子どもも美味しく食べられる、いつものごはんがパパッと10分で薬膳に!
お料理苦手さん、料理に時間をかけられない忙しい方の味方、大阪・枚方の薬膳料理研究家・国際薬膳学院認定薬膳講師のモーリーこと森澤孝美です。
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昨日の講座は10:00~15:00までの長丁場。
間にお昼を挟みます。
娘がいた頃は6年間、毎日5:30起きでお弁当を作っていましたが今では全くお弁当作りから卒業。
たまには弁当も良いなぁと昨日はお弁当を作りました。作ったと言ってもほとんど詰めただけ。
これだけ寒くなれば、前の晩の残りでも冷蔵庫にいれてあればまず衛生的にも大丈夫かと。出し巻き卵以外は前日の残りなんです。
今朝のインスタにアップしたお弁当はこちら。
○胡桃と押し麦の炊き込みご飯黒ごま添え
○青梗菜で巻いた豚肉のピリ辛炒め
○人参と金針菜のシリシリ
○干しエビと戻し汁を入れた出し巻き玉子
○胡桃と押し麦の炊き込みご飯黒ごま添え
味を付けると塩分がそれだけ多くなるので普段の炊き込みご飯には、味はつけないんです。
ご飯一つでも一品の薬膳にしたくて、夏のジメジメの頃には
はと麦を入れたり、とうもろこしの髭を入れて炊き込みます。
今は、冬に向かう寒さが増す時期。
寒さに弱い腎の底上げを徹底的にしてますよ。
かなりしつこい程(笑)
胡桃は腎の補強と足腰の弱り防止、キレイな髪を保ったり、その形から健脳効果もあると言われます。
食物繊維が白米の20倍と言われる大麦は胃腸虚弱の人や胃もたれ、腹部膨満感にも。ダイエットにも効果があると言われるので春から夏に集中して食べると良いですね。
最近家でご飯を食べる日がマチマチなオットはお通じがあったりなかったりの様子。
なので、押し麦を一緒に入れました。
黒ごまはもはや私のセカンド主食と言っても良い程、毎日何かの方法で摂っています。これも腎の底上げ食材。
足腰の衰え防止や白髪の緩和などは胡桃同様。黒ごまはアントシアニンが白ごまより豊富なので薬膳を始めてからは目的に会わせて白ごまと使い分けます。
○青梗菜で巻いた豚肉のピリ辛炒め
実はこの豚肉は前日、豚汁にしようと準備していたもの。
でも、味噌汁は味噌汁で、メインが欲しくなり焼くことにしたのでした。
豚肉は潤いを補いエネルギー補給の肉。ビタミンB1牛や鶏より多いので疲労回復に良いので、疲れが溜まってきたなあと言う時は、ファーストチョイスの山芋(長芋)と豚肉の出番が多くなります。
寒さだけでなく乾燥も進む日本の冬。潤し食材は必須です。
そのままだと温めも冷ましもしない豚肉ですが、豆板醤と蒸し生姜を使って温め効果をプラス。
豆板醤はそら豆と麹、塩、唐辛子を発酵させた中国の調味料。良いものを食べても胃腸がしっかり消化して吸収してくれないと血や肉にならないので、いつでも胃腸のケアもしています。
そら豆はそういう意味でも私には必需品。辛くしたい時にラー油を使うのかコチュジャンを使うのかも、材料から考えて使うのが薬膳。
肉は時間があれば塩麹に浸けこみます。
塩麹で分解することで、その時点で消化しやすくなっているので胃腸にやさしいお肉になってます。
ビニル袋に塩麹、オイスターソース、豆板醤、蒸し生姜パウダーを混ぜ入れてそこに豚肉を入れて馴染ませること2時間。
朝、時間があれば朝のうちにやっておくと上等な肉でなくても、あら不思議!!柔らかくて高いお肉かと思う程。
オイスターソースは牡蠣のエキスがたっぷり凝縮。女性に必要な潤いアップ食材の牡蠣。牡蠣が苦手な方はオイスターソースを調理に使って下さいね。
フライパンで焼くだけなので、本当に簡単です。
お弁当用に、茹でた青梗菜を開いて、そこに炒めた豚肉を巻いたものです。緑のモノが無かったので~
青梗菜は血巡りを助ける野菜。緑の濃い葉野菜は血に関係します。情緒の安定にも効果的。
○人参と金針菜のシリシリ
血を増やす人参。β-カロテンが豊富で肝機能強化や視力向上に効果があると西洋栄養学で言われていますが、これね、
中医学ではにんじんを食べる目薬と言うんですよ。
成分分析などをしなかった昔から、体感的に分かっていたんでしょうね。そういうものが他にもあって、結局西洋栄養学と薬膳は入り方が違ったりアプローチが違っても言ってることは同じだなと感じる今日この頃。
金針菜と一緒に炒めて、さらに血を増やそうという考え。
メラトニン様物質が含まれるので、金針菜を食べるとまあよく眠れるのです(笑)
金針菜。水に戻したところ
寝れば血も増える。増えればメンタルも安定する。
いいことずくめですが、金針菜はカラダを冷すので食べ過ぎ注意!生では毒があるので必ず加熱が必要です。
今回はコショウと蒸し生姜で冷やすのを緩和しました。
○干しエビと戻し汁を入れた出し巻き玉子
腎の底上げ食材の代表の一つ、海老。
干しエビなら戻す時に美味しい出汁もでます。
カラダを温める食材でもあるので寒さに弱い腎の底上げには良いんですよね。殻に含まれるアスタキサンチン(○○フィルムから化粧品も出てますね!)は活性酸素消去。
殻ごと食べられるサクラエビ、干しエビはぜひ食べたい!!
