◇明珠在掌(めいじゅたなごころにあり) | 西村由美の武庫之荘ピラティスライフ・ログ

◇明珠在掌(めいじゅたなごころにあり)


西村由美≪水とピラティスが教えてくれること≫-SH350199.jpg


昨日、書初めをしました。

選んだ言葉は


明珠在掌

めいじゅたなごころにあり


禅の教えでは、人は生まれながらにして、

それぞれの曇りない宝珠(明珠)を持っている

といわれているそうです。

その宝珠とは、私たちの中にある本当の自分のこと。

世界中でたったひとつしかない、自分の持っている力のこと。


この言葉は、以前、引き寄せられるように近所の本屋で出会った

『ふっと心が癒される 禅のことば ~読んで癒され 書いて癒され~

という本で知りました。


 大切なことは、すべて自分の中に用意されています。

 自身の「明珠」を見つめ直せば、

 外に向かって求める必要すらないことに、気がつくのです。

力をつけよう、状況を良くしよう、とするとき、
私たちは「外」にそのための何かを求めてしまいがち。
でも、

 あなたの求めているものは、
 すでに、ここにありますよ。

と、この言葉が教えてくれました。

武器をたくさん手に入れたって、
結局それを使いこなすのは自分自身の力。
持ちきれないほどの武器を抱え込んでいたって、
それを使わなければ全く意味はない。
「自分磨き」とは武器をたくさん手に入れることではなく、
自分の中にすでにある「明珠」を磨くことなんですよね。

仕事も、家庭も、

能力も、容姿も、

こころも、からだも、

みんな一緒だと思います。



また私の中でピラティスとつながりました。



今年は、私の中の「明珠」見つけ、それを磨き

いつか輝かせるために力を注ぐ年にしたいと思っています。



===


余談ですが・・・

筆を持ち、墨で文字を書いたのは、

たぶん数十年ぶりです。

私は書道がめちゃめちゃ苦手でした。

ですが、今回は不思議なくらいに、

なめらかに書くことができたのです。

たぶんこれもピラティスのおかげではないでしょうか。

思いを込めて、一字一字丁寧に書いていると、

だんだん流れよく書けるようになっていきました。

自分の心と向き合いながら、筆の運びをコントロールする・・・

書道って、ピラティスにとてもよく似ているなぁと思いました。



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