右矢印発達障害グレーゾーンという言葉①

の続きです。

 

子どもの教育にかかわる人が

「グレーな子」を使うことへの抵抗感。

 

そこに斬り込む先生にお会いしたのは

2019年の講演会。

 

その方は星山麻木先生。

障害児教育の第一人者です。

 

「グレーな子って 黒が悪くて白がいいって感じがしません?」

と会場に語りかけられました。

 

そして

子ども一人ひとりに素敵な色があるとお話は続きました。

私が長年感じてきた「グレーな子」への違和感。素敵に変換されたのですニコニコ

 
 

星山先生の記事(2020年7月8日)

右矢印グレーな子はいない。子どもはみんな自分の色を持っている

 

 

星山先生は、障害児の生きにくさに寄り添います。

「自閉症の子は生命の進化タイプだから」

と楽しそうに笑う姿が印象的でした。

 

 

 

星山先生の講演会は実りが多かったです。

 

一番響いた言葉は

親子関係を壊してまで

大切にすべきものなんて何もない

というもの。

 

 

人が育つ最重要基盤は言うまでもなく

特定の養育者との人間関係。

 

どんなに素晴らしい療育ができたとしても

家庭環境に勝るものはない!

私はそういう意識で子どもへの療育を行っています。

 

2語文がやっとなのに、出てくる言葉が

キラキラ言葉のオンパレードの子もいて。

言語環境が素敵すぎますキラキラ

image

さらに、星山先生の言葉で肝に銘じたのが

”WISC(発達検査)で測れる能力なんてほんの一部”という捉え方。

 

 

かつて私は、発達検査から何もかも読み解けると

過信する職場を経験しました。

 

これは勉強が好きな先生にありがちなのだと思います。

私もWISCの数値を聞いたら子どものイメージは描きます。


でも、いろんな子どもを見ればわかりますが、

WISCの結果と実態がかけ離れた子もいます。

 

数字だけでなく、目の前の「子ども理解」を大切しないと

見誤る危険がありますよね。

 

 

目の前の子どもを見て、

その子の色を探していきます。

 

 

星山麻木先生つながりで、こちらへ続きます。

右矢印発達障害グレーゾーンという言葉③『かなわね』との再会

 

 

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