遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

季節、暦、時事をみつめて、気ままに書き綴ります
吹く風と流れる水、自然のあるがままを訪ねて
小さな「幸せ」「豊かさ」「健康」は身近に
考え方の整理整頓で「明日」「生き方」「行動」が輝きます
心豊かに 笑顔で そして健康に

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■満天星!小手毬! 紅く黄色く!


春白い花が輝き、冬にもう一度色を変えて輝く2木。

身近な紅葉(こうよう)。葉の色づき。

満天星

ドウダンツツジ、紅い!

小手毬
コデマリ。黄色く。
とても綺麗です。

樹形にもよるのですが、
それぞれの季節に楽しませてくれます。花は白く、さらに夏は緑も濃く、秋から冬に入ると、葉が色づき一際、植栽で鮮やかです。

旅路、鳥取の智頭町を歩いた際、役所の方に植物、花木が好きであることを伝えると、「智頭どうだんまつり」に是非とお誘いいただきました。季節を合わせて行きたいと思いながら。まだ実現していません。

実現したい旅路の一つ。先々の楽しみに。

■きっと君は来ない♬〜柊の唄〜


クリスマスソングが流れる頃になりました。寒さは日毎に増しますが、今年最初の雪はまだ、見ずこれから。ディズニー帰りのトナカイのツノも風物詩www
粉雪舞うのは、もう半月くらい先でしょうか💦www。

根強い定番がならぶベスト10

1位 クリスマス・イブ / 山下達郎 1988年に東海道新幹線のCM曲(1983年)41年前!
2位 恋人がサンタクロース / 松任谷由実 映画「私をスキーに連れてって」(1980年) 44年前!!
 3位 いつかのメリークリスマス / B'z (1992年) 
4位 クリスマスキャロルの頃には / 稲垣潤一 (1992年)
5位 白い恋人達 / 桑田佳祐(2001年) 
6位 粉雪 / レミオロメン (2006年) 
7位 クリスマスソング / back number (2015年) 
8位 WINTER SONG / DREAMS COME TRUE
(1993年)
9位 Everything / MISIA (2001年)
10位 雪の華 / 中島美嘉 (2003年) 

ベスト10にならないいつもの曲も好きですhwww
津々浦々、共通の曲www!
耳の中でヘビーローテーションで、鼻歌です。

♪ひいらぎかざろう!
     ファララ ララーラ ラララ
    晴れ着に着替えて

      ファララ ララーラ ラララ


ひいらぎかざろう」は讃美歌!
原曲名は「Deck The Halls」ウェールズ民謡。
原詩は3番12文から。
ひいらぎかざろう」の歌詞・和訳(私訳
 【1番】 
 ①ひいらぎかざろう 
           ファララララーラ ラララ
 ②楽しい季節が 
           ファララララーラ ラララ 
 ③素敵な服着て 
            ファララララーラ ラララ 
 ④キャロルを唄うよ 
             ファララララーラ ラララ 
 【2番】 
⑤ 聖なる光を 
              ファララララーラ ラララ 
⑥ ハープと歌声 
              ファララララーラ ラララ 
⑦ 続いて手拍子 
              ファララララーラ ラララ 
⑧ 宝は何かと 
              ファララララーラ ラララ 
 【3番】 
⑨ 楽しく過ごした 
               ファララララーラ ラララ 
⑩ 迎えよ明日を 
               ファララララーラ ラララ 
⑪ みんなで歌うよ 
                ファララララーラ ラララ 
⑫ 雨でも風でも 
                ファララララーラ ラララ

原文。

Deck the hall

#1

①Deck the hallswith boughs of holly,

 Fa la la la la la la la! 

②Tis the season to be jolly, 

Fa la la la la la la la! 

③Don we now our gay apparel, 

Fa la la la la la la la! 

④Troll the ancient Yuletide carol, 

Fa la la la la la la la! 

#2

⑤See the blazing yule before us, 

Fa la la la la la la la! 

⑥Strike the harp and join the chorus, 

Fa la la la la la la la!

⑦Follow me in merry measure,

Fa la la la la la la la! 

⑧While I tell of Yuletide treasure, 

Fa la la la la la la la! 

#3

⑨Fast away the old year passes, 

Fa la la la la la la la! 

⑩Hail the new, ye lads and lasses, 

Fa la la la la la la la!

⑪Sing we joyous all together! 

Fa la la la la la la la! 

⑫Heedless of the wind and weather, 

Fa la la la la la la la! 


参考まで、直訳に近くwww。 

①ホールを飾り付けるヒイラギの枝で 
②楽しい季節が来たよ 
③きらびやかな洋服を着よう 
④古くから伝わるクリスマスキャロルを歌おう 
⑤目の前の輝くクリスマスをごらん 
⑥ハープを弾いてコーラスしよう 
⑦陽気な拍子で私に続いて 
⑧クリスマスの宝物について話しながら
⑨古い年が過ぎていき
⑩新年を皆で慶ぼう 
⑪みんなで楽しく歌いましょう
⑫風や雨を気にせずに

■柊、古木咲く!小花満開!

庭先に今年もが咲きました。
白く可憐な小花。
花言葉が秀逸!

