皆様こんにちは。
インターンの弥里
です。
続きまして、ゼウスその3です。
ゼウスと関わりがあった女性たちについて書いていきます。
次は、フェニキアの王女、エウロペです。

Titian
The Rape of Europa,1562,
Isabella Stewart Gardner Museum,Boston
地中海の東、フェニキアの王女であったエウロペを見初めたゼウス、
どうしたかというと、『白い牡牛』に変身し、海辺で侍女たちと遊んでいたエウロペをさらい、海を渡り、クレタ島に連れて帰ったのです。
ちなみに、このときの牡牛が牡牛座となりました。
そして、このエウロペ、英語表記をご覧いただければわかりますが、「ヨーロッパ大陸」としてその名を残しているのです。
次は、アルゴス王の娘、イオ。

Antonio Allegri da Correggio
Jupiter and Io,1531
Kunsthistorisches Museum,Vienna
イオの美しさにひかれたゼウスは、『雲』となり彼女を誘惑します。
そして、今度はテーバイの折衝の娘、アンティオペ。

Antoine Watteau
Jupiter and Antiope,1716
Musee du Louvre,Paris
ゼウスは『森の精サトュロス』に変身し、彼女が眠っているところを襲ったのでした。
彼女はこのあとゼウスの子を身ごもったために、とても苦労というか、大変な目にあいます。
次は、テバイ王の娘、セメレです。

Gustave Moreau
Jupiter and Semele ,1894-95
Musée Gustave Moreau,Paris
これは、アバンチュール時ではなく、その後です。
セメレがゼウスの子を身ごもっていることに気付いたユノの復讐があります。
ゼウスはいつも人間の姿で会いに行っていたので、ユノはその相手が本当にゼウスかどうか確かめろとそそのかしたのです。
セメレは神の姿で会いにきてほしいとゼウスに頼み、ゼウスも最終的にはそれを受け入れるのですが。。。
そうはいっても、ゼウスは神々の王です。
ゼウスの神の光に耐えきれず、稲妻はセメレの身体を焼き尽くしてしまいます。
しかし、おなかの子は奇跡的に助かり、酒神バッカスとなります。
そんなエピソードの、神の姿でのゼウスと対峙したときの絵ですね。
さて、実はまだまだ相手はいるのですが、、
画題で出てくるのがざっとこの辺りでしょうか。
そして、ラストはこの人、ガニュメデス。
なんか名前が変?ですね?
そう、男性なのです。

Antonio Allegri da Correggio
Ganymede abducted by the Eagle,1532
Kunsthistorisches Museum,Vienna
ガニュメデスは、トロイアの王子で、大変な美少年であったそうです。
ゼウスは彼を天上でお酒を捧げる役にしようと『鷲』になって彼をさらったのです。
またここで1つエピソードを。
その後天界で、ガニュメデスが捧げていた神酒は、ネクタルです。
不老不死の飲み物とされています。そう、あのネクターの名前のもとになっていますね。
そして、そのお酒の瓶をもっているガニュメデスは水瓶座となりました。
近くには、彼をさらった鷲座もあるのですね。
さて、長々と3回に分けてゼウスの浮気性についてみてきましたが、
いかがだったでしょうか。
ゼウスが何に変身したかを覚えておけば、
絵を観たときにぴんときますね!
これらのシーンですよ!
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