■きっと君は来ない♬〜柊の唄〜
(1993年)
原文。
Deck the hall
#1
①Deck the hallswith boughs of holly,
Fa la la la la la la la!
②Tis the season to be jolly,
Fa la la la la la la la!
③Don we now our gay apparel,
Fa la la la la la la la!
④Troll the ancient Yuletide carol,
Fa la la la la la la la!
#2
⑤See the blazing yule before us,
Fa la la la la la la la!
⑥Strike the harp and join the chorus,
Fa la la la la la la la!
⑦Follow me in merry measure,
Fa la la la la la la la!
⑧While I tell of Yuletide treasure,
Fa la la la la la la la!
#3
⑨Fast away the old year passes,
Fa la la la la la la la!
⑩Hail the new, ye lads and lasses,
Fa la la la la la la la!
⑪Sing we joyous all together!
Fa la la la la la la la!
⑫Heedless of the wind and weather,
Fa la la la la la la la!
「先見の明」
「あなたを守る」
「保護」
「歓迎」
「用心深さ」
金木犀→銀木犀 → 柊木犀→ 柊
この中では最終の開花。
⛩️二の卯(中卯)に詣る!?陰極り陽へ♪
本来の新嘗祭の日は、旧暦の11月の二つ目の卯の日。
中卯といいます。
2024年令和6年の旧暦11月の中卯は12月17日。
旧暦で、味わう古来から祭祀儀礼の季節感も一興です。
2024年、冬至は12月21日土曜日。
1年で最も昼が短く、夜が長い日。陰の極まりです。翌日以降は陽転、昼が少しずつ長くなっていきます。
もともと新嘗祭は、冬至に近い時期に執り行われてきました。豊作不作の結果が出そろい日照時間が少なる頃。神嘗祭で、新米、作物を奉納のひと月後。
実際の時刻で日の入りが早いのは、冬至ではなく
東京では11月29日〜12月13日の午後4時30分あたり。
日の出が遅いのは明けて1月2日〜13日の午前6時50分あたり。
となると、旧暦古来の新嘗祭は、日の入りが早い頃、昼の時間が短い頃の行事です。
旧暦11月の2回目の卯の日(2024年は12月17日)をその日と思って。詣るもよし。善哉善哉。
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以下、和歌に詠まれた新嘗祭。暗く寒い時期の宴会、舞い、会合、歌会www。
〈新嘗祭の和歌〉
「にひなめ」=新嘗祭
「とよのあかり」新嘗祭の翌日、辰の日あるいは大嘗祭の3日後の午の日に、天皇参加で開催される宴会
「をとめ≒乙女」=五節の舞手。
「すれる衣」神事の際に着る山藍ずりの衣
「日陰のかずら」=つる性の常緑草で古代から神事の際の襷(たすき)や髪飾り
■新嘗系
契りあれや神のすごもを打はえて「にひなめまつる」むかしおもへば(倭訓栞)
「新嘗」や昨日のはつほ納置て今日御酒給ふ雲のうへ人(年中行事歌合)
■豊の明り系
あまてらす「とよのあかり」とおもへども「日かげ」もみえずくもるけふかな(栄花物語)
いぬる秋納しいなほ手向るぞ年「豊なる」はじめなりける(年中行事歌合)
■乙女系
天つ風くもの通ひぢ吹きとぢよ「をとめ」の姿しばしとゞめむ(古今和歌集)くやしくぞあまつ「をとめ」と成にける雲ぢたづぬる人もなき世に(後撰和歌集)たち出る「乙女」の姿あらはれて月にたどらぬ雲のかよひぢ(年中行事歌合)もゝしきにさふる「をとめ」の袖のいろもきみしそめねばいかゞとぞみる(空穂物語)ひとしほもそむべきものかむらさきの雲よりふれる「をとめ」なりとも(空穂物語)
■すれる衣系
神代より「すれる衣」といひながらまたかさねてもめづらしきかな(栄花物語)
いろふかく「すれる衣」をきる時はみぬ人さへもおもほゆるかな(空穂物語)
あだ人のさはにつみつゝ「すれる」色になにゝあやなくおもひいづらむ(空穂物語)
■日陰かずら系
「日かげ」にはなき名たちけりせみ「衣きて」みよとこそいふべかりけれ(金葉和歌集)
「日影さす」雲の上人こざりせば「豊の明り」をいかでしらまし(続古事談)
■万葉集に、その日に詠んだと明記
天地とあひさかえんと大宮をつかへまつれば貴くうれしき(万葉集)天にはも五百つつなはふ万代に国しらさむと五百つつなはふ(万葉集)
天地と久しきまでに万代につかへまつらむ黒酒白酒を(万葉集)島山に照れる橘うづにさしつかへまつるは卿大夫等(万葉集)袖垂れていざわが苑に鴬のこづたひちらす梅の花見に(万葉集)
あしびきの山下「日影かづら」ける 上にやさらに梅をしぬれば(万葉集)