皆さま、おはようございます！
最初はどうでもイイ話ですが…
昨日、近所にある仙台貨物ターミナル駅で
JR貨物30D形コンテナの
トップナンバーを見かけました。
その時はカメラを持っておらず
慌ててカメラを取るため自宅に戻りましたが、
トップナンバーを見て得した気分になれちゃうの、
自分だけじゃありませんよね？
ちなみに30D形コンテナは250個を製造、
トップナンバーは平成18年に造られた個体でしたよ。
話を戻しまして
今日は先週訪れた山口線から
長門峡（ちょうもんきょう）駅の訪問記です。
SL＆DLやまぐち号の停車駅ですので
列車目当てて訪れた方も
いらっしゃるのではないでしょうか？
長門峡駅は県立自然公園・長門峡（渓谷）の最寄り駅として
大正11年に仮乗降場として開業。
昭和３年に駅に昇格しました。
長門峡は大正12年に
国から文化財保護法に基づいた名勝に指定されてます。
仮乗降場はそれを見込んで
開業したのかもしれませんね。
国鉄時代の駅舎は木造でしたが
昭和46年に無人化されたために
モルタル造りの駅舎に建て替え。
現在の駅舎の竣工時期は
造り的に昭和50年代半ばかな？
昭和46年に無人化されたはずですけど、
駅舎には出札窓口が備わります。
紅葉やハイキング等の繁忙期は業務委託駅として
営業していたのかもしれませんね。
待合所内はこんな感じでしたよ。
仮乗降場を前身としてるからか、
構内は単式ホームがあるだけの棒線構造でした。
そんな長門峡駅にも
貨物を取り扱ってた時期があるらしく。
この構内のどこかに
貨車を停車させる留置線があったとのことで、
古い航空写真をチェックしてみました。
下は国土地理院のサイトに掲載中の
昭和23年撮影の写真ですが、
駅舎の南側、新山口駅寄りに
貨物の引込線らしき線路が写っているのが見えますかね？
おそらくここで
貨車の荷下ろしをしていたのではないかと。
Wikipediaによると、
長門峡駅で貨物を取り扱っていた時期は
昭和７年～昭和35年の28年間だったそうです。
山口線内では昭和36～37年にかけて
停留所タイプの無人駅が５駅開業。
合わせて気動車列車が増発されました。
長門峡駅の構内には貨物列車の退避線が無く
引込線の入れ替え作業は本線を用いる必要があります。
旅客列車のダイヤに支障を来さぬための
貨物の廃止だったのではないでしょうか。
引込線跡は雑木林になってましたっけ。
SL＆DLの停車駅にあるレトロ駅名標、
長門峡駅にもありましたぜ☆
それとかわいいクマさんもいました。
このクマちゃん、
上目遣いをされると堪らなくかわいいのですけど…
この角度から見ると
小憎たらしくなるのですから不思議です。
さてさて、
こんな書き方をすると長門峡駅は大自然の中の
ひと気が無い場所にあるように思われますが、
実はそんなことはなくて、
駅前を国道９号線が伸び、駅から徒歩５分圏内に郵便局と
「道の駅 長門峡」がありました。
こちらの道の駅には
ローカルアイドルがライブをしてそうなステージがあります。
このステージ、週末になるとアイドルのライブではなく
様々な地域の催しがあるそうな。
店員さんが教えてくれましたよ。
道の駅には鉄道ファン必見なアイテムもありまして…
山口線で実際に使われていた腕木式信号機が
展示されてました。
背後から見た信号機がこちらです。
先述の通り長門峡駅は棒線構造の駅。
腕木式信号機はなかったはずです、
どこの駅から持ってきたモノなのでしょう？
「道の駅 長門峡」ですけど、
阿東地区で生産される和牛「あとう和牛」の販売がメイン。
全国的に見ても珍しい、
まるで精肉店のような店内の「道の駅」でしたよ。
その「あとう和牛」を使ったコロッケが
200円で食べられるとのことで戴きました。
めちゃうま～☆
食べてるのは間違いなくコロッケですが、
口の中に残る風味はビーフステーキそのものなのです。
ソースが付いてませんでしたが、
これは絶対にソースを付けちゃダメ！
この美味さを皆さまにお届けできないのが
とても残念です。
長門峡駅を訪れた際はぜひ
「あとう和牛」のコロッケを実食あれ。
作り置きしてないようですので、
タイミング次第で食べられる揚げたてがおススメですぜ☆
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