自分がどう呼ばれたいか考えたことはありますか？
私のことを
あんさん
中道さん
中道あんさん
などと呼ばれますが
どれも正解ですが
しっくりくるものと
拒絶反応を示すものとがあります
不思議ですよねぇ
名前には必ずといっていいほど
エピソードがあります
親につけてもらった名前の由来
子どもにつける名前の意味
そういうエピソードから
人生は始まっているのです
日本は夫婦別姓ではないので
どうしても女性が「姓を変える風習が根強い」
名前を変えるということは
人生が変わると言ってもいいほどです
それが吉とでるか凶とでるかは分からないけれど…
35年前の20代だった私は
苗字が変わることへ抵抗があり
婚姻届けを長い間出さずにいたほどです
名前という特定の対象を指示する言葉が
自分の脳にピッタリ反応するというのは
自分らしさの現れだと思います
例えば、幼なじみとは
いまだに子ども時代のニックネームで呼び合います
友人から「あんさん」なんて呼ばれたら
心地が悪くて仕方ないし
彼女たちはそうは呼びません
これは
脳が、自伝的記憶（それが自分である）を
根気よく残しているからです
友人たちと過ごした数々のエピソードが
強烈に脳に残っているからだと思います
私が一番しっくりくる呼ばれ方は
「あんさん」です
「あんさん」は
今から20年以上前のこと
思春期になった長男が
それまでの「ママ」と呼ぶのが恥ずかしくて
大阪弁の「ちょっとそこのあなた」という意味の
「あんさん」が源の呼び名です
つまり「母であった私そのもの」
「子育ての歴史」なのです
母であり、家庭人であった20代から40代の人生が
「あんさん」に集約しています
自分の呼ばれ方が
自分のアイデンティティに深く影響を及ぼす
これは
私たちの行動を司る脳科学的にも重要なことなのです
だから、ブログのニックネームを
「あんさん」にしたとき
「生きる」という抽象的なテーマでも
自分の言葉で迷うことなくブログが書けたのです
これが「まる子」みたいな名前にしていたら
別人格になってスラスラ書けていなかったかもしれません
一方で「中道」は旧姓でして
「中道さん」と呼ばれると
戻りたくない時代に
引き戻されるような気分になり
心がざわつきますの
人から「中道さんは…」って
言われる度にモヤモヤして
顔には出しませんが
「その呼ばれ方、イヤなんだよね」
と思ってしまいます
これじゃ、パフォーマンスは上がりません
でも
「中道あん」だと
50代から新しい人生を歩んだ
それまでとは違う自分の証なので
母でもなく
妻でもなく
娘でもない
私、そのものなので心地よい響きになります
ビジネスを「中道あん」でしていることは
めちゃくちゃよい波動を起こしていて
結果にも影響を及ぼしていると思います
ブログのニックネームだからといって
ええ加減にあつかっちゃいけません
ビジネスをするならなおのこと
自分にぴったりくることは重要です
夕方公園で犬と散歩していると
はじめましてのブログ読者さんと遭遇して
立ち話をしました
「中道さん？」それとも「あんさん？」
どうお呼びしていいですか？
と聞いて貰えたので
「あんさん」で！とお願いしました
初対面の人には
「どうお呼びしたらいいですか？」
と一言聞くことだけでも
自分を認めてくれたと思い
関係性が少し縮まると思います
あなたはふだん
呼ばれたい名前で呼ばれていますか？
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一緒に祝っていただき感謝しかありません
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