奥田恵梨子さんが、サロンを閉鎖するという記事。

 

うまくいっていることばかりじゃない。

その告白は私の心にも響き、コメントしました。

 

いただいたお返事が

失敗談は誰かの勇気にもなる

 
 
サロン閉鎖のような一大決心ではないけど
私が最近失敗したのは、子どものかんしゃくへの対応でした。
image
「教科書的にこうするとよい」
は一通り頭に入っているんですよ。
 
でも、分かっているのとできるのは、
もう本当に別!別!別班の別!
 
 
 
かんしゃくになる手前で予告できなかった。
予告しても子どもがOKと思える案じゃなかった。
代わりの選択肢を用意できなかった。
私の得意な状況でないと…チームでうまく連携できなかった。
 
結果的に
キレる状況を防げなくて、爆発させた。
ああ、あそこでこうしたらよかったーと凹む笑い泣き
 
うまくいくこともあるけど、いかないことも多いです。
 
image
かんしゃくが起きる子。
おうちの方は悩みますよね。
 
今でこそ我が子は、中学の担任の先生から
と言われていますが
 
小さい頃はスーパーでひっくり返って泣いていました。
(本人のプライバシーのため発信はしていません)
 
 
「障害児を育てたデキルお母さん」が
小児科医の示すかんしゃく対応をなぞった後に
「かんしゃくに正しく対応できる学校の先生はいない」
と発信するのを見たことがありますが
 
ある程度の臨床経験があれば、
教科書的な対応さえ身についていればうまくいくわけではない
と知っています。
 
 
さらに療育も学校も
先生は一人だけに対応しているわけじゃない。
 
環境調整も無制限に出来るわけではない。
自傷があって教室から脱走する子のために
鍵つきでふわふわの安全な部屋があるわけではない。
 
子どもは日々成長している。
大人の想定を乗り越えていく。
できたと思ったら後退することもある。
 
 
家でかんしゃくが起きるとしたら、
おうちの方がコントロールできない環境
(学校や放デイ)で頑張っている時間もあるわけですよね。
「かんしゃくへの正しい対応」なんてないですよ!
 
 
それでも私は1つ1つ試して
たまにその子に響く対応が見つかることがあって、それはうれしい。
 
それもその子の成長であって、私の成果ではない。
結局、私にできることは少ないけど、それでいい。
子どもが幸せを見つけてくれれば、それで。
image
 
私は先生に向いているとは思わない。
うまくいかないのに、なんでやっているんだろう?
と自問自答。
いつもそんなです。
 
うまくいかないことが多いのが人生ですよね。
かっこ悪い自分に折り合いをつけて、
周りをたくさん頼って、今日も明日も進みます。