ぼくセザール 10歳半 1m39cm
小さい。
この映画は上映時に興味があったんだけれど、仕事が終わらなくて行けなかった…という映画。
かわりにモナリザ・スマイルを観に行った。
最近思うのは、フランス映画って意外に子供を撮るのがうまいと言うこと。
アメリ以前はフランス映画は全く興味がなくて、なんとな~くアダルトで物憂いイメージだったのだけれど(若しくはハードなアクション)、結構コメディーもいけるのだ。フランスのコメディーは米国のものより地味で素朴なので結構安心して楽しめる。
セザールも完全に子供のコメディ。
別に物凄くいい映画だとか、心に残る素晴らしい映画というわけではないけれど、子供の視点で終始描かれているのでついつい自分もいつにない反応で映画にのめりこんでしまった。
セザールは太めで、甘い物好きで、スポーツ音痴で、記憶力と想像力だけは何故かずばぬけている。家族も悪くはないけど、私はあのお父さんは好かない。
セザールがパパが刑務所に行ったと思い込んだのは全く無理がない成り行きだし、きちんと説明もしてあげない親の方が悪い。なのに暴力で終わりはないだろう。校長先生にも叱られて大変かわいそうだ。こどもなんだから。
モルガンは10歳から観ればかなりカッコいい。私から観るととてもキュート。ダンスも上手だし、しっかりしていてステキな子だ。お父さん探しの末路なんかは切ない表情になんだか胸が苦しくなる。すてきなパパが見つかって良かったね、と言ってあげたい…。
一番魅力的なのはやっぱりサラ。こどものくせにとても美人で、ちょっと色っぽい。頭もよさそうだし…。
彼女は男の子の心をつかむ術を心得ているのだ。英語もしゃべれるなんて…。彼女の将来はバラ色だと思う。それなのにとても良い子で、みんなに好かれるタイプだ。
だけど、モルガンとセザールと同じ部屋に泊まるのはさすがにフランス人だなぁと感心。
もちろん大人もとても魅力的だ。個人的なお気に入りはパンクなおばさんのグロリア。一見怖いけどとてもやさしくて、子供達を助けてくれる。この映画におけるメリー・ポピンズだ。
セザールの親戚は変人と性格の悪い従姉妹だった。