アロマがコロナ禍での消費者トラブルに!【NHK「あさイチ」】より | アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

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心とからだの健康はセルフケアから。セルフ・カウンセリング、AEAJアロマテラピーアドバイザー・アロマハンドセラピスト資格認定教室 アロマシオン主宰
セラピストのためのweb制作も承ります。アロマ、カウンセリング、自然療法、Web制作のこと語ります

コロナならではの消費者トラブルが急増しているそうで、NHKの番組で特集されてました。

AEAJ認定教室 調布アロマシオンを主宰し、アロマテラピー研究室でも活動中の島田さつきです。

アロマテラピーの安全な使い方 知ってますか?

クローバー 自然のものだから安全 → バツレッド
クローバー 原液のまま肌につける → バツレッド
クローバー ディフューザーを1日中使っている → バツレッド
きちんと知るために "身になる話"を伝えるスクールアロマシオン

 

 

以下レポートしています。

 

マンションのボス的奥さんにアロマオイルを勧められた
マンションのママ友たちとの話題で「コロナ対策は何をしているの?」が始まりでした…

そのボスママ曰く
「ハーバード大学の教授が言ってたけど、免疫力下がるとすぐにコロナにかかる。」と、
うちはこれをやっているとアロマオイルを出される。


「FDAって知ってる?日本の厚労省みたいなとこだけど、

たくだけで感染予防もバッチリという認可ももらってる。これでコロナ対策バッチリ。」
これ使ってから体調もよく、風邪もひかなくなった。


「このご時世、子どものために何もしてあげないのって、母親として失格だと思うのよね。」

と言われ、コロナへの不安だけでなく、家族のために十分な対策していないのかも…
と思い罪悪感を持った。
そしてアロマオイルとディフューザー2万円購入。


届いてからアロマオイルを試して、特に思っていた通り(特別に良くも悪くもないと感じた)の商品で、
やはり残りは返品しようと、勧められたママ友に電話すると…

「私を信じられないの?みんな効果があると言ってくれてるのに」と責められキャンセルを断念。

会社の先輩に健康相談したらこんな「サプリ」がある
会社の先輩に健康相談したら「サプリ」があると、他の人と共に勧められた。
信頼していた先輩だから断れず購入、月2万円かかった。
コロナで夫の給与減なため購入をやめたいと言ったところ、強い口調で責められた。
断りまくったのに、先輩に断ったら、また別の人が同じLINEで送ってくる。
長文で送ってくる。「早く買ってよ。」「あなたのためなのよ?早く追加で買って。」と。
子ども同士でも遊んでいてすごく懐いていた。断りづらかった。
この後、この方は先輩やその知人とは縁を切ったので人間関係は壊れてしまった。

人間関係を壊さずに上手く断る方法
社会心理学の専門家、立正大学西田公昭氏監修

人間関係を壊さずに上手く断る方法。
・かわす方法、聞き流すコツ。
・YESともNOとも言わない。


コミュニケーションは話す側に回ると有利に話題をコントロールできる。
なので、聞く側になるのではなく、こちらが質問する側に回る。
服装をほめるとか違う話をして時間を稼いで、時間がないので帰るなどと逃げる。

その場で即決しないこと。

使う言葉も、
×そうですね
〇そうなんですか

 

とぼけて、ふ~ん、などと聞き流すのも方法の一つ。

●ダメな断り方
「お金が無い」という理由では?
→セールス側は、想定済み。代替案を言ってくるのでこれはNG。
「お金さえあればいいのよね。毎日のコーヒー1杯我慢すればいい」とか、
「ローンが組める」とか、「どこかから借りてきてももっと良いことが起きるから」と説得される。

 

アレルギー体質を理由に断る

→かえって危険。アレルギーが治るんだなどと、それが大丈夫な理由が用意されていて主張される。

 

家族に反対されたという理由では?

→買って試してから家族に言えば?と言われてしまう。

 

●有効な例

→「それどこから出ている商品なの?効果を謳っている元の論文を読んでみたい!」などと、

自分が主導になる戦略は良い。

また、この場合、もし、勧誘者が知らずしらずにサギまがいのことをしているとしたら、
「私も論文とか調べてみよう」というきっかけにもなる。


これって怪しい?気づくための3箇条
1.どんな内容、誰が相手でも、お金の話が出たら立ち止まる
2.できる限り調べる
3.誰かに相談する

【注意ポイント…不安を掻き立てられる言葉】
冒頭の例をあげて
コロナ対策に「それだけじゃダメよ、免疫力がさがるとすぐにコロナにかかるそうよ」
「このご時世、子どものために何もしてあげないのって、母親として失格」

健康管理ができない家庭の母親 → この使命感で不安を掻き立てられる

相手はよかれと思ってやってる? こともある。

アヤシイ「気づくため3箇条」を思い出してほしい。
もし、その健康食品などを摂っていたとしてもそれ以外が効いているかもしれない
錯覚かもしれないので、即断即決はしない。

 

【昔起きた、とんでもなできごと】

スペイン風邪が流行(1918~1921年)した時起きた出来事。(2380万人感染)
日本で特効薬と噂されたのは…
焼いたミミズの粉末。

 

