皆さま、おはようございます！
今朝は先月訪れました山口線から
矢原（やばら）駅の訪問記です。
以前、ガソリンカーの停留場として開業した
山口線・周防下郷駅の訪問記をUPしましたけど、
こちらも同様にガソリンカーの停留場として
昭和10年に開業。
太平洋戦争末期に行われた燃料統制により
ガソリンカーの運行が休止されたことから
昭和19年に休止。
昭和28年に営業を再開した駅でした。
そんな話を聞いたら
休止中の矢原駅の様子が知りたくなりますけど、
国土地理院のサイトに掲載中の昭和22年撮影の航空写真に
姿が写ってましたよ。
当時のホームの長さは車両２両分で
入口付近に待合所？上屋？があったようです。
山口線で気動車が運行を再開したことから
矢原駅が復活したワケですけど、
休止期間中、列車が停まらない「駅」を
地元の皆さまはどんな気持ちで見ていたのか気になります。
そんな矢原駅ですけど、
現在はホームが延長され
すべての普通列車が停車します。
周辺は住宅密集地に変わりましたし
世は「令和」ですから当然ですけどね。
正面の駅名標がひし形なのはひょっとすると
駅名が「矢」原駅だからアロー的なやつかな？
構内は開業当時と同様に
単式ホームがあるだけの棒線構造です。
待合所はさすがに建て替えられたみたいで、
駅便（駅の便所）付きモルタル造りの
近代的なモノに代わってました。
待合所はこんな感じです。
矢原駅を含む新山口駅～山口駅間は
多くの区間列車が運行中。
30分ヘッドで列車が到着する時間帯があるのが
ありがたいですね。
ここも大歳駅と同じく、
維新みらいふスタジアムが近い駅です。
スタジアムをホームとするFC
「レノファ山口」のノボリが並んでましたよ。
そのノボリが括りつけられた柵を見ると
警告文が山ほど貼られておりまして…
ホームに自転車を留める人がいるようで
新山口管理駅長さんが怒っておられました。
そりゃそうだよな…
と思わせる光景がこの後にありまして、
盲導犬を連れられたお客様が
列車を利用されてたのです。
ホームに自転車が並んでいたら
乗車の妨げになる事は間違いありませんからね。
自分が訪れた時刻は
嬉しいことに列車が頻繁に到着する時間帯でした。
往来するキハ47を堪能しましたぜ☆
我が地元の東北地方で見ることが出来るキハ40系列は
キハ40もしくはキハ48なので、
両開きの側ドアを持つキハ47は
ありがたい存在なのですよ。
うん、かっこいい。
堪らんですわ。
最後は９年間の休止期間を乗り越えて
無事に復活を果たしたホームを眺めながら
矢原駅を後にしました。
↑（新山口駅方面）
矢原駅（令和６年５月29日）
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