皆さま、おはようございます!

 

前回に続き、今回も富良野線の駅から。

富良野線・北美瑛(きたびえい)駅の訪問記です。

富良野線・北美瑛駅

見てわかる通り、北美瑛駅は板敷ホームと小さな待合室があるだけの駅。

これだけ見ると、道内にある秘境駅のように見えますけど

とんでもない!

北美瑛駅は下宇莫別(しもうばくべつ)の集落の中にある駅で

周辺には住宅が散在しております。

しかも駅のすぐそばを国道237号線(富良野国道)が伸びているので

とっても賑やかな印象の駅でしたの。

 

下は北美瑛駅の駅前風景。

駅前通りから国道までは、わずか200メートルしか離れてませんよ。

富良野線・北美瑛駅

富良野線・北美瑛駅

 

そんな北美瑛駅は昭和33年に開設された駅でした。

富良野線・北美瑛駅

北美瑛駅の開業年は富良野線に大変革がもたらされた年でして、

それまで蒸機機関車のけん引によって運行されてた旅客列車が

この年のダイヤ改正ですべて気動車化。

北美瑛駅を含めて、一気に8駅が開設された年だったのですよね。

それまで富良野線内にある中間駅は5駅でしたので、

倍増どころか、それ以上に増えたわけです。

 

この時に開設された駅はすべてこの仕様。

富良野線・北美瑛駅

ホームは板敷で長さは車両1両分でした。

待合室は開設当初はある駅、無い駅、様々でしたが

北美瑛駅鹿討駅西中駅には設けられてらず、

JRに移行してから設けられたみたいですよ。

 

こちらが北美瑛駅の単式ホームです。

富良野線・北美瑛駅

板敷きのホームは北海道の完全オリジナルってわけではありませんが、

これに立った時に「北海道に来たなぁ」って

実感が湧いてくるのですよ。

そんな風に感じてるの、自分だけじゃありませんよね。

歩くたびに「カタカタ」と聞こえる音が本当に心地いいの。

この音の良さは二条城の鴬張りよりも、ずっと上だと思います。

 

待合室の中はご覧の通りで。

富良野線・北美瑛駅

板敷きホームの欠点はホーム上に上屋が設けられないこと。

降雪量が多い地域にとって、この待合室は心強いですよね。

 

最後は踏切から撮った北美瑛駅の全景で〆ます。

富良野線・北美瑛駅

富良野線に高速列車は運行されていないのに

線路にこれだけ強めのカントが設けられてる理由が知りたい!

 

今週はクリスマスウィーク。

週末にチビ(16歳♀)と女房と3人でTDLにインパする予定ですが、

帰りは新幹線で帰れると思っている2人に対し、

青春18きっぷ(普通列車)で帰ってくることを未だに話してませんでした。

年末年始を家内安全、平穏無事で過ごせますように。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

富良野線

 

↑(旭川駅方面)

神楽岡駅(平成29年5月25日)

緑が丘駅(平成29年5月25日)

西御料駅(平成24年8月24日)

西瑞穂駅(平成29年5月25日)

西神楽駅(平成29年5月25日)

西聖和駅(平成29年5月25日)

千代ヶ岡駅(平成29年5月25日)

北美瑛駅(平成29年5月25日)

美瑛駅(平成29年5月24日)

美馬牛駅(平成29年5月25日)

上富良野駅(平成29年5月25日)

西中駅(平成29年5月25日)

(臨)ラベンダー畑駅 シーズン前(平成29年5月25日)営業日(平成29年9月24日)

中富良野駅(平成29年5月24日)

鹿討駅(平成29年5月24日)

学田駅(平成29年5月24日)

↓(富良野駅方面)

 

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