干支噺(2)~一”揆””加勢”!地方から中央へ!!~2013年(平成25年)癸巳 | 遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

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---干支噺(2)~一”揆””加勢”!?地方から中央へ!!~2013年(平成25年)癸巳--- 
 2013年の干支、「癸巳(みずのとみ)」。
「癸(みずのと)」
この字の、亀甲文字は、「×」の先がさらに分かれた形です。

この字は、一説には「四方から水が流入する形」とも言われています。篆書では、さらに画が増え、枝分かれしています。


中央に水が集まる様です。
 それは、大地に降り注ぐ雨。ときに雪、ときに露、ときに霧。
それが、湧水、泉となり、流れて、小川となり滝となり、大地を潤す様です。
 「癸」の亀甲文字は、雪の結晶にも見えます。


 また、一説には、三股の四方に突き出した武器の形でもあります。

海神ポセイドンが手に持つ矛(ほこ)、先が三股(みつまた)になった武器が四方に突き出した様。

あるいは、現代の防犯グッズ、さすまたの類。

 
 四方に突き出た形は、回転する様も含みます。

差し詰め、手裏剣のイメージでしょうか。

 「回転」から「一巡」につながり、「癸」を「十干」の最後に配置しました。一巡して、一番目の「甲」にもどる。
 因みに海神ポセイドンの武器は、トライデントあるいはトリアイナと呼ばれています。「トラ」「トリ」は「トリプル」=「3」。「デント」は「歯」。三つ歯(刃)を持つ武器。
 海の神の武器、これも「水」にまつわります。

いずれにしても、「癸」には、「流れ込む様」であり、「武器(矛)」=「戦い」を意味があります。

 おりしも2012年12月は「衆議院選挙」。地方から中央への戦いが挑まれます。その結果が現れるのが、2013年1月の通常国会招集。節分から立春の、旧暦の新年2月、「2013年予算政府案国会提出」。
 そして7月28日は参院議員の任期満了、選挙。
「癸」の年。「癸」が暗示する事柄があらわれるのでしょうか。
「一気呵成」ならぬ「一揆」「加勢」。
ただ、「癸巳」は、「水」がかけられる「火」・・・。「火」の行方は?
<干支噺(3)へつづく>

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