかなりカッコいい。私から観るととてもキュート。ダンスも上手だし、しっかりしていてステキな子だ。お父さん探しの末路なんかは切ない表情になんだか胸が苦しくなる。すてきなパパが見つかって良かったね、と言ってあげたい…。




一番魅力的なのはやっぱりサラ。こどものくせにとても美人で、ちょっと色っぽい。頭もよさそうだし…。


彼女は男の子の心をつかむ術を心得ているのだ。英語もしゃべれるなんて…。彼女の将来はバラ色だと思う。それなのにとても良い子で、みんなに好かれるタイプだ。


だけど、モルガンとセザールと同じ部屋に泊まるのはさすがにフランス人だなぁと感心。




もちろん大人もとても魅力的だ。個人的なお気に入りはパンクなおばさんのグロリア。一見怖いけどとてもやさしくて、子供達を助けてくれる。この映画におけるメリー・ポピンズだ。


セザールの親戚は変人と性格の悪い従姉妹だった。
今日二本目の映画。


The School of Rockにはあんまり興味がなかったんだけれど、子供が音楽をやるシチュエーションに弱いため借りてみた。




先ず、主役が美しくない。美しくないだけならまだいいんだけど、彼は正直見るのがちょっとつらい。スクリーンで見なくて良かったかもしれない。


けれど音楽もお話も良かった。ストーリーは結構強引な気がする。子供が順応していくのには無理はないけれど、親があそこまで簡単に折れるのはちょっとないかなぁと思う。結局はハッピーな映画でよかった。


ルームメイトの彼女は嫌な奴で、得点のメニューのドキュメンタリーに出てたこ女優さんもちょっと嫌な奴かな、と思った。




子供達はかわいくて本当に才能がある。


先ずバンドのメンバー、一番気に入ったのは「イケてない」ローレンス。彼は絶対中国系。鍵盤を愛しているようなクラシックな弾き方をする。彼はとても可愛らしかった。ドキュメンタリーでは一人だけ朝食に輪和食を食べていた。


次に好きなのはコーラス・ガール達。三人ともうっとりするくらいいい声で、味のある歌を聞かせてくれる。絶対にまだ小さいのにマルタはロック、アリシアはR&Bでとてもブルージー、そしてトミカ!トミカは素晴らしい。アレサ・フランクリンやローリン・ヒルを思い出させるくらいの歌唱力だ。このまま歌い続ければエラ・フィッツジェラルドにもなれると思う。子供なのに物凄い迫力。「天使にラブ・ソングを」の小学校版をやるなら彼女なしでは物足りないと思う。


そしてギタリスト。彼は10歳のくせになんだか色っぽい。とてもステキだ。


ベースの女の子はベトナム系?すらっと背が高くてかわいらしくて、口数は少ないのにとても存在感がある。彼女の存在そのものが「ベーシスト」だ。


ドラム…。彼もドラムそのもの。




マネージャー役のサマーは本当にキュート。あの笑顔は最高にかわいいし、更に頭がよさそうだった。ああいう女の子は見つけるのが難しいかもしれない。この映画の良いスパイスだ。


そしてもう一人気に入ったのはスタイリストのトミー。彼は将来ゲイ(?)のスタイリストとして活躍すること間違いなしだ。




映画自体は100%好みではなかったし、やっぱり主役がビジュアル的に耐えられなかったけれど、音楽と演奏はとても気に入った。この映画も好きだ。
最近週末はDVDの日に…。


その週の予定と、天候と、体調と。諸々を考慮して週末にDVDを借りるのだ。


今週は四枚借りた。映画を4本、一週間好きなだけ繰り返し見ることができて1,600円。


悪くないかも。




今日の映画は "STEPFORD WIVES"。


何故借りたかと言うと、私の大好きな Faith Hillが出ているからだ…。


彼女はシンガーなので何故この映画に出ているか不明だったが、かなりゴージャスな美人なのでスクリーン映えするだろう。ちょっと太ったけどとてもかわいらしかった。ラインダンスのシーンで彼女はターンしながら故障するのだが、痙攣しながら叫ぶ "Yeehah!"や、カウボーイ・ランゲージは不気味でとてもキュートだった。歌ってくれたらもう文句の付け所がないのに。




そして主役はニコール・キッドマン。彼女も好きな女優だと思う。何より綺麗で豪華だし、キャラクターはコミカルで可愛らしい。彼女に惚れ込んだのはムーラン・ルージュだと思う。


この映画での役はとにかくパワー・ウーマン。プライドが高くて力が有り余っている。そして更に頑固。夫は彼女の操縦法がわからず、人知れず不満を持っている。




パワー・ウーマンと結婚するような男性は、あまりプライドが高かったり古風な人だとダメなのかもしれない。女性にも力がある時代だから臨機応変に生きないとならない。幸せになりたいのなら片方だけ無理矢理変えてみても、そんなの自分勝手なだけなのだ。ちっとも良くない。


