――本当に良い時代になったものだ
本当に、良い時代になったものだと思う。
まさかAIがトレーニングメニューまで作ってくれる時代が来るとは。
フィジカル系のアプリと連動し、
心拍、運動量、疲労度をもとに、
自分専用のパーソナルトレーニングメニューが自動生成される。
正直に言えば、
「もう我々、いらない時代がすぐそこまで来ているのでは?」
そんなことを考えてしまう。
小生も今さらながら、今年に入ってAI様のお世話になっている。
この文章も、最後にAIに誤字脱字や言い回しを直してもらっている。
すると毎回思うのだ。
「そうそう、こう書きたかったんだよね!」と。
よりお母さんに伝わる表現、
よりスポーツをする人に刺さる言葉。
自分の頭の中にはあったはずのものを、
きれいに並べ直してくれる。
若い頃、会社の先輩に
ターザンなどの雑誌広告やコラム的文章で、
何度も怒られた記憶がある。
最終的な構成は専門の人がやるのだが、
そこに至るまでがボロボロ。
もし当時AIがあったら、
あんなに怒られずに済んだのではないかと、
今さらながら思う。💦
さて、トレーニングメニューの話に戻そう。
先日、患者さんとの会話でこんな話題になった。
例えばベンチプレスの最終セットで潰れた時、
「どう上がらなかったのか?」
胸が完全に終わったのか。
それとも先に腕が終わってしまったのか。
もし腕が先なら、
あえて腕を先に潰してから胸をやる――
いわゆる事前疲労法的なメニュー構成も選択肢になる。
こうしたフィーリングをもとにメニューを組むところまでは、
まだAIは辿り着いていない。
まあ、時間の問題だろうが。
そう考えると、
ますます「我々のいらない時代」が近づいている気もする。
文筆家や研究論文の世界では、
過度なAI利用は問題になるだろう。
だが我々のような素人は、
むしろ上手に使うべき時代に、
もうとっくに入っているのかもしれない。
考えることを放棄するのではなく、
考えを整理し、伝えるための道具として使う。
加齢にあらがいながら、
時代に取り残されぬよう、
もう少し踏ん張るとしますかな。
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