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アロマテラピーをやっていると、香りで癒されたり、ちょっとした不調などに対処できたり、良い事ってたくさんあります。病院へ駆け込む前に自分で出来る手立てがあるので、ちょっとしたことが自分の喜びにつながったり、それだけで身体だけではなくて、心も楽になったり。
でも、たまに「こわっ」と思うことを見聞きすることがあります。無茶な使い方をしている、とか、実際にそれで痛い目にあったり、、、、とか。
アロマセラピストの島田さつきさんが書かれていた、アロマテラピーの“事故”に関するブログをシェアします。
日本のアロマテラピーの協会では、法律に関する科目も授業カリキュラムの中に組み込まれています。
知らずしらずに、そういう法律に触れていることがあるからです。
協会資格を持っていることが、知識をきちんと身に着けている100%の証明になるとは言えませんが、
少なくとも、専門家のところで学んでいない場合、こういうことを知らずにいる人はとても多いです。
そして、法律に触れているのに、全く意に介していないことがあります。
どこの協会でも、ベーシックなコースであっても、必ず“法律”に関して触れるところがカリキュラムの中に含まれています。ズバリ「アロマテラピーに関する法律」という項目ではないですが、少なくとも「こういうことは“薬機法(旧薬事法)”に触れますよ」「だからやってはダメですよ」という項目を、さらっとですが教わります。
NARDのアロマ・アドバイザー資格取得コースでは、Lesson5に1ページだけさらっと薬機法などについて触れています。
詳しいレッスン内容に関してはコチラ 『一生ものの知識が身に着く❣NARDのアロマ・アドバイザー資格取得コース』
正直、普通に会社員とかやって生活していたら、薬機法とか医師法とかあはき法とか、なかなか知る機会もないと思います。PL法なんかもね。だから、知らなくて当たり前、というか、知らなくて普通。でも、少なくともアロマなり何なり、自然療法を「お伝えする」立場にあるのなら、きちんと知っておくべきことじゃないでしょうか。
こういうことを言うと、「やだ、アロマテラピーって怖~い」なんて思っちゃう方もいらっしゃるかもしれませんよね。香りが好きで、生活に役立てて欲しい。香りでそれぞれのQOLをアップするお手伝いをしたいと思っているこちらからすると、こういう情報をお伝えするのもなかなかに勇気がいるものです。
良い香りで癒されるのが、「芳香療法=アロマテラピー」の本質だと思います。でも、それだけでは無い、いろいろな使い方が出来るのも、アロマテラピーの良いところ。でも、使い方を間違えると“毒”にもなりかねないという怖い一面ももっているのが、精油なんです。精油だけではないけど。
JAAのアロマ・コーディネーター資格取得コースでは、Lesson⑮の「アロマグッズの販売やトリートメントの仕事と法律」を少し詳しく学びます。
詳しいレッスン内容に関してはコチラ 『JAAアロマ・コーディネーター資格取得コースで学べる事 ①』 『JAAアロマ・コーディネーター資格取得コースで学べる事 ②』
今は市民権を得た「アロマテラピー」ですが、黎明期はいろいろあったようです。
アロマテラピーが日本に入ってきた頃から実践してこられたさつきさんの体験談は、こちらで知ることが出来ます
まぁ、広まったらひろまったで、またいろいろありますね
まず、事故を起こさないことが大前提ですが、事故に繋がるのは、誤った使い方をした場合がほとんどだということです。
知らずに使ってしまって、痛い目をみてしまった、、、というのも残念ですが、残念ながら誤解を招くような“伝え方”で「間違った使い方」をしてしまっている方もいらっしゃいます。
こんな話も、、、
コロナならではの消費者トラブルが急増しているそうで、NHKの番組で特集されてました。
以前勤めていた会社で同僚から聞いた話ですが、彼女がランチに一緒に行った仲良しさん(その方も同僚)から、「元気になるから」とレモンの精油をお店のお冷に20滴くらい入れて飲まされたそうです。実際の滴数がどれだけだったか(ドバドバ入れてて勧められた本人もよく分からなかったのかも)ちょっと分からないし、20滴も入れたら精油だったらとても飲めたものではないと思いますが
まず、本人の同意も得ず、お水にそんなものをぼたぼた入れて飲ませるのは如何なものかと思うし、どんな根拠があって「元気になる」って言ってるのかがよく分かりません。その後、その彼女は「精油セット」を購入したようですが、私にこそっと「知り合いにこう言われたんだけど、、、精油って飲んで良いの」と聞いてきました(その時“同僚”とは言わず、“知り合い”って言ってたのが私的にはひっかかったけど)。
精油は、天然の植物から芳香分子を採りだした化学物質の集合体です。日本では雑貨扱いですし、誰でも簡単に入手出来、気軽に使えるからこそ、注意が必要なものなのだと思います。
アロマテラピーの発祥の地であるフランスなど、ヨーロッパでは“治療”に使われてきた経緯がありますが、精油は飲むようにはできてません。そして、塗る場合も基本的には必ず希釈して利用します。
気軽に使って欲しいと思うけど、基本のキはきちんとおさえてもらいたいなぁ~、、、と思ってます。少なくとも、How To本でもいいので一冊買って、禁忌と注意事項は知っておいた方が、使う側の為になるんじゃないかと。
『知識は自分を護る盾になる~アロマテラピーを学ぶことのススメ』
「急がば回れ」とも言いますし、結局それが近道なんじゃないですかね。
広まればひろまるほど、比例して事故が増えるのはある意味仕方ないことかもしれません。でも、きちんと使えば生活に彩りを与えてくれる良いものです。
アロマで痛い目に合う人が増えませんように
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