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皆さま、こんにちは!

 

今週末の6月25日、

青い森鉄道の向山駅構内にある向山駅ミュージアムにて

向山駅をこよなく愛する向山駅愛好会によるイベント、

「こごさあづまれー」が催されます。

詳しくは下記のリンクをチェックすべし!

 

自分は愛好会の東北支部長の任に就いていながら

コロナ禍によるイベント中止や病気、仕事等々で

ここ3年ちかくご無沙汰だったのですよ。

今年は久しぶりの参戦です。

イベントの様子は後日、ブログにUPしますが

時間が許される方はぜひご参加ください。

初参加でも楽しめることをお約束いたします!

 

今日は引き続き、

先週訪れたばかりの福塩線から

上戸手(かみとで)駅の訪問記です。

 

コンクリート壁打ちっぱなしの駅舎を持つ上戸手駅。

実は最近、福塩線ではこの仕様の駅舎が増殖中でした。

国鉄時代の木造駅舎の代わりに建てられるだけではなく、

木造駅舎に代わり設けられた待合所をも置き換えるために

増え続けてます。

上戸手駅は後述のパターンで

新駅舎は2年前の令和3年に竣工。

これにより昭和46年の無人駅化後に建てられた待合所が

姿を消してましたよ。

 

そんな上戸手駅は

福塩線の前身である両備軽便鉄道が大正3年に設けた駅で、

昭和42年まで貨物の取り扱いもあったとのこと。

棒線構造の現在の様相からは想像できませんよね。

 

線路を見ても引込線があった形跡はなく、

ひと目で見ただけじゃ停留場タイプの駅にしか思えません。

 

でもその証拠があるのですよ。

下は国土地理院のサイトに掲載中の昭和36年撮影の航空写真です。

当時は島式ホームで、

駅舎側にも線路があるのが見えるでしょうか?

ホームに上屋が写ってますが、湯田村駅にもある

Y字形状の支柱を持つ島式ホーム仕様で、

2年前の駅舎建て替えまで残されていたらしく…

 

ホームの中央にあるアスファルトの黒い四角は

撤去された支柱の跡だそうですよ。

 

上戸手駅で貨物の取り扱いがあった理由ですが、

上にUPした航空写真を見ると駅前に巨大な倉庫が写ってます。

この倉庫は昭和50年代末頃に撤去され

現在も駅前は空き地のままですけど、

この倉庫で扱われていたモノが

関係していたのではないでしょうか?

 

階段の奥に踏切用の信号制御箱が置かれてますが、

ホームとの間に距離があるのは

そこに線路が敷かれていた形跡なのかもしれませんね。

 

駅舎とホームを結ぶ階段が造られた時期は

上戸手駅が棒線化された無人駅化直後ですから、

50年くらい経ってます。

歴史の長さを踏みしめながら歩きましょう。

 

貨物側線があった痕跡を探しましたけど発見できず。

ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

 

福塩線に限らず、最近は古い木造駅舎を撤去して

ホーム寄りに簡易駅舎を設置。

駅前広場を拡大するために

駅舎の跡地を充当するケースが全国各地で増えてます。

上戸手駅の無駄に広い構内を眺めながら、

新駅舎が竣工する以前に来れなかったことを

後悔してました。

駅趣味は時間との勝負ってことで。

 

 

 

 

 

訪問駅リスト(JR線)

福塩線

 

↑(福山駅方面)

備後本庄駅

横尾駅

神辺駅

湯田村駅(令和5年6月16日)

道浦駅

万能倉駅

駅家駅

近田駅

戸手駅

上戸手駅(令和5年6月16日)

新市駅

高木駅

鵜飼駅

府中駅

下川辺駅

中畑駅

河佐駅

備後三川駅

備後矢野駅(平成26年6月5日)

上下駅(平成26年6月5日)

甲奴駅

梶田駅

備後安田駅

吉舎駅(平成28年6月16日)

三良坂駅(平成28年6月16日)

↓(塩町駅方面)

 

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