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平成２４年１０月２６日、茨城県内の愛郷市民団体『風雲塾』（石島好二塾長）による勉強会が埼玉県さいたま市の『市民会館おおみや』にて開催されました。
尖閣諸島をめぐる中国や竹島を不法占拠する韓国との事実上の戦争状態、未だ完全復興の糸口が見つからない東日本大震災の爪痕、想定外の首都直下型大地震の恐怖・・・などなど、まさに風雲急を告げる状態にある中で、同塾が初めて埼玉県内で開催した勉強会に筆者（有門大輔）も参加・拝聴してきましたので以下にお知らせします。
なお、同塾の勉強会は茨城県内では３０回以上も開催され、ＢＬＯＧ『日本よ何処へ』でも取り上げられたことがあります（下記アドレスご参照）。
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52586931.html
開会にあたり挨拶をする石島塾長
「国とはまず個人があって家族があって地域があって、そして社会があって成り立っています。個々人が前向きで強い志を持っていれば、やはり国そのものも強くなってくると思うのです。
風雲とは龍が雲の間を疾風の如く駆け巡って、目が眩むほどの高さまで昇ったことに由来します。まさに、そういった風雲の志を持った個々人が国を成り立たせるべき時に来ています」
個々人が何の志もなく、ただ彷徨うような生き方はやはり国や社会の在り様に反映されるもの。個々人が前向きで強い志・・・そのような個々人の思いが必ずや国家を再生させることでしょう。
石島塾長が同塾の最高顧問であられる篠原節（しのはら・たかし）先生と出会ったのは２７年前。以来、篠原先生を師と仰いで、４年前に塾を創設。風雲塾の名付け親でもある篠原先生はかつて筆者も属した『国家社会主義者同盟（民族思想研究会の後身団体＝現在はいずれも解散状態＝）』の代表でした（なおＢＬＯＧ『日本よ何処へ』の瀬戸弘幸主宰は当時、副代表）。そうした関係から今回、筆者も勉強会にお招き頂いた次第です。
塾長に続いて挨拶をしたのは篠原最高顧問。
「中国では既に尖閣諸島への観光ツアーが企画されています。すぐに行けるのかと言いますと、中国の旅行業者は『８年後に尖閣ツアーが実現します』と言う。即ち現在、中国は最長でも８年以内に尖閣諸島を日本から奪い、自らの手中に収める国家戦略・軍事プロジェクトを実行中であり、何らかの策を仕掛けてくるであろうことが予想されるなど、まさに今、日本は苦境に立たされているわけであります」
中国の軍事プロジェクトは既に実行されています。日々沖縄近海や尖閣近海に中国艦船が出没していますが、長くても８年以内、早ければ４～５年のうちには尖閣は名実ともに中国の手中に入る？ことを意味していると言えるでしょう。
続いて篠原最高顧問は、第２次世界大戦直前の欧州の様子について次のように述べられた。
「当時、ドイツの近隣国であったフランスやイギリスはナチスのチカラを恐れ、経済交流を活発化させることでドイツを刺激するのをやめよう、ドイツと荒波を立てないでおこうとする経済優先の対ドイツ融和政策を採ったわけであります。
まさしく今の日本の政財界が中国に対して『経済交流を活発化させよう』『（中国が）嫌がることはやめよう』『刺激しないでおこう』とやっている状況と似通っているわけであります」
それ（融和政策）が日本への軍事行動（沖縄・尖閣沖）となって返ってきているわけですな。
なお、篠原顧問は風雲塾の命名について、かつて師事していた戦後右翼の大物・白井為雄先生（故人）を通じて知己を得た、これまた戦後右翼の巨頭・児玉誉士夫先生（故人）から頂いた書物に「家族のためには汗を流せ、友のためには涙を流せ、国のためには血を流せ」と書かれていたことを紹介しました。
まさに今、家族のために汗、友のために涙、国のために血を流せる風雲の志を持った人材の育成が急務との観点から風雲を塾名に用いたことを述べられました。
最初に講演したのは初代タイガーマスクで風雲塾特別顧問の佐山サトル氏。
佐山氏はかつてヨーロッパに共産主義なる妖怪が出現して、それが現代では「グローバリズム」に名を変えた同じ妖怪が徘徊していることを喝破。ともにユダヤ主義が作り出し、それが世界を席巻する打倒すべき魔物だという現実を力説。
勉強会の途中で聴講生に振る舞われた「田吾作弁当」が机上を華やかに。
続いては中村明龍女史の講演。「高野山真言宗阿闍梨」と紹介されていましたが、無学・無知な筆者には何のことだかサッパリです。
かつてダンサーとしてご活躍されるなど、興業で篠原最高顧問と親交のあった中村女史は「ナイフは人を殺傷する凶器にもなれば、料理を振る舞ったり果物を切って分け与えたり、人と人を結ぶ道具にもなり得る。皆様が持たれている潜在能力を国にとっても個人にとっても良い方向へ使って頂きたい」として潜在能力を引き出す瞑想セミナーとなりました。
篠原最高顧問の旧知の土建業者ら約５０名が参集した勉強会は盛会のうちにお開きとなりました。
：追伸
今回の記事は、方々のサイト荒らしとＢＬＯＧ日本よ何処へ主宰および筆者への付きまといで知られる荒らし常習犯で、自称・長州藩の工作員「ＳＨＩＮこと岡田信幸」にとって戦後右翼の大物に触れるなど、飛び跳ねて喜びそうな話題を提供してやったぞ（苦笑）。
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