「先見の明」

「あなたを守る」

「保護」

「歓迎」

「用心深さ」


モクセイ属モクセイ科に4種。金木犀、 、銀木犀 、 柊木犀 、柊
花が咲く時期は、

金木犀→銀木犀 → 柊木犀→ 柊

この中では最終の開花。

柊木犀は、銀木犀と柊の交雑種。

ヒイラギ。漢字は木偏に冬。「木」+「冬」。冬に花をつけるからでしょうか。

因みにクリスマスリースでお馴染みのトゲトゲの葉、赤い実はヒイラギモチ。これはモチノキ科モチノキ属。セイヨウヒイラギとも。
これもまたキリスト教における聖なる樹木。

古事記には、倭建命(やまとたけるのみこと)景行天皇が「比比羅木之八尋矛」を与えた。八尋の長さの槍とのこと。
神名として比比羅木之其花麻豆美神として記載が。
奈良時代編纂の続日本紀には、大宝2年正月造宮職が八尋の比比良木の庭木を文武天皇に献上とのこと。

木の硬さ、葉の棘、冬に咲く強さからでしょうか。、節分の魔除けにも。破邪の植栽としても活用されてきました。

庭のの古木。
今年も咲いてくれました。
それだけで嬉しく感じます。

⛩️二の卯(中卯)に詣る!?陰極り陽へ♪


本来の新嘗祭の日は、旧暦の11月の二つ目の卯の日

中卯といいます。

2024年令和6年の旧暦11月の中卯12月17日

旧暦で、味わう古来から祭祀儀礼の季節感も一興です。


2024年、冬至12月21日土曜日。

1年で最も昼が短く、夜が長い日。陰の極まりです。翌日以降は陽転、昼が少しずつ長くなっていきます。


  もともと新嘗祭は、冬至に近い時期に執り行われてきました。豊作不作の結果が出そろい日照時間が少なる頃。神嘗祭で、新米、作物を奉納のひと月後。


  実際の時刻で日の入りが早いのは、冬至ではなく

東京では11月29日〜12月13日の午後4時30分あたり。

日の出が遅いのは明けて1月2日〜13日の午前6時50分あたり。


となると、旧暦古来の新嘗祭は、日の入りが早い頃、昼の時間が短い頃の行事です。


旧暦11月の2回目の卯の日(2024年は12月17日)をその日と思って。詣るもよし。善哉善哉。


ーーーーーーーー

以下、和歌に詠まれた新嘗祭。暗く寒い時期の宴会、舞い、会合、歌会www。

〈新嘗祭の和歌〉

にひなめ」=新嘗祭

とよのあかり」新嘗祭の翌日、辰の日あるいは大嘗祭の3日後の午の日に、天皇参加で開催される宴会

をとめ≒乙女」=五節の舞手。

すれる衣」神事の際に着る山藍ずりの衣

日陰のかずら」=つる性の常緑草で古代から神事の際の襷(たすき)や髪飾り


■新嘗系
契りあれや神のすごもを打はえて「にひなめまつる」むかしおもへば(倭訓栞)

「新嘗」や昨日のはつほ納置て今日御酒給ふ雲のうへ人(年中行事歌合)

■豊の明り系
あまてらす「とよのあかり」とおもへども「日かげ」もみえずくもるけふかな(栄花物語)
いぬる秋納しいなほ手向るぞ年「豊なる」はじめなりける(年中行事歌合)
■乙女系

天つ風くもの通ひぢ吹きとぢよ「をとめ」の姿しばしとゞめむ(古今和歌集)
くやしくぞあまつ「をとめ」と成にける雲ぢたづぬる人もなき世に(後撰和歌集)

たち出る「乙女」の姿あらはれて月にたどらぬ雲のかよひぢ(年中行事歌合)

もゝしきにさふる「をとめ」の袖のいろもきみしそめねばいかゞとぞみる(空穂物語)
ひとしほもそむべきものかむらさきの雲よりふれる「をとめ」なりとも(空穂物語)

■すれる衣系
神代より「すれる衣」といひながらまたかさねてもめづらしきかな(栄花物語)

いろふかく「すれる衣」をきる時はみぬ人さへもおもほゆるかな(空穂物語)
あだ人のさはにつみつゝ「すれる」色になにゝあやなくおもひいづらむ(空穂物語)

■日陰かずら系
「日かげ」にはなき名たちけりせみ「衣きて」みよとこそいふべかりけれ(金葉和歌集)
「日影さす」雲の上人こざりせば「豊の明り」をいかでしらまし(続古事談)
■万葉集に、その日に詠んだと明記

天地とあひさかえんと大宮をつかへまつれば貴くうれしき(万葉集)
天にはも五百つつなはふ万代に国しらさむと五百つつなはふ(万葉集)
天地と久しきまでに万代につかへまつらむ黒酒白酒を(万葉集)
島山に照れる橘うづにさしつかへまつるは卿大夫等(万葉集)
袖垂れていざわが苑に鴬のこづたひちらす梅の花見に(万葉集)
あしびきの山下「日影かづら」ける 上にやさらに梅をしぬれば(万葉集)