精油は原液塗布NGですよと
良くお伝えしてますが、
理由はこんなところにあります。
精油は、
お肌へのあたりが優しいものもありますが、
皮膚刺激になる成分を含むものも、
沢山あります。
NARDのアロマ・アドバイザーコースでは、
レッスン⑪で学ぶフェノール類や
芳香族アルデヒド類などが、
皮膚刺激が強いものになります。
その他にも、柑橘系精油の主成分である
モノテルペン炭化水素類のリモネンは、
アブラを溶かす成分として
食器用洗剤などに配合されているものですが、
アブラと溶かすという事は、
皮膚を守るバリア機能である皮脂も
溶かすという事です。
容量を間違えれば、
それも刺激になる可能性もあります。
人それぞれ体質があるように、
お肌が強い人・弱い人がいます。
また、その時々で、
乾燥する時期にはお肌が刺激に
弱くなっていたりなど
お肌の状態も違っていたりします。
すぐに何かピリピリ感じて、
“あ、ヤバいかも”と思って
原液利用をやめる分にはまだいいです。
それが良いことだと信じて、
知らず知らずのうちに身体の中に蓄積され、
ある日いきなり大好きだった香りを
身体が受け付けなくなる、、、という事もあります。
そうなったら、悲しいですよね
塗った後紫外線に当たると
お肌を黒く変色させてしまう
“光毒性”を持つ精油も、要注意。
ベルガモットやレモンなど、
圧搾法で採られた柑橘系に含まれる
フロクマリン類が原因で起こってしまうものです。
万人に好まれる香りを持つ精油たちで、
お肌のケアのためのアロマクラフトにも
使いたくなりますが、
更なるケアが必要になる可能性あり
なので注意が必要です。
ちなみに、水蒸気蒸留法で採られた柑橘類には、
この光毒性の原因となる成分は含まれてないので、
日中利用しても問題ありません。
勉強しなくても
楽しくアロマテラピーを利用することは出来ますが、
より安心&安全に精油を生活に
取り入れていくのであれば、
やはり一度きちんと学んだほうが良いと思っています。
少なくとも、入門編の本一冊くらいは
入手して読んだ方が良いのではないかなぁと。
今はとても見やすいアロマテラピーの本が
沢山出てますしね。
最近では、コチラとか
『最近読んでるアロマ本』でもご紹介してますが、
分かりやすくて初心者の方にもお勧めです。
そして、アロマを勉強した方でも新たな発見がありそうです。
やっぱり知識って、
自分を護る“盾”になると思うんですよね。
これはアロマテラピーに限ったことでは
ないと思うのですが。。。
きちんと学んで楽しく実践出来たら、
家族で嬉しいアロマライフがもっと広がるのでは
ないかと思います。
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