皆さま、こんにちは!
7月も今日で終わりですね。
今週からいよいよ東北の夏祭りが始まります。
今年の夏はアクティブに動こうと考えていたワタクシ。
今から祭り気分でワクワクしてましたよ。
今日は先々月に訪れたばかりの山口線から
上山口(かみやまぐち)駅の訪問記です。
この駅にはちょいとしたナゾがありまして…
上山口駅は昭和28年に開業した無人駅。
駅舎は無く、単式ホームに待合所があるだけの駅でしたが、
開業から昭和35年までは駅員配置駅だったそうです。
はたして、この小さな駅のどこに
駅員さんがいらっしゃったのでしょう?
今ある待合所を眺めても
駅員さんが常駐していた気配はありませんし…
無人化される以前の上山口駅の写真が見つかれば
当時の駅の状況は一発回答なのでしょうけど、
古い鉄道雑誌を眺めても
見つけることは出来ませんでした。
どなたか、開業当時の上山口駅の様子を
ご存知じゃありませんかね?
そんな時に頼りになるのが古い航空写真です。
国土地理院のサイトで無人化された以後の写真ですが
昭和38年撮影の航空写真が掲載されてました。
パッと見た印象ですけど
今と変わりがないような気がしますが…
当時の上山口駅は
ホームの長さは車両2両分ほど。
現在は延長されてますけど
短かったホームの当時の様子はホーム断面に残されてましたよ。
コンクリート板の堰で造られた手前側が
開業当時に竣工したホームで間違いないでしょう。
そして肝心の駅舎ですけど…
航空写真に写っている屋根は開業当時の駅舎のモノか?
それとも今ある上屋のモノなのかは
判別できませんでした。
今ある待合所も決して新しいモノではありませんし、
昔はこのスペースのどこかに
駅員の詰所があった可能性もありそうですね。
それとそれと…
上にUPした航空写真を見ると
昔は踏切の方向に伸びる通路が見えます(赤線を参照)。
現在は塞がれてますが、
昔はこの方向にも出入口があったのではないでしょうか?
駅出入口の隣にコンクリート製の基礎があったので
旧駅舎のモノかと思いましたが、
中央にマンホールがあるので
撤去された駅便(駅の便所)のモノだったっぽく。
重ねて言いますけど、
開業当時の上山口駅の様子を見てみたい!
こちらが上山口駅の全景です。
バリアフリー対策で
スロープが設置されてました。
下はスロープの案内図ですけど、
この簡素な待合所を「駅舎」と呼んでいいのかしら?
駅のそばに用水路に架けられた鉄橋がありました。
人道橋を備えた鉄橋ですけど、
ここを通りたくなるのは自分だけじゃありませんよね?
先ほどから画像にチラチラ写ってましたが
山口線の線路のすぐそばに民家さんがあります。
ここは現在、売物件になってるようですけど
お値段はなんと!格安な350万円ですって。
駅から歩いて30秒!
しかも山口線の列車の走行風景が間近で楽しめちゃう物件です。
「SLやまぐち号」を全身で感じ取りたい方はぜひ
物件サイトをチェックくだされ。
最後はどうでもいい話でした。
↑(新山口駅方面)
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山口駅
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