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スポーツ障害 運動療法専門施設 麻生スポーツ理学センター

ランニングで痛くて走れなくとも諦めさせないと誓ったブログ

患者専用トレーニング施設完備で腰痛、膝・足関節痛等の疼痛治療はもちろん、再発防止からパフォーマンス向上まで一貫サポート!

ってお決まり説明ですが、日々蛇足を書き綴るブログです。w


柿生でもうかれこれ三十年。
反省することしきりだが、何とかここまでやってこれた。

改めて振り返ってみると、生き残れた理由がいくつか思い当たる。

若い頃、散々言われた。
「地元で開院するな」
「駅から少し離れてもいいから一階にしろ」
「大手飲食じゃないんだから期間限定だの、広告見たら割引だのはやるな」
「○○在住Aさん、○○回で改善!なんていちいち書くな」
「最新設備バリバリを売りにするな」

今思えば、どれもこれも
恩師や師匠、諸先輩――
先人の教えだった。

結局は人に恵まれたということに尽きる。
そしてそれは、質の問題だと思う。

理論やうんちくでは生き残れない。
もしそれで生き残れるなら、治療院もスポーツ施設も、どこも潰れやしない。
理論の勉強なんて、皆している。
それでも潰れるところは潰れる。

「自分だけが誰よりも努力している」
「自分は優れている」
そう思い込んだ瞬間、それ一番危ないやつ。

数ヶ月前にも書いたが、
十年そこそこの経験で自負して、
スタッフ全員集合写真を出したり、
「何十店舗ありまーす!」
「延べ何万人!」
酷いと自分の収入自慢まで。

若気の至り、とはいえ、まだまだ未熟。

創業数百年ならいざ知らず、
たかだか数十年なんて、むしろヒヨっ子だ。

小生の三十年だって、
日々反省と後悔の連続。
気がつけば毎年三十年留年していて、
結局一度も卒業できなかったパターン。
…いったいいつになったら卒業できるのだろう。w

質の高い先人に恵まれなかったとすれば、
それは自分自身の質が低いから。
当然、顧客の質も同じになる。

恵まれれば、信頼される。
細くても、長く続く。

双方の質が低ければ、
そもそもすぐ来なくなり、長続きしない。

近隣もライバルではない。
ある意味、先人だ。

小生ですら、お陰さまで近隣同業と仲良くさせて頂いている。

人間性は、見透かされる。

いちばん大切な物を、
いちばん大切に。


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――本当に良い時代になったものだ

本当に、良い時代になったものだと思う。
まさかAIがトレーニングメニューまで作ってくれる時代が来るとは。

フィジカル系のアプリと連動し、
心拍、運動量、疲労度をもとに、
自分専用のパーソナルトレーニングメニューが自動生成される。

正直に言えば、
「もう我々、いらない時代がすぐそこまで来ているのでは?」
そんなことを考えてしまう。

小生も今さらながら、今年に入ってAI様のお世話になっている。
この文章も、最後にAIに誤字脱字や言い回しを直してもらっている。

すると毎回思うのだ。
「そうそう、こう書きたかったんだよね!」と。

よりお母さんに伝わる表現、
よりスポーツをする人に刺さる言葉。
自分の頭の中にはあったはずのものを、
きれいに並べ直してくれる。

若い頃、会社の先輩に
ターザンなどの雑誌広告やコラム的文章で、
何度も怒られた記憶がある。

最終的な構成は専門の人がやるのだが、
そこに至るまでがボロボロ。
もし当時AIがあったら、
あんなに怒られずに済んだのではないかと、
今さらながら思う。💦

さて、トレーニングメニューの話に戻そう。

先日、患者さんとの会話でこんな話題になった。
例えばベンチプレスの最終セットで潰れた時、
「どう上がらなかったのか?」

胸が完全に終わったのか。
それとも先に腕が終わってしまったのか。

もし腕が先なら、
あえて腕を先に潰してから胸をやる――
いわゆる事前疲労法的なメニュー構成も選択肢になる。

こうしたフィーリングをもとにメニューを組むところまでは、
まだAIは辿り着いていない。
まあ、時間の問題だろうが。

そう考えると、
ますます「我々のいらない時代」が近づいている気もする。

文筆家や研究論文の世界では、
過度なAI利用は問題になるだろう。
だが我々のような素人は、
むしろ上手に使うべき時代に、
もうとっくに入っているのかもしれない。

考えることを放棄するのではなく、
考えを整理し、伝えるための道具として使う。

加齢にあらがいながら、
時代に取り残されぬよう、
もう少し踏ん張るとしますかな。

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学生時代も社会人時代も、専門は心拍トレーニング。
勉強してきたのは、心臓と肺、いわゆる呼吸循環器ばかりだった。
だから若い頃はトライアスロンにのめり込んだし、正直、骨や筋肉よりもその辺りの知識の方が詳しい。笑

Garmin、Suunto、Polar、COROS…
昔は「ハートレートモニター」と呼ばれていたものも、今ではすっかり「スマートウォッチ」だ。

会社員時代、某北欧メーカーと仕事をしていたことがある。
当時の小生はまだ若く、未熟で、思っていることをメーカーサイドにきちんと伝えることが出来なかった。

ビジネスである以上、最優先されるのは「売ること」「売れること」。
拙い当時の小生の能力や意見など、迷惑以外の何ものでもなかったのだろう。
今更ながら、悔しさと反省が入り交じる。

ただ、無駄ではなかったことも確かにある。

仕事柄、さまざまな痛みや不具合を訴える人たちと向き合う。
その中で「ここで気づけるかどうか」が問われる場面は、当初の予想よりも遥かに多い。

直近でも、
「筋肉痛がひどくて…」
と来院された患者さんが、実際には心筋梗塞の一歩、二歩手前だったケースがあった。

無理を承知で病院にお願いし、CK値を確認。
心電図の低電位が妙に気になる方も、現在二人いる。

幸いにも大きな問題はなかったが、
「注意しなければならないこと」
「こちらから提案すべきこと」
は、確実に存在する。

脇が痛い、背中が痛い。
そう言われた瞬間、まず心疾患が頭に浮かぶのは当然だ。

また、この時期特有の問題として、
早朝の極寒での運動が引き金になる不具合もある。
その正体は「寒冷ストレス」。

肺は、外気と直接触れる唯一の臓器だ。
そこから生じるストレスは意外と多い。

もっとも、人はストレスに順応する。
だから不思議なことに、こうしたトラブルは北国では少ない。
寒さに慣れているからだ。

むしろ関東のような地域特有の問題。
そこに最近は「在宅」というキーワードも重なる。
朝の通勤などで外気に触れる機会が極端に少ない人も増えた。

今のスマートウォッチは、
心拍、体温、呼吸数、さらには「ストレス」まで数値化してくれる。

だが――
それらのデータをどう活かすかは、実はかなり難しい。

そんな相談を受けるたび、
「何事も、経験は無駄にならないものだな」
と実感する。

新しいモデルは次から次へと出てくる。
だからこちらも、日々勉強し続けなければならない。

時計は賢くなった。
だが、それをどう読むかは、今も人間の仕事なのだ。

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