干支噺(3)~テレビ事業は「癸巳」が起点!?~2013年(平成25年)癸巳 | 遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

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 ---干支噺(3)~~2013年(平成25年)癸巳--- 
 干支噺(2)では、「癸巳」の前半(天干)の「癸(みずのと)」の表す意味(字義)についてみました。
 では、その後半(地支)、「巳」の字義を考えます。
「巳」の亀甲文字は、蛇そのものです。


 十二支の6番目の「巳」。季節では旧暦四月です。
蛇が冬眠から目覚め「這い出す」様でしょうか。
一方、「巳」=「已」≒「己」でもあり、胎内の子を表す「包」が示すように、「己」は、お母さんのお腹の中に芽生えたばかりの赤ちゃんです。
「子」まで大きくありません。まだ、できたばかりの赤ちゃん。


 いずれにしても、周期を示す言葉。命の「極」初期のスタート時点。 

 一方で12揃うと・・・そもそも十二支は、植物の成長周期です。
→十干も植物
→十二支は植物 
その、「包」や「己」などの字義を、十二支の流れで表せば、
「巳」は、「種子が出来始める状態」。正確には将来「種子」となる芽が出始めた状態。
 かつ、「已」=「し」は、同音の「止(し)」と同義として、植物の成長が止まる状態でもあります。
 将来、種子になる部分が出来るには、一時的に、栄養を集中させなければなりません。
少しだけも葉と茎はストップです。
 これは、受粉前の前、蕾になる前のことかもしれません。

 十二支が12年周期として暗に年運を示すとればwww、「巳」は、良くも悪くも「一時停止」。
一時停止することによって、新たな「種」が芽生えます。

 前回の60年前の「癸巳(みずのとみ)」の年は、昭和28年。
 この年は、NHKのテレビ放送開始です。
今では、テレビ放送が、不可思議でも画期的でもありません。
しかし、当時はメディアは、活字と音声のみでした。
新聞やラジオから映像の時代でした。その初年度です。
 その後、民放が徐々に展開してゆくのです。
 ここ数年、地上波からデジタルへ、そして、ワンセグWEB配信。ケーブルTVも、画期的です。

 通信方式、配信技術、受信機(ブラウン管からLEDやプラズマディスプレー)の技術の変遷も全て、日本においては、昭和28年が起点です。

 折しも、パナソニック、シャープ、ソニーがテレビ事業で苦戦しています。それもこれも、60年のテレビの歴史の中のこと。

 「巳」は、「止まる」が「新たなものが生まれつつある」意味と考えられます。

頑張れ、日本のメーカー!

「癸巳」の影響、「火」に「水」があるので、少し苦戦が続くかもしれませんが・・・・。

<干支噺(3)へつづく>

→天道
→十干も植物
→十二支は植物 

→干支噺(1) 水のへび
→干支噺(2) 一”揆””加勢”!?地方から中央へ!!
→干支噺(3) テレビ事業は「癸巳」が起点!?
→干支噺(4)
→干支噺(5)
→干支噺(6)
→干支噺(7)

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