この町で妻を作り変えている男性も皆自分に負けているのだ。妻に負けているのではなくて、彼女に劣等感を感じて、そんな自分を認めたくないという弱さに負けている。STEPFORD WIVESは完璧な妻といっているけれど、ただ従順なだけだ。個性がない、アイデンティティは微塵もなく、心もない。一緒に暮らしても楽しいわけがない。そんなパートナーを求めてしまう心情はちょっとかわいそうでもある。




この映画で主役を完全にくってしまう程大活躍していたのはグレン・クローズ。彼女なしではこの映画は難しかったと思う。あのカリスマ主婦ぶり、エレガントさ、馬鹿馬鹿しいことまで真剣に取り組む奥様ぶりは彼女にしかこなせない。ベット・ミドラーもまったく違うタイプの性格を二通り見事に演じていた。音楽も優雅で良い。


この映画はジャンルとしては、コメディ・ホラー?コメディ・サスペンス?割と良い味だった。
この歌が大好きなのだ…。


私の音楽好きは既に筋金入りだけど、ある程度のジャンル分けはされている。


例えば、ラップやテクノは聴かない。アイドル系はすぐ飽きてしまう。クラシックも楽器だけのは理解できるだけの素質がないし(弦楽は好きだけど)、オペラも舞台で観ないと飽きてしまう。声楽曲も男声はあまり得意ではなく、子供のコーラス系のほうが好きだ。




けれど、本当に良い曲と言うのはジャンルを超えて心に訴えかけてくるものである。


この"Goin' Where The Wind Blows"という MR. BIGの歌もその一つだ。


とはいえ私はロックはそこそこ好きだし、アコースティック・ロックのバラードは結構しびれる。


MR. BIGのバラードはとても美しくて、一番有名な "To Be With You"はもちろん、


"Superfantastic"なんかも素晴らしい。




それでいて何故この曲が一番なのかと言えば、やっぱり歌詞にあるのだと思う。


この歌は悩むのに疲れてしまったり、アドバイスしてもらうのにうんざりしてしまったりして、迷いや悩みの中で一休みしたい時にぴったりの歌だ。


ここで彼らが歌う言葉はそんな時私が思っている事そのもので、出口は見えなくても歩き続けるように風を贈ってくれるのだ。答えも大切だけど、歩いていくのが過程なんだよ、と元気付けてくれる。




普段カッコつけている男性ロック・シンガーがバラードを歌う時なぜ心に響くか、それは多分気取りを捨てて、素直な弱さを歌ってくれるからだと思う。


人間は弱いからこそ強くやさしいのだ。




<<Goin' Where The Wind Blows>>




Someone said life is for the taking
Here I am with my hand out waiting for a ride
I’ve been living on my great expectations
What good is it when I’m stranded here
And the world just passess by

Where are the signs to help me get out of this place

If I should stumble on my moment in time,
How will I know
If the story’s written on my face, does it show
Am I strong enough to walk on water
Smart enough to come in out of the rain
Or am I a fool going where the wind blows

Here I sit halfway to somewhere
Thinking about what’s in front of me and
What I left behind
On my own, supposed to be so easy
Is this what I’ve been after
Or have I lost my mind

Maybe this is my chance coming to take me away

If I should stumble on my moment in time,
How will I know
If the story’s written on my face, does it show
Am I strong enough to walk on water
Smart enough to come in out of the rain
Or am I a fool going where the wind blows

Here I am walking naked through the world
Taking up space, society’s child
Make room for me, make room for me,
Make room for me

Am I strong enough to walk on water
Smart enough to come in out of the rain
Or am I a fool
Going where the wind blows






人生をものにしなきゃダメだと人は言うけど


僕は今も手を上げ誰かが止まってくれるのを待っている


期待ばかりが膨らんじまった


だけどいつまで経ってもこの場所に立ち往生してる


そして世の中はそんな僕をしり目に通り過ぎてゆく




ここから逃げ出したいのに、いったいいつどこに兆しが見えるのか?




時間につまずいたとしても人生のつらさが顔に出ているかは自分では確かめられない


本当に出ているの?


果たしてこの僕に水上を歩く力があるだろうか


雨に濡れないための賢さは?


やっぱり愚かな僕は風まかせに生きるだけ?




どこかへ行く道すがら、ふと立ち止まり考えてみる


これから先待ち受けるもの、置き去りにしてきたもの


一人旅は楽なはずだった


本当に僕はこんな事を望んでいたのだろうか


それともただ頭が変になってしまったんだろうか




もしかするとこれが僕にとって最大のチャンス?




時間につまずいたとしても人生のつらさが顔に出ているかは自分では確かめられない


本当に出ているの?


果たしてこの僕に水上を歩く力があるだろうか


雨に濡れないための賢さは?


やっぱり愚かな僕は風まかせに生きるだけ?




素っ裸になって世を渡る



僕は社会の申し子さ



こんな僕にも居場所は必要だから 僕のために場所を確保して、お願い場所を作って







果たしてこの僕に水上を歩く力があるだろうか


雨に濡れないための賢さは?


それともやっぱり愚かな僕は




風まかせに生きるだけ?


風の吹くままに生きるだけ?