ピラティスするとエアロビクスが上手くなる理由 | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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西村由美です

 

 


金曜日はフィットネスクラブのレッスン。

昨日は自分のマットピラティスのあと

エアロビクスのクラスに参加しました。



「エアロ1」という初級クラス。

ピラティスの指導はほとんど動かないので

運動不足解消のため時々参加してます。



こう見えて私、娘を妊娠するまでは

エアロビクスインストラクターでした。てへぺろ



でもたぶん、現役の頃よりも

今のほうがエアロうまいんじゃないかなー。

体型の劣化は置いといて。(笑)



今日はその理由を書いてみたいと思います。






ピラティスは元々

「コントロロジー」と呼ばれていました。



コントロロジー(Contrology)は

ジョセフ・ピラティスさんのによる造語。

Control(コントロール) + logy (学問)

「コントロールの哲学」なんて訳されます。



運動プログラムって何となく昔から

運動効果でカテゴライズされるので

ピラティスは

「コア(体幹)トレーニング」とか

「ファンクショナルトレーニング」とか

そんなふうに認識されている方が

多いのかもしれませんが



コントロロジーという名からもわかる通り

ピラティスの本質というか

その核となるのは

「コントロール」にあって



それをピラティスさんの著書の一節を

引用して説明すると


体と心を自分の意志でコントロールする能力を、同時に同等に発達させることが最優先すべき自然な法則であり、体か精神のどちらかを不均衡に(異常に、または標準以下に)発達させたり、または片方あるいは両方について軽視していると、理想的な体と心の獲得と維持という文明の第一の原則(生命の保全)を実現できなくなる...(後略)


 ということになり



身体の仕組み的に言い表すと

「脳-神経-筋機能のスムーズなつながり」

みたいな感じになるかなと思います。



あとこちら↓。

クリップ自分とつながる感覚 ~固有感覚とピラティス~



つまりね、簡単に言ってしまうと

ピラティスを続けていると

自分の意思の通りに(自在に)

身体が動かせるようになるので



例えば、ポーズを美しく、とか

動きをカッコよく、とかを

鏡を見ながら自分で修正できるし

それを何度も反復練習すれば

自動化(無意識化)していける

ということです。



ピラティスインストラクターの私が

エアロイントラ現役時代より

エアロがうまくなった理由はこれ。



ピラティスがダンサーたちに愛され

発展してきた理由もここにあるし

イチローなどのプロアスリートが

取り入れていた理由もそうだと思います。



モデルさんや女優さんが

ピラティスを好まれているのは

ボディメイク効果だと思われているけど

美しい所作を習得できることも

理由のひとつなんじゃないかなーって

私は思っています。



ちなみに私はピラティスを始めてから

毛筆が上手に書けるようになったと感じたし

そういう意味では

絵を描いたり楽器を奏でたり

もしかしたら歌ったり話したり

というパフォーマンス全般に

「コントロロジー」は有効といえます。



だからね

うまく踊れるように

なりたい人は

ピラティスするといいよー!



その場合、ガンガン鍛える系

コアトレ系のピラティスレッスンより

一見地味に感じるような丁寧なレッスンで

できればマシンピラティスがオススメです。






 

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