呼吸からはじめるピラティスライフ

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50歳からの人生は「自分の呼吸」で歩きましょう。オーガニックな呼吸でWell-beingな毎日を。そんな思いやヒントになる情報、ピラティスインストラクターの日常を綴っています。>>>
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今朝の早起きピラティスでお客様にご提案したのは
目を閉じてピラティスすること。


早起きピラティスでは同じルーティンを
年中、毎日毎朝繰り返しています。
長い方は良くも悪くも〝慣れ〟ているので
ここらで脳と体に新しい刺激を!と思い
ご提案してみた次第です。


私たち現代人の毎日って
「視覚情報」にあふれています。


スマホやパソコン、タブレットなど
オンラインが普及してからは更に
体の本来の在り方やしくみを超えて
かなり目を酷使させられているはずなので
気が付かないうちにその弊害みたいなものが
脳にも体にも表れている気がしています。


そして、視覚情報優位な毎日を送っていることが
ピラティスの効果を妨げている可能性についても
考えてみる必要があるんじゃないかなと思います。






視覚って外側に情報を取りに行く感覚です。
意識が外側に向かいすぎていれば当然
内側に向かう「身体感覚」はおろそかになります。


「自分の身体を自分の身体として感じる、
  いわば身体のアイデンティティを
  もたらしている」
「固有感覚というのは身体の中の
  目みたいなもの」
という文章をご紹介しました。
この記事にはこんなことも書いています。
 

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という五感が
「外側」からもたらされるものだとしたら
固有感覚は「内側」にあるもの。

【固有】という言葉の意味を調べてみると

1.他から与えられたのではなく、もとからあること。
2.そのものだけにあること。特有。

と書かれています。

つまり固有感覚は
自分の中に元からある自分特有の感覚
と捉えることもできます。


これがピラティスとどうつながるのか

についても私の考えを書いていますので

よかったらお時間があるときにでも

リンクの記事もお読みになってみてください。





目を閉じてピラティスすることによって
「体の内側の目」を充分に働かせることが
できます。


視覚って「早い/速い」んです。
一方の体感覚は「遅い」。


動作が速くなってしまいがちな方は
視覚優位な方が多い気がします。


そして、速い動作を担当するのは
グローバル・モビライザー
いわゆるアウターマッスルです。


ということは
視覚ばかりに頼りがちになると
アウターマッスルを酷使しがち
という仮説を立てることができます。


体の緊張感、疲労感が抜けないという方は
もしかしたら目を酷使しているのかもです。





瞑想や坐禅、マインドフルネスなどでも
目を閉じますよね。
目を開けているよりも閉じたほうが
今この瞬間に意識を集中できるからです。


ピラティスの原理原則といわれるものの中にも
「集中」というキーワードもあります。


動きのルーティンが頭に入っているなら
目を閉じてピラティスすることで
次のステップに進むことができるかもなので
よかったら試してみてくださいね!




 

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