スポーツ障害 運動療法専門施設 麻生スポーツ理学センター

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ランニングで痛くて走れなくとも諦めさせないと誓ったブログ

患者専用トレーニング施設完備で腰痛、膝・足関節痛等の疼痛治療はもちろん、再発防止からパフォーマンス向上まで一貫サポート!

ってお決まり説明ですが、日々蛇足を書き綴るブログです。w


実は最近、新しい設備を一つ追加した。
機械や機器の自慢をするのはダメな院の典型例だから詳しくは語らないが、設備を追加する時は必ず自分の治療方針と照らし合わせて、年単位で検討する。

「最新ー!」
「ブームー!」
「カッコイイー!」

そんな理由では買わない。
子供じゃないんだから。

さて本題。

最近よく見かけるのが、
「なんか欲しい」「なんか買いたい」という衝動に負けて、メーカーの商売文句にまんまと乗せられ、SNSをガン見して健康グッズを買い漁るオジサン、オバサンたち。

日本経済のためにも、小銭はどんどん使ってもらって結構。
ただし、その結果自分が被ったマイナスを、他人にまで押し付けるのは甚だ迷惑だ。

そういう輩を世間では「老害」と呼ぶ。

昔は70代以上の専売特許だったが、最近では40〜50代のエルダー層まで見事に拡大しているらしい。

当院に関係するところで言えば、
タイトルにもある マッサージガン、低周波、高周波の治療器。

数年前まで
マッサージガンは小中学生の野球少年、
低周波は高齢者、

これが定番だった。

ところが今や、欲望を抑えきれない老害層にも完全に浸透。
(以前書いたチンパン系)

問題はここから。

今の症状に合っていない。

結果どうなるか。

治るどころか、
むしろ長引く。
そして悪化する。

何でもかんでも揉めばいいってものじゃない。
楽になった気がして喜んでいる場合ではない。

人間、楽をしたツケは、
いつか必ず払うことになる。

刺激を入れていい症状。
刺激を入れてはいけない症状。

さらに言えば、
刺激の種類も考えなければならない。

ところが多くの人は、
無難な機能説明やグレーな性能表現を見抜けず、
見事に踊らされている。

会社員時代、

「お前、そんなこと言ったら売れなくなるだろ!」

と上司や先輩に何度怒られたことか。

だが今は違う。

そんなこと知ったことではない。

患者さんから
「これどうですか?」
と聞かれれば、

衣など着せず、
好き勝手言わせてもらっている。

事実よりも物語が売れるこの時代。

耳障りの良いキャッチコピーは、
たいてい小説みたいなものだ。

くれぐれも、
踊らされませんように。


「いい大人がさぁ~」とは言うが、
「いい子供がさぁ~」とは言わない。

当たり前だ。
子供は迷走するのが仕事みたいなものだからだ。

人は好きな事を見つけると、しかもそれが自分の人生に無かった初体験だったりすると、途端にそれが世界一輝いて見える。
そして全身全霊でのめり込む。

恋は盲目とはよく言ったものだ。

それが例えば自分に全く興味が無い分野、
「年間○百日やってる私が言う○○」
みたいな話だったりすると、心の中では

「よくやるよなぁ…」

と思ったりもする。

だが大人なので、とりあえず口では

「凄いですねぇ~!」

と言っておく。
社会生活とはそういうものである。

もっとも、子供や若者ならそれでいい。
むしろトコトンまでやってみればいい。

寄り道、回り道、迷走。
そういうものを経て自分を見つけるのも人生の大事な工程だ。

だが、いい歳した大人がそれをやると、話は少し変わってくる。

それは「自分探し」ではなく、
ただの迷走。

ほぼ自分を見失っているレベルである。

これまでの人生で築いてきたものはどこへやら。
仕事や家庭という人生の本筋と、趣味や遊びがごちゃ混ぜになってしまう。

優先順位の大渋滞だ。

もっとも、そんな事を偉そうに語っている小生の元には、
やり過ぎて体を壊した人達が日々やって来る。

つまり小生の仕事は、
皆さんの「やり過ぎ」のおかげで成り立っているわけで、
この話をすること自体、なかなかの自己矛盾である。

それでも三十年この仕事をしてきて思うのは、

心身ともにバランスよく趣味やスポーツと付き合う人ほど、
長く楽しみ、結果的に人生も充実しているという事だ。

理論や理屈で自分を正当化して、
盲目にならないように。

恋は盲目。

そして時々、
凄いと酷いは紙一重。

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Shaken Baby Syndrome(SBS)というのを聞いたことがあるだろうか。
日本語でいうところの「乳幼児揺さぶられ症候群」である。

小生が初めてこの言葉を知ったのは、まだ会社員だった二十代の頃。
仕事で外国の方々(確かアメリカ人とカナダ人だったか)と話をしていたときのことだ。

そのひとりが、乳幼児をベビーカーにあまり乗せないと言う。
出来れば飛行機もできるだけ避けたいと。
理由は「揺れ」と「気圧変化」が、まだ未発達な脳に良くないのではないか、という考えかららしい。

当時は70年代に提唱されたSBSの概念が広がり始めた頃。
まだ研究も今ほど進んでおらず、様々な意見や解釈が飛び交っていた時代でもあった。

もちろん現在では、普通の生活で起きる揺れで発症する可能性は高くないとされている。
だが、考えてみれば大人ですら、車の揺れで酔ったり気分が悪くなる。

首も据わらない乳幼児の頭が激しく揺さぶられることが、発育発達にとって好ましいとは、どう考えても言い難い。

実際、SBSの説明を見れば出てくるが、
1秒間に2~3回ほどの強い揺さぶり、
あるいは2秒で5回以上の頭部の往復。

これで脳がダメージを受けると言われている。

もちろん、普通にベビーカーで散歩する程度で起きる話ではない。
だがそれが長時間だったり、デコボコ道を勢いよく押したり、段差をガンガン越えたり、走ったり…
あの光景を見ると、つい昔の会話を思い出してしまう。(ちなみにカーではなくバギーというのもある)

考え方は人それぞれ。
便利さも大事だろう。

だがそれが
「子供のため」なのか、
「自分が楽だから」なのか。

そこだけは、時々立ち止まって考えてもいいのではないかと思う。

安全と健康は、何より優先されるべきだからである。

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