昨夜はティップネス宮崎台で
マットピラティスのグループクラスでした。
その中で、背骨の長さの正しい意識が
皆さんの動きの質を上げると感じたので
ブログでもシェアしてみたいと思います。
ご自身で触りながら再確認していただいたら
エクササイズ中の皆さんの動きの「質」が
ぐんと上がっていました。
背骨の長さを意識していただくにしても
お客様それぞれの認識が違っていたりすると
うまくピラティスエクササイズの成果を
引き出せなかったりもするんです。
人によっては頭の先から坐骨までを
〝背骨の長さ〟とイメージされる方もいるし
私もレッスンの中で「つむじから尻尾まで」という
キューイングを使うことがあったりもします
中心軸となる椎体を「背骨」ととらえて
いらっしゃる方もいると思うんです。
昨日は背骨の動きを引き出したかったので
背骨(脊柱)の関節(=動く部分)を
正しく認識していただくために
前方に位置している椎体ではなく
後ろ側で背骨の長さを確認しました。
背骨(脊柱)の一番上はどこか?というと
頚椎の3〜4番目あたり…だいたい
のどの裏側あたりか、顎の高さあたりだと
認識されている方が多いように感じます。
でも実際は、耳の穴の高さくらいに
頭蓋骨と頚椎の1番目の関節があります。
昨夜のレッスンではエクササイズに入る前に
後頭部の尖ったあたりのすぐ下と尾骨を
ご自身の指先で触っていただきながら
背骨の長さを正しく認識していただいた上で
マットピラティスをスタートしました。
そして、仰向け、側臥位、四足位など
どのポジションをとるときにも
「後頭部から尾骨まで」というキューイングで
ポジショニングや動きをナビゲートしました。
脊柱のアライメント(配列)や長さだけでなく
丸まる動きの可動性も増していたように思います。
冒頭にご紹介したレビューの中で
お客様も書いてくださっていましたが
身体が変わっていくって楽しい作業です。
そして身体が変わるためには
身体を正しく認知していることが
大切だったりするので
これからも解剖学的なまめ知識
ちょっとずつご紹介していきますね。
解剖学は知識として頭に入れるだけじゃなく
触って感じて身体で理解するのがおすすめですよ!
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