この映画は評判が良かったけれど、正直あんまり期待していなかった。
いい映画=私は途中で飽きてしまう。情緒が豊かでないので…
でもいい映画らしいし、観てみようと思ってレンタルしました。
するとどうでしょう!
この映画はすごく気持ちがいい。
悪者は退散させられて、素直な者は幸せになる。御伽噺のようで、しかし現実味も全くなくはない。
このおじいちゃん達はとても魅力的。豪傑というか快傑というか、本当のヒーローだ。
ドン・キホーテとゾロを足して割ったようなハブに、どちらかと言うとおちついたガース。けれど二人とも破天荒で、趣味はセールスマンをライフルで追っ払うこと。そして釣り(ライフルを使った釣り)。
天晴れなほど強い癖に、セールスマンに騙されて全部同じ種を買ってしまったり、年老いたライオンをつかまされたり、なんだか憎めない二人なのだ。
畑仕事にも「制服」といってオーバーオールに白いテンガロンを用意したりして、こだわり様がまた良い。
私は映画で泣くのは好きじゃないし、とくに前フリが良かったもので泣くのは悔しいけれど、ウォルターが戻ってきたシーンでは心が緩んでしまった。
文句なしにとてもよい映画だった。