内側から錆びない女作戦です(笑)
お弁当箱。
こんな小さい箱庭のような世界に、しっかり冬の薬膳を詰めました。
味噌汁は、豚汁になれなかったたっぷりきのこと長芋の入ったお味噌汁。
家で仕事をしていると、どうしても適当になりがちなお昼ご飯。前の日の残りでも、お弁当にするとしっかり食べられます。
毎日のごはん、自分の体調と食材の効能をマッチングさせれば簡単料理でも薬膳になるんですよ~
ビックリでしょ?
インスタにもアップしています。合わせてご覧くださいね。
おまけ!
先日、お肌年齢チェックする機会があったんですね、
登壇させていただいた「女性のからだと健康サポートセミナー」で。
なんと、実年齢より16歳も若いと出たんですよ!
やったー!!薬膳の効果出てますよ~♪
募集中
奈良会場はまだお席の準備ができます!
AYA弁で有名なかわいい♡美味しい♡お弁当講師の
A-B Home主宰城山文先生のお弁当講座で冬の薬膳をお話します!
残席3
12月9日(月)10:30~14:00
【家族への愛!「冬」の薬膳をお弁当に】
増席となりました!
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今日の、あなたの体調はいかが?
《プロフィール》
森澤 孝美
大阪、奈良、京都を中心に〝お料理苦手さん、 時間が無い方でもできる普段のごはんを簡単に薬膳にする〟薬膳料理研究家・薬膳講師。
薬膳食療法専門指導士・和学薬膳®博士。
国際薬膳学院認定 薬膳講師。
「病気の予防」には体質と毎日の体調に合わせたものを食べることの大切さを伝えるため、日本の普段の食事に取り入れやすい薬膳講座が特徴。
飲食店様への薬膳ランチメニュー・スイーツのご提案、体調・体質を中医学の五臓から読み解き、体質・体調に合った食材に落とし込む個別カウンセリング、アロマテラピーなどのセラピストさん向け薬膳講座開講。自身の体験談や豊富な例から分かりやすい講座と好評。
2019年より枚方市食育推進ネットワーク会議委員。
東京都港区生まれ。埼玉県蕨市で育つ。
高校生での初めてのアメリカホームステイから、海外に関心を持つ。外国語学部に進むが、語学は手段であり目的ではなかったことに気づきODA関連コンサル会社海外部秘書を経て女性が自立してできる仕事を探して転職。インテリアコーディネーター資格取得をきっかけに、住宅設備メーカーで住宅照明計画業務と社内外で照明講師として7年従事。夫のイタリア転勤に帯同するため退職。イタリアにて38歳の時第一子出産。帰国後はフリーランスとして10年間照明コンサルティングと販売。自身の更年期をきっかけにカラダの状態を中医学で考察し食材の性質・効能で改善する薬膳を実践して不定愁訴改善。
≪講座カリキュラム≫
STEP1【はじめまして薬膳】単発講座
STEP2【カラダのマニュアル作り】単発講座
STEP3【きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)】
STEP4【季節の薬膳(全五回)】
他、単発講座、連続講座を朝日カルチャーセンターくずは教室様、HDC(グランフロント大阪)様、ふれあい健康事業推進協議会様、ヨガイベント他より招聘。2018年よりzoom講座開始。
≪メディア出演・掲載≫
◆朝日新聞関西版にて「薬膳でスッキリ!デトックス&むくみ改善」講座紹介記事掲載
◆インターネットラジオfmGIG「ハワイボスの楽々生きるラジオ』出演
◆インターネットラジオゆめのたね「女のキメ時!ライフプロデュースのススメ」出演
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