内気な兄と陽気な学習障害の弟
それぞれに不登校な兄弟と過ごす
穏やかな日常の記録です
元医療職から起業して現在は在宅自営業。
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ほとんどの人は大丈夫と思うけれど、一応新一年生のパパさんママさんが知っておくと良いなと思うこと。 (というか、私が知っておきたかったことです)
入学前にひらがなの読み書きができなくても大丈夫。
1年生になったら結局「あいうえお」から始めるし…
そんな話もよく聞いていたので、入学前に次男が文字に興味を持たないことに対して、そこまで深刻には考えていませんでした。
保育園の時にひらがなを覚えて自作の物語を作っていた長男に比べると「ずいぶん覚えるのが遅いな」とは思っていたけれど。
長男は楽しそうにやってたひらがなワークも、「やたら嫌がるな」と違和感はあったけど。
ゲーム感覚のアプリですら、やりたがらないのは「不思議だな」とは思っていたけれど。
「入学前にひらがなの読み書きができなくても大丈夫」という通説を、頼りにしすぎていたなと、今は思います。
大丈夫なことは確かなんだけれど、それは「障害がなければ」という但し書きが付くんですよね。
次男に学習障害があるとわかるまで、知りませんでした。障害があると、すごーく頑張らないと、他の子同じように読めないこと。
だから、アプリやワークも、次男はとても苦痛だったんだろうな。
診断してくれた小児科の先生ははっきりと言いました。
「普通は就学前に絵本や身の回りにある文字に触れることで自然とひらがなを覚えます。ご兄弟はそうだったでしょう?」
あ、やっぱり、そうだったのね…。
ていうか小児科の先生でも「普通は」とか使うんや。
自分の違和感は正しかったのかと納得しました。 お母さんを不安にさせないために、生まれた時からある程度の他の子との違いは「個人差がありますから」で済まされることが多いですしね。 個人差を気にしすぎないことは確かにめちゃくちゃ大事だと思う。 だけど、読み書き障害みたいに見過ごされやすいものに関しては、ある程度のスケールを示しておいてほしいなと思うのでした。
その辺り、日本はアメリカとかに比べると40年くらい遅れてるらしいです。
小学校に入ってからでは担任の先生に訴えても本人の困り具合が外から分かりにくく、合理的配慮や支援を受けることが難しかったので。 過度に心配する必要はないけれど、「文字に興味が全くない」「文字の書き取りを嫌がる」などの傾向が見られたら、注意してみてあげてほしいです。 親でも学習障害の判断は難しいので(障害じゃなくて見え方に問題がある可能性もありますし)専門機関に繋がれるといいなと思っています。
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長男が小5で不登校になり、9ヶ月かけて登校
できるようになるまでのプロセスを、7万文字の
記事「不登校の海」にまとめました。
この投稿は、数あるエピソードの一つです。
また今回、新たに次男が学習障害から不登校に
なったことや中学に入ってからの長男の取り組み
について、新たに追記しました。
これまで有料で公開していましたが、3月25日から
4月8日までの春休み期間中、無料で公開しています。
↓↓↓
https://resast.jp/subscribe/235201
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進級進学を控えたこの時期に、同じような境遇にいる方の不安が少しでも軽くなるよう、お役に立てればと思います。
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どうか必要な方に届きますように。
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