この歌が大好きなのだ…。


私の音楽好きは既に筋金入りだけど、ある程度のジャンル分けはされている。


例えば、ラップやテクノは聴かない。アイドル系はすぐ飽きてしまう。クラシックも楽器だけのは理解できるだけの素質がないし(弦楽は好きだけど)、オペラも舞台で観ないと飽きてしまう。声楽曲も男声はあまり得意ではなく、子供のコーラス系のほうが好きだ。




けれど、本当に良い曲と言うのはジャンルを超えて心に訴えかけてくるものである。


この"Goin' Where The Wind Blows"という MR. BIGの歌もその一つだ。


とはいえ私はロックはそこそこ好きだし、アコースティック・ロックのバラードは結構しびれる。


MR. BIGのバラードはとても美しくて、一番有名な "To Be With You"はもちろん、


"Superfantastic"なんかも素晴らしい。




それでいて何故この曲が一番なのかと言えば、やっぱり歌詞にあるのだと思う。


この歌は悩むのに疲れてしまったり、アドバイスしてもらうのにうんざりしてしまったりして、迷いや悩みの中で一休みしたい時にぴったりの歌だ。


ここで彼らが歌う言葉はそんな時私が思っている事そのもので、出口は見えなくても歩き続けるように風を贈ってくれるのだ。答えも大切だけど、歩いていくのが過程なんだよ、と元気付けてくれる。




普段カッコつけている男性ロック・シンガーがバラードを歌う時なぜ心に響くか、それは多分気取りを捨てて、素直な弱さを歌ってくれるからだと思う。


人間は弱いからこそ強くやさしいのだ。




<<Goin' Where The Wind Blows>>




Someone said life is for the taking
Here I am with my hand out waiting for a ride
I’ve been living on my great expectations
What good is it when I’m stranded here
And the world just passess by

Where are the signs to help me get out of this place

If I should stumble on my moment in time,
How will I know
If the story’s written on my face, does it show
Am I strong enough to walk on water
Smart enough to come in out of the rain
Or am I a fool going where the wind blows

Here I sit halfway to somewhere
Thinking about what’s in front of me and
What I left behind
On my own, supposed to be so easy
Is this what I’ve been after
Or have I lost my mind

Maybe this is my chance coming to take me away

If I should stumble on my moment in time,
How will I know
If the story’s written on my face, does it show
Am I strong enough to walk on water
Smart enough to come in out of the rain
Or am I a fool going where the wind blows

Here I am walking naked through the world
Taking up space, society’s child
Make room for me, make room for me,
Make room for me

Am I strong enough to walk on water
Smart enough to come in out of the rain
Or am I a fool
Going where the wind blows






人生をものにしなきゃダメだと人は言うけど


僕は今も手を上げ誰かが止まってくれるのを待っている


期待ばかりが膨らんじまった


だけどいつまで経ってもこの場所に立ち往生してる


そして世の中はそんな僕をしり目に通り過ぎてゆく




ここから逃げ出したいのに、いったいいつどこに兆しが見えるのか?




時間につまずいたとしても人生のつらさが顔に出ているかは自分では確かめられない


本当に出ているの?


果たしてこの僕に水上を歩く力があるだろうか


雨に濡れないための賢さは?


やっぱり愚かな僕は風まかせに生きるだけ?




どこかへ行く道すがら、ふと立ち止まり考えてみる


これから先待ち受けるもの、置き去りにしてきたもの


一人旅は楽なはずだった


本当に僕はこんな事を望んでいたのだろうか


それともただ頭が変になってしまったんだろうか




もしかするとこれが僕にとって最大のチャンス?




時間につまずいたとしても人生のつらさが顔に出ているかは自分では確かめられない


本当に出ているの?


果たしてこの僕に水上を歩く力があるだろうか


雨に濡れないための賢さは?


やっぱり愚かな僕は風まかせに生きるだけ?




素っ裸になって世を渡る



僕は社会の申し子さ



こんな僕にも居場所は必要だから 僕のために場所を確保して、お願い場所を作って







果たしてこの僕に水上を歩く力があるだろうか


雨に濡れないための賢さは?


それともやっぱり愚かな僕は




風まかせに生きるだけ?


風の吹くままに生きるだけ?