皆さま、おはようございます!
阿佐海岸鉄道・宍喰(ししくい)駅です!
あさてつが管理する阿佐東線のど真ん中にある駅でして、
本社や指令、車庫が集中する中心駅でした。
線内のほとんどが、高架線とトンネルで占める阿佐東線ですが、
中でも宍喰駅は高架線の高い地点にありまして、
駅施設は1階に配置されて階段を上がってホームに入る構造、
エレベーターも設置されているので足腰が弱い方も大丈夫です。
あさてつといえば、線路と道路の両方が走れる
DMV(デュアル・モード・ビークル)の走行試験があったんですよね。
DMVの木製ばかデカ模型!
あさてつの技術、ここに極まれり!
普通のパパさんは絶対に作れませんよね。
何よりも作ったらママに
「こんなモノどこに置くのよ!」って怒られちゃうし。
なお、JR北海道が主導で開発が進められたDMVの実車ですが、
その後、開発が中止されてしまいました。
国鉄が投げ出した阿佐線建設を成し遂げたあさてつ、
DMV開発の方もいかがです?
1階に出札窓口がありまして、
改札口で乗客を見届ける伊勢えび駅長。
自分、一応HNが歩王なので、
この階段、地味に腹筋を痛みつけてくるわ。
宍喰駅は高架線上に単式ホームが1本ある構造。
保線用の線路でしょうかね?
宍喰駅が最寄りの車両基地ですが、
車窓から車両基地が見えるのは一瞬だけ。
シャッターチャンスを逃すな!
さてさて、宍喰駅を見て個人的に思った謎ですが…
宍喰駅のホームに上って海部駅側を見ますと、
当初計画していた位置とは違う場所に
高架線の構造物から察するに、
単線の阿佐線はトンネルを出た地点で分岐、複線になり、
そのまままっすぐに延びる計画だったのではないかと。
宍喰駅の甲浦駅側には
地上に下りる高架線の遺構もありまして、
当初、ここは駅ではなくて、
分岐した先には車両基地、もしくは保線基地が作られる計画だったのでは…?
宍喰駅がある地点は昭和50年に建設が始まり、
昭和55年発布の国鉄再建法によって工事が中断されました。
川の手前まで完成した高架線は写っているのですが、
ホーム等の駅施設が写り込んでいないんですよね。
世は平成時代に突入し、
第三セクターの手によって再び阿佐線建設が推し進められましたが、
国鉄時代は計画になかったこの場所に駅を設けたため、
線路の位置もこんな位置になったのではないのかなって。
全国一収益の悪い鉄道会社として知られる阿佐海岸鉄道ですが、
本当はこの日、海部駅にも近いお宿
「ふれあいの宿・遊遊NASA」さんに宿泊しようと思ったのですが、
満室で断念したんです。
すっごく評判が良くて人気のお宿なんですよね。
しかも今、地域振興の助成金を利用した「ふるさと割クーポン」利用で
約半額近くで泊まれるし。
沿線は絶景だらけですし、今度はゆっくり泊りに来ます!
宍喰駅(平成27年5月20日)