皆さま、こんにちは!
前回のブログでJR牟岐線の終点、
阿波海南駅の訪問記をUPしました。
前回のブログもチェックくださいませ。
国鉄時代から牟岐線の終点は
ひとつ先(南側)の海部駅にありましたが、
令和3年12月に海部駅の先に伸びる阿佐海岸鉄道にて
DMV(線路と道路の双方を乗り入れ可能な専用バス)の
運行を開始。
阿波海南駅の構内に
線路と道路のモードチェンジ施設が設けられたことから、
阿波海南駅‐海部駅間が
阿佐海岸鉄道に移管されたのですよ。
今回、阿波海南駅を訪れたのも
DMV化によって変わった阿佐海岸鉄道の駅を
見るためでした。
阿波海南駅の構内を見終えた後はDMVに乗車し
2つ先にある宍喰(ししくい)駅を目指します。
ここの再訪は10年ぶりな自分。
今回乗車したDMVの乗客は自分だけです。
車内はこんな感じでした。
それでは出発進行~!
と思いきや…
ここで突然、車内にけたたましい阿波踊りの音楽が流れだし、
車内に設置のモニターに
モードチェンジの様子が映し出されましたの。
♪ズンダチャッチャ ♪ズンダチャッチャ
♪ズンダチャッチャ ♪ズンダチャッチャ
♪ズンダチャッチャ ♪ズンダチャッチャ
何が起きたのかと慌てましたが…
モニターの映像に合わせて車体が上下していたので
映像通りのモードチェンジが
乗車中のバスで起こっていたのでしょう。
モードチェンジの様子、
Youtubeに動画をUPしましたので
チェック頂けると嬉しです。
無事にモードチェンジが完了したことを
運転士さんが確認されてました。
いよいよバスが出発します。
乗車してきた牟岐線の気動車に別れを告げ、
今度こそ出発進行~!
そして…
宍喰駅に到着!
宍喰駅のホームでDMVを見送りました。
線路の上を走るバスの姿が
どこか不思議に感じるのは自分だけかな?
10年ぶりに降り立った宍喰駅です。
ぱっと見た感じ、大きな変化はなさそうでした。
そうそう、10年前から変わってなくて
嬉しくなっちゃったモノもあったのですよね。
伊勢ぇび駅長、ご健在だったんだ!
今は情報の発信場を
X(旧Twitter)やFacebookに移されましたが、
阿佐海岸鉄道の伊勢ぇび駅長はひと昔前まで
アメブロをされてたのです。
自分のアメブロを更新するたびに
伊勢ぇび駅長の更新情報が流れてきて、
夢中になって見てた時期もありましたっけ。
懐かしくて、伊勢えび見ながら
泣きそうになっちゃいましたよ。
その他の構内ですが、
階下にある待合所は大きく変わった模様。
10年前の様子(↓)と見比べてくだされ。
ちなみに置かれているDMVの木製モデルですが、
現行型のDMVをモチーフにしたモノではなく、
JR北海道が開発した試作機だそうです。
2012年に試作機が試験走行した際に
この木製モデルが制作されたみたいですね。
DMVの旅を始めて
いち早く宍喰駅を訪れた理由は
旅に使うきっぷを購入するためでした。
宍喰駅は阿佐海岸鉄道阿佐東線内で唯一の
出札窓口を備える有人駅です。
駅員さんに今後の旅の行路を伝えると
対応した切符を用意してくれましたよ。
今時期はインバウンド効果からか
阿佐海岸鉄道を訪ねる外国人観光客団体の利用が多く、
満席になってる便が数多く発生してます。
切符は出来る限り事前に用意していた方が
得策ですぜ☆
駅舎をひと通り見終えたところで
お次は大きく変わったホームに向かいます。
階段を上がるところまでは以前と変化がないのですが…
ホームに上がると
ホーム中央にある待合室より北側は進入禁止に。
代わりにホームの南側に
DMVの停車エリアが設けられてました。
阿波海南駅同様、DMVの片開ドアに対応すべく、
鉄道時代には無かった
相対式ホーム(と呼んでいいのかな?)が組まれてます。
日本鉄道建設公団が昭和50年代に完成させてた
交換設備の用地が
まさか、この時期に役に立つだなんて…
なんか驚きですね。
上り線ホームの全景です。
2本のホーム(停留所)は
構内踏切で結ばれてましたよ。
上り線ホーム(阿波海南駅方面)から見た
下り線ホームでした。
従来からある鉄道用ホームの先端に
DMVの停留所が設けられた様子がわかりますよね。
こうしてDMV化された宍喰駅を見終えた後は
令和3年12月までJR牟岐線の終点だった
海部駅に向かいますが…
長くなりましたので次回に続きます。
宍喰駅(平成27年5月20日) ・DMV化後(令和6年2月15日)
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