●【植物図鑑】チドメグサ/血止草
庭のちょっと影の場所に生えている草。
苔のような姿だが、苔ではない。
<2019年9月12日 千葉県市川市南大野にて撮影、以下同じ>
生えているのは知っているけれど名前は知らない。
気になったが吉日。
調べてみました。
まず「苔のような草」でインターネットの画像検索。
似た写真に「オオチドメ」という植物が出てきました。
でも「チドメグサ」「ノチドメ」などもあるよう。
チドメグサもあわせて検索。
オオチドメかチドメグサか迷う。
オオチドメは
・花柄が葉より長い
・葉の径が1.5~3㎝
庭に生えているのは葉の直径1cmほど。
花柄は葉より上に出ているんだけど…。
チドメグサ(血止草、Hydrocotyle sibthorpioides)は、ウコギ科チドメグサ属に属する。
以前はセリ科に分類されていた。
ウコギ科と言えば、ヤツデやウド、タラノキ、キヅタなどが思い浮かぶ。
和名の血止草は、この葉の汁を傷口につけると血が止まることからつけられたとされる。
・使わない場合に比べてどの程度の効果があるのか
・この植物のなんという成分が効くのか
など、もろもろ不明。
わが家のチドメグサには細かい実ができている。
地面をびっしり覆うように生えているが、抜いてみると、細い茎が地面をはって伸びている。
かわいい顔してるが、駆除しようとすると厄介そうー。
芝生の会社の東洋グリーンのホームページでは仲間の「オオチドメ」が芝生の雑草としてあげられています。
■オオチドメ|害虫・雑草・病害一覧|TG芝生ニュース|東洋グリーン株式会社
なお、チドメグサの仲間「アマゾンチドメグサ」は水草としてアクアリウムに使われている。
また「ブラジルチドメグサ」は日本で特定外来生物に指定されている。
茸本朗(たけもとあきら) さんの面白記事も発見。
■「飲む止血剤」ペニーワートジュースを日本のチドメグサで自作してみた
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