よく考えればわかることだが、その時は、気づくことができないことがある。

【注意ポイント…権威付け】
行政、研究機関、有名人…説得する時によく使われる。
冒頭の例をあげて…

「FDA」って知ってる?日本の「厚労省」みたいなとこが、
たくだけで感染予防もバッチリという「認可」ももらってる。

「騙す手口の狙いは、深く考えたり、させないことをわざとしている」

権威あるもの、医師や看護師、薬剤師、先生など肩書きだけで信用しない。

まずは、即断即決はしない。

今日だけとか、今決めないと…と即断即決させるようなのは、そういうセールスだと思うこと。
↑ここ大事
 

【家族に相談できない例】

身近にいる人、家族に相談することは、気づくための3箇条に有効だが…
 

購入した後、ばつが悪くて家族にも相談できなかった。
カルチャースクールで首から下げる商品(緑ががった布)でコロナ抑制と説明された。
1枚5,000円で購入。
色彩療法 病気を治すことができるみたいなことを言われた。
その後、このカルチャースクールでサギがあったと噂が…サギにあったと気づいたが…
夫に言ったら家族関係がギクシャクすると思い相談できなかった。
“申しわけない”、“騙されて恥ずかしい” という気持ちで誰にも相談できなくなる心理がある。

 

サギに騙されないために、家族が責めないことも大事


オンラインでのトラブル
オンラインのヨガサロンでのできごと。
このオンラインサロンで、悩みや愚痴を言えるまでに仲良くなった友人がいた。
ヨガサロンを始めて半年ほど経った頃、家計のやりくりが大変という話題になった。
「私の知合いでビジネスに成功している人がいるが興味ある?」と、その友人に紹介してもらった。

 

ネット上の(仮想通貨)暗号資産の自動売買のプログラミングソフトを購入すると、簡単に利益が出るとのこと。「今や主婦の副業は当たり前、“絶対”に、数か月続ければ“絶対に50万円入る”ようになる。“安心”してください、ちゃんとサポートしますので。」と言われた。
ソフトは30万円。数カ月で元がとれ、後はどんどん利益が出ると言われ貯金を崩して購入。


が2週間経っても商品は届かず、何度問い合わせても返事は無い。

さらにヨガサロンのその友人は、サロンを退会、アカウントも削除して連絡も取れなくなった。
 

オンライン・SNS上のトラブルは2019年から2020年で2倍以上
(19251件から43747件へ)

 

【オンラインのトラブルで多いのは…】
心地の良さ”と“長時間”が警戒心を下げる
心地よさ→「共通の趣味の友人」、長時間→「半年以上たって…」

もし、サギ目的ならば、1年、2年と長くかけて心のスキを突くのを狙っている。
(泥棒やスパイが長い期間、組織に潜り込むのと同様である)

オンラインは、なりすまししやすい、都合の良いことだけをイメージ付けするのは簡単にできる。

この言葉がでたら慎重に、セールスの常套句
●希少価値をアピールするもの「残り3個」「あと15分」「今日だけ特別に」
●評判の良さをアピール「売り切れ続出」「10万いいね!獲得」「5週連続ランキング1位!」
●恩を売る「まずは無料でお試しを」「試食歓迎」
●感情に訴える「買わないと後悔しますよ」「さすがお目が高い」「こんなにお似合いの方、初めてです」


みなさんも試してみよう 心理トリック
【質問】
インターネットの大手検索エンジンで「上條倫子(この番組アナウンサー)」と検索した場合、
ヒットする件数は”1000件”より多いか少ないか?

 

 

 

パネラー(山口もえさん)の答えは「5000件」
 

他のパネラーには質問の数字を「10万件より多いか少ないか?」に変えると…
20万件15万件などの数字が出てくる。

 

これが数字のトリックである。
『アンカー効果』(何かを判断する時、基準となる情報を意識し過ぎること)というのがある。
基準を提示すると、その周辺の数値を答えるという。
1,000件に引っ張られるか、10万件に引っ張られるかで答えが変わってくる例である。

●アンカー効果の例
A店では、49,800円が今日だけ29,800円。→安いと感じる。
B店では、同じ商品が20,000円で売られていた。

 

自分はバイアスがかかっていないかを常に考えること。

よせられた体験談
【同じようなアロマの勧誘】

自宅に次々とママ友を呼んで、アロマの勧誘をしている人が近所にいる。
私の友達もランチ会などの名目で招かれて、すごく身体に良いから飲んでみてとアロマを入れた水を飲まされて、アロマを買うように勧められたそうです。
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【断り方について】
私は「主人に聞いてみるね」とかわして、「主人のOKがもらえなかった」からと家族のせいにしている。

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【同じペンダント?】

まさに職場の方の友人が先のペンダント(緑の布)を持っていました。

誰かにさらに売れたら、自分にも利益が上がるということだった。
エビデンスもあると医師のしり合いの方から言われたので買ったが、その後、騙されていると知り返金を求めたがダメだった。
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【ママ友に勧められて】
コロナ禍のなか、同じ経験があります。「コロナに負けない身体作りの勉強があるから」と、友人宅に5人くらい集まり、薄めて飲む飲み物?(1本5,000円位)があり、どこからの知識なのか、それを飲んでいるとコロナにかからないと言っていました。
あと「ヒーリング」「占い」をとても勧められ、心の強さつけて…と言われ、この先の不安を煽られます。(広島県40代女性ももさん)
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もし、こういうことで困ったら(局番なしの)

消費者ホットライン 188

消費生活センター、国民生活センターに相談しましょう。
誰かが被害にあっているなど、自分のことでなくても相談できます。

 

 

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AEAJ認定教室&カウンセリングスクールアロマシオン主宰の傍ら、アロマテラピー研究室でも活動中。アロマテラピー研究室は、故・髙山林太郎氏が創設しました。
髙山氏は、多くの書籍によってアロマテラピーを日本に広く紹介した日本アロマの火付け役でした。

ロバート・ティスランドの本、ジャン・バルネの本、アロマテラピー界のバイブル「アロマテラピー大全」を翻訳したのも髙山氏でした。アロマテラピー研究室では、髙山氏から後継人指名をされた林琳さんとともに、髙山氏の思いを引き継ぎ、髙山氏のアロマ遺産管理とアロマテラピー啓蒙活動をしております。

 

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