◇明珠在掌(めいじゅたなごころにあり)
昨日、書初めをしました。
選んだ言葉は
明珠在掌
めいじゅたなごころにあり
禅の教えでは、人は生まれながらにして、
それぞれの曇りない宝珠(明珠)を持っている
といわれているそうです。
その宝珠とは、私たちの中にある本当の自分のこと。
世界中でたったひとつしかない、自分の持っている力のこと。
この言葉は、以前、引き寄せられるように近所の本屋で出会った
『ふっと心が癒される 禅のことば ~読んで癒され 書いて癒され~』
という本で知りました。
大切なことは、すべて自分の中に用意されています。
自身の「明珠」を見つめ直せば、
外に向かって求める必要すらないことに、気がつくのです。
- 力をつけよう、状況を良くしよう、とするとき、
- 私たちは「外」にそのための何かを求めてしまいがち。
- でも、
- あなたの求めているものは、
- すでに、ここにありますよ。
- と、この言葉が教えてくれました。
- 武器をたくさん手に入れたって、
- 結局それを使いこなすのは自分自身の力。
- 持ちきれないほどの武器を抱え込んでいたって、
- それを使わなければ全く意味はない。
- 「自分磨き」とは武器をたくさん手に入れることではなく、
- 自分の中にすでにある「明珠」を磨くことなんですよね。
仕事も、家庭も、
能力も、容姿も、
こころも、からだも、
みんな一緒だと思います。
また私の中でピラティスとつながりました。
今年は、私の中の「明珠」を見つけ、それを磨き、
いつか輝かせるために力を注ぐ年にしたいと思っています。
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余談ですが・・・
筆を持ち、墨で文字を書いたのは、
たぶん数十年ぶりです。
私は書道がめちゃめちゃ苦手でした。
ですが、今回は不思議なくらいに、
なめらかに書くことができたのです。
たぶんこれもピラティスのおかげではないでしょうか。
思いを込めて、一字一字丁寧に書いていると、
だんだん流れよく書けるようになっていきました。
自分の心と向き合いながら、筆の運びをコントロールする・・・
書道って、ピラティスにとてもよく似ているなぁと思いました。
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