皆さま、おはようございます!

 

あさてつ(阿佐海岸鉄道)の駅探訪も今回でラストですよ。
f06115/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

阿佐海岸鉄道・宍喰(ししくい)駅です!

あさてつが管理する阿佐東線のど真ん中にある駅でして、

本社や指令、車庫が集中する中心駅でした。

 

ちなみに同線の人気者・伊勢えび駅長も、宍喰駅勤務ですぜ☆
f05247/徳島旅

 

線内のほとんどが、高架線とトンネルで占める阿佐東線ですが、

中でも宍喰駅は高架線の高い地点にありまして、

その姿はまるで新幹線の停車駅そのものなのですよ。
f06111/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

f06114/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

駅施設は1階に配置されて階段を上がってホームに入る構造、

エレベーターも設置されているので足腰が弱い方も大丈夫です。

 

あさてつといえば、線路と道路の両方が走れる

DMV(デュアル・モード・ビークル)の走行試験があったんですよね。

1階フロアにはこんな模型がありましたよ。
f06118/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

DMVの木製ばかデカ模型!

あさてつの技術、ここに極まれり!

普通のパパさんは絶対に作れませんよね。

何よりも作ったらママに

「こんなモノどこに置くのよ!」って怒られちゃうし。

なお、JR北海道が主導で開発が進められたDMVの実車ですが、

その後、開発が中止されてしまいました。

国鉄が投げ出した阿佐線建設を成し遂げたあさてつ、

DMV開発の方もいかがです?

 

1階に出札窓口がありまして、

ここで切符を購入しホームに上ります。
f06117/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

 

改札口で乗客を見届ける伊勢えび駅長。
f06119/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

自分、一応HNが歩王なので、

エレベーターを使わずに階段を使って上がりました。
f0611a/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

f0611b/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

この階段、地味に腹筋を痛みつけてくるわ。

 

宍喰駅は高架線上に単式ホームが1本ある構造。

保線用の線路でしょうかね?

本線と繋がっていない線路が1本、高架線上にありました。
f06113/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

f06112/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

 

宍喰駅が最寄りの車両基地ですが、

宍喰駅側からは結構離れた場所にありました
f06096/阿佐海岸鉄道ASA101

車窓から車両基地が見えるのは一瞬だけ。

シャッターチャンスを逃すな!

 

さてさて、宍喰駅を見て個人的に思った謎ですが…

 

宍喰駅のホームに上って海部駅側を見ますと、

当初計画していた位置とは違う場所に

線路が敷かれているのがわかります。
f0611c/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

高架線の構造物から察するに、

単線の阿佐線はトンネルを出た地点で分岐、複線になり、

そのまままっすぐに延びる計画だったのではないかと。

 

宍喰駅の甲浦駅側には

地上に下りる高架線の遺構もありまして、

当初、ここは駅ではなくて、

信号場的なモノが作られる予定だったんじゃないでしょうか?
f0611d/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

分岐した先には車両基地、もしくは保線基地が作られる計画だったのでは…?

宍喰駅がある地点は昭和50年に建設が始まり、

昭和55年発布の国鉄再建法によって工事が中断されました。

こちらは昭和60年に撮影された宍喰駅周辺の航空写真ですが…
f06110/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

川の手前まで完成した高架線は写っているのですが、

ホーム等の駅施設が写り込んでいないんですよね。

 

世は平成時代に突入し、

第三セクターの手によって再び阿佐線建設が推し進められましたが、

国鉄時代は計画になかったこの場所に駅を設けたため、

線路の位置もこんな位置になったのではないのかなって。

 

全国一収益の悪い鉄道会社として知られる阿佐海岸鉄道ですが、

ファン的には魅力たっぷりの鉄道会社でした。
f06116/阿佐海岸鉄道・宍喰駅

本当はこの日、海部駅にも近いお宿

「ふれあいの宿・遊遊NASA」さんに宿泊しようと思ったのですが、

満室で断念したんです。

すっごく評判が良くて人気のお宿なんですよね。

しかも今、地域振興の助成金を利用した「ふるさと割クーポン」利用で

約半額近くで泊まれるし。

沿線は絶景だらけですし、今度はゆっくり泊りに来ます!

 

 

必見!あさてつ・伊勢ぇび駅長のブログ  

 
訪問駅リスト(第三セクター 私鉄 ほか)

阿佐海岸鉄道  

 

海部駅(平成27年5月20日)  

宍喰駅(平成27年5月20日)

甲浦駅(平成27年5月20日)  

 

読者登録してね