ピラティスに取り組むときの思考 〜痛みはエラーを知らせるアラートです〜 | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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なんと1週間ぶりの更新になってしまいました。あせる
こんなにお休みしたのはブログ開設以来
初めてのことかもしれません。


実は風邪をこじらせていました。
受験生の母失格な大失態です。悲しい
娘の前期入試日程はとりあえず終わりましたが
まだまだ受験生の母業は続きます。


ようやくピークを抜けて
レッスンに復帰したのが木曜日の夜。
金曜日にはマシンプライベートからの
フィットネスクラブからの夜オンライン、と
通常スケジュールを元気にこなせました。


やっぱり
健康って大事。


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元気があれば何でもできる

ってアントニオ猪木さんの言葉を

ほんまやなーとしみじみ噛みしめるのは
寝込んだあとの恒例行事です。知らんぷり


寝込んだときに夫が作ってくれた雑炊。
料理は全くできない夫ですが雑炊だけは私より上手い。



そんなこんなで更新がストップしている間にも
一定数の方がこのブログをご訪問くださったことを
アクセス解析から知りまして ありがとうございます!
これは以前にはなかった現象なので
やっぱりピラティスブームが来てるのだな~
とあらためて実感しているところです。


ずっとずっと
「みんなピラティスすればいいのに」
と言い続けてきた私ですが
もうそんなことをわざわざ言わなくても
ピラティスに興味をお持ちくださる方が増え
ならばそろそろ発信する内容も変えていかなきゃ
いけないよなーと感じている今日このごろ。


どう変えていけばよいのかは
まだ見えてこないので
とりあえず今回は、お客様とのやりとりから
皆さんもしかしたら誤解されてるかも
って思った話をシェアさせていただきますね。



痛みは「エラー」を知らせるアラート


レッスン前後のお客様との会話は
私たちインストラクターにとっても
気付きと学びの宝庫。


初心者さんはこんなお気持ちなんだなー、とか
ベテランさんはこんなふうに感じられるのか、とか
同じレッスンを受けても、経験値や習熟度によって
また嗜好や志向や思考によってもまちまちで
そのひとつひとつが私の〝データベース〟を
彩り豊かにしてくれるんです。


そんなやり取りの中で
まだまだ誤解が多いなーと感じるのが

 この動きをすると●●が痛くなる = ●●が弱い

という誤解。



ちなみに、怪我などの慢性及び急性の痛みは

今から書くことには当てはまりませんので

誤解なきようお願いします。

そういった痛みに関しては、私はいつも

専門医の受診をおすすめします。

受診して何もなければ安心できますしね。



で、今回書く話はあくまでも

ピラティスすると首が痛くなる」とか

テーブルトップが続くと太ももが痛くなる

というような種類の痛みのこと。



あー、この動きをすると

すぐにここが痛くなるのは

きっと私のここが弱いからよね…

もっと鍛えなきゃだわ!!

 
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こんなふうにお考えになるるお客様が多いなー

と感じて、この記事を書くことにしました。






ヘッドノッズというテクニックを取り入れると
痛みなく行えるようになる場合があります。


あるいは
・頭部を手でサポート
・胸椎の屈曲をツールでサポート
・胸郭のポジショニングを改善する
・呼吸の仕方を再確認する
などによって痛みが出なくなったりします。


腹斜筋を正しく働かせてから行なうことにより
痛みを感じることなくできたりします。
 

あるいは
・股関節や膝関節の角度を変える
・ひょいっと持ち上げず丁寧にコントロール
・正しく呼吸を使う
・脚を持ち上げるときの意識を変える
(上げ始める瞬間の、スイッチが入る順番を変える)
などで回避できることもあります。


つまりね
エクササイズ中に感じる痛みって

\ その動き方、間違ってるよ /

と身体がエラーを知らせてくれる
アラートピリピリなんです。




このアラートはエクササイズ中だけでなく
日常生活動作の中でもちゃんと鳴ります。気づき


そんなときは
「弱いから鍛えなきゃ」じゃなくて
「エラーを修正する」という方向に
思考をシフトしていただきたいなと思います。


そして、エラーを修正するためには
「正しい動き方」を知っている、あるいは
「正しい動き方を自分で探れる感性」が必要。


ピラティスは鍛えるために使うより
正しい動きの再学習と
身体感覚を高めるために
使うのがおすすめなんです。ニコニコ


特にマシンピラティスは
マシンが正しい動き方をガイドしてくれるので
初心者さんでも自然と正しく動けます。


ピラティスの場合、負荷をかけることが
マシンを使う真の目的ではありません。
そこを分かっているか否かによっても
実は身体の反応が変わったりします。上差し


ピラティスに取り組むときの思考が
「弱いから鍛えなきゃ」なのか
「エラーを修正する」なのかによって
ピラティスの効果(得られる成果)が
違ってしまったりもするんだってことをね
まずは知っていただくことが第一歩かな
と思ったので書いてみました。ニコニコ



 

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