干支噺(1)~水のへび~2013年(平成25年)癸巳 | 遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

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 ---干支噺(1)~水のへび~2013年(平成25年)癸巳--- 
 12月、師走。1年の締めくくりです。
事業(3月決算)における、年度では、四半期が3つ終わります。
また、学業でも3/4が終わります。2学期がおわったり、2学期制ならば、下期後半戦です。
 カレンダーや、手帳の準備の季節でもあります。

締めくくりとともに、来る年を意識します。忘年会、新年会、またこの季節のイベントでは、締めくくりや振り返りとともに、来年度を見通します。
 話題やあいさつ原稿のネタとして、「干支噺」は定番です。
 2013年、平成25年は、巳年。へびどし。
干支は、「癸巳(みずのとみ)」です。

「巳」は十二支では6番目。
「癸(みずのと)(き)」は十干(じっかん)の一番最後です。
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・

十干×十二支の60分割(60年サイクル)では、30番目の年です。
 これらの、十干と十二支から、その年の特性が言い習わされてきました。
巳年には、十干と十二支の組み合わせで、5種類あります。

「土のへび」「金のへび」「水のへび」「木のへび」「火のへび」。

「癸」は、「水」で、「癸巳」は「水のへび」

己巳(つちのとみ)(きし)1929(昭和4)・1989(平成1)
辛巳 (かのとみ)(しんし)1941(昭和16)・2001(平成13)
癸巳(みずのとみ)(きし)1953(昭和28)・2013(平成25)
乙巳(きのとみ)(いつし)1965(昭和40)・2025
丁巳(ひのとみ)(ていし)1977(昭和52)・2037

そして、「巳(へび)」にも。「木・火・土・金・水」が割り当てられています。
「巳(へび)」は、「火」です。
ですから、来年、2013年平成25年、癸巳は「水」と「火」の組み合わせ。
相剋(そうこく)」の組合わせになります。「相克」とは、「反する性質」というか「相互を弱める性質」「打ち消し合う性質」言い過ぎると、「邪魔し合う関係」です。
 「剋」は、実は見慣れた字・・・のはずです。歴史で習う戦国時代の「下剋上(げこくじょう)」の「剋」です。「下の者」が、「上の者」にあたる守護大名に打ち勝つことです。
「癸巳」を表現すると、「水剋火」。
 「火」であるけれど、「水」で消される状態です。
来年の干支には、そんな意味も含まれています。
<干支噺(2)へつづく>
→天道
→十干も植物
→十二支は植物 
→干支噺(1) 水のへび
→干支噺(2) 一”揆””加勢”!?地方から中央へ!!
→干支噺(3) テレビ事業は「癸巳」が起点!?
→干支噺(4)
→干支噺(5)
→干支噺(6)
→干支噺(7)