先日わが家の不用品をリサイクルしてくれる
社長にお会いして思い出しました
実家の片付けをしてから4年ですかねえ
玄関を入った広いスペースには
とにかく段ボール箱が手が届くまで
積まれていました
必要か不用かにかかわらず
段ボール箱にとりあえず入れておく
散らかっていないであろう風に見えたのでしょうか
実家にはがどんどんとモノが増えていきました
使わない部屋には
古いもの新しいものが山積み
妹が日本に残していった荷物もそのまま
いつか帰ってくるかもしれないって
痛いけな親心なんでしょうけど
ええ、帰ってくるわけないんです
アメリカ人になっちゃてんだから
ずっとそのままの状態で
食卓テーブル、ソファ
電子レンジや冷蔵庫も置いてましたね
夫婦2人のスペースは台所と居間で十分だったんです
それ以外は私にとってはゴミ置き場に見えましま
実家にいくたびに
ゴミ屋敷にいるようで
ほんとにイヤでイヤで仕方なかったんです
クオリティ・オブ・ライフ
ひとりひとりの生活の質
社会的にみた質のことを指し
どれだけ自分らしく、人間らしく
人生に幸福を見出だしていけるかという観点
私は自分なりに設計ができるが
両親にはその能力がないと思ってたんですよねぇ
なので
ここをキレイに片付けて不用品は捨てよう
リフォームして気持ちよく暮らそう！
爺さんの最後の時をスッキリと
綺麗にリフォームして過ごさせよう
ええ、片付けろ！掃除をしろ！って
めっちゃガミガミ言ってましたね
そして、ひとりで気を揉んでいたんです
なんでこんなガラクタに囲まれて
なんとも思わないんだろう？
不思議で仕方なかったです
結局最後は
積み上げられた段ボールを片付けていたら
シロアリを発見して
ガラクタがどんだけあっても気にはならない両親が
シロアリの姿を見た瞬間に
家の柱が腐って家がこける！と慌てだして
あっさりプチリフォームを認め
ガラクタを処分することになったんです
確か2トントラック1台分以上
それが父が亡くなる4ケ月前のことです
実家の片付けは80代の親と50代の子にとっては
大きな課題だと思うんです
クライアントさんにもめっちゃ気を揉んでいる人がいます
親の介護
実家の片付け
お悩みトップ2ではないでしょうか
んで実家の片付けを終えて4年たって
はっきりしたことがあります
実家を片付けたいと思っているのは
親なのか子なのか
あのね
私から見ればガラクタでも
両親にとってはそうではなかったんです
なんとも感じないなら
ゴミ屋敷ではないんですよねえ
ただの風景です
そのことに気がついたのは
うーんと後になってからです
実家のガラクタを処分して
家をキレイにしたかったのは
親ではなく、この私！
できない親の問題を処理してあげた風に思ってましたが
問題視していたの私だったんです
まぁ、支配欲ですかねぇ
長女ってジャイアンなところありますから
実家の片付けに気を揉む人にお伝えしたい
その問題はいったい誰の問題なのか？
もし、子であるあなたの問題ならば
ええ、ご両親が天に召されてから
手をつけても遅くはないです
私は最終的に実家を収益化するために
先日のリサイクル業者丸投げしました
長年電気だけを通していた
放置状態のままの冷蔵庫
中を開けるのも嫌だったんです
だって婆さんがわが家にやってきて
4年間そのままだったんですよ
その冷蔵庫もそっくりそのまま
引き受けてくださいました
逆に
仏壇にあった遺影まで処分しちゃうところを
社長さんが「遺影捨てますのか？」
って連絡くれて救済できました
ほんと申し訳ないほど丸投げして
実家はキレイになりました
あれから
4年経って捨てて後悔したもの
何一つないです
なので今やらなきゃならないなか？
先延ばししても問題ないのか？
それって自分がコントロールできることのか？
コントロールできないことは
見ないことも知恵だと思います
心穏やかにできることだけをする
ええ、私には出来ませんでしたが